先月の記事「確かに内容が気になる」で、gooランキングの「内容が気になる絵本のタイトル・ランキング」というのを紹介した。何れもインパクトの在るタイトルで笑ってしまったが、今回は矢張りgooランキングで取り上げられていた「内容が気になる“ビジネス書のタイトル”ランキング」を紹介する。
*********************************
「内容が気になる“ビジネス書のタイトル”ランキング」(1月10日、gooランキング)
1位: 「35歳になったらマクドナルドでバイトしろ!」(65票)
2位: 「なぜ、白ヤギの手紙は黒ヤギに読まれなかったのか?」(59票)
3位: 「なぜグリーン車にはハゲが多いのか」(58票)
4位: 「パンツを脱ぐ勇気」(54票)
5位: 「なぜ世界でいま、『ハゲ』がクールなのか」(47票)
6位: 「成功する人は缶コーヒーを飲まない『すべてがうまく回りだす』黄金の食習慣」(46票)
7位: 「バカの話は必ず長い」/「営業マンはパンツを脱げ!-お客が思わず買ってしまうセールスの極意」(44票)
9位: 「即答するバカ」(43票)
10位:「あ、『やりがい』とかいらないんで、とりあえず残業代ください。」/「寅さんは税金を払っていたのか?」(40票)
*********************************
「内容云々以前に、実際に本を手に取って貰わないと。」という事で、「先ずは“耳目を惹くタイトル付け”を。」となるのだろう。10位に入った「寅さんは税金を払っていたのか?」の著者・大村大次郎氏は元国税局調査官という経歴から、金銭に関する本を十数冊上梓しているが、「無税国家のつくり方 ~税金を払う奴はバカ!②~」等、中身が気になるタイトルが多い。
今回のトップ10を見ると、「ハゲ」や「バカ」という他者を揶揄したり、攻撃的な言葉を使った物が目立つのが気になる。そういう時代なのだろうけれど・・・。
中身を読んでいないので「ビジネス書」なのかどうかは判らないけれど、此処数年の間に書店で見掛け、「何だ此れは!?」と思った本のタイトルを挙げると、トップ10以外では次の2冊が。
【「前田敦子はキリストを超えた: <宗教>としてのAKB48」】
【「成功する人は生姜焼き定食が好きだ」】
生姜焼き定食は好きな自分。でも、成功はしていないのだけれど・・・。