ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

一番多いチームは13人

2015年11月04日 | スポーツ関連

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「チームの顔が・・・FA流出が多い球団は何処?」(11月3日、ベースボールキング

 

10月30日からFA権の申請手続きがスタート。本格的にストーヴ・リーグが幕を開けた。1993年オフから導入されたFA制度を利用して、此れ多くの選手が移籍している。其処で、FAによる流出が多い球団を見て行きたい。

 

此れ迄最も流出している球団は、西武の13人。1994年オフにダイエー移籍した工藤公康始め清原和博和田一浩涌井秀章等が他球団へ移籍。松井稼頭央中島裕之内球団では無く、活躍の舞台を海外へ移している。又、土肥義弘はFA権を宣言し、独立リーグプレーした。オフはFA権を持つ炭谷銀仁朗渡辺直人等が残留表明している。

 

2位は日本ハムの11人。昨年オフ迄はソフトバンクオリックス阪神と並び9人で2位だったが、大引啓次小谷野栄一がFA移籍した事により、単独2位となった。日本ハムは此れ迄、片岡篤史小笠原道大森本稀哲等が移籍している。今オフは国内FA権を取得した大野奨太矢野謙次が残留を発表した。

 

又、FA流出が最も少なかったのは、2004年に球団が消滅した近鉄と2005年に新規参入した楽天の3人。楽天は岩隈久志福盛和男の2人がメジャーへ挑戦し、藤井彰人は阪神へ移籍した。

 

FAによる流出選手が多い球団ランキングは、以下の通り。

 

◆FAによる流出選手が多い球団ランキング(2014年オフ終了時点

1位:西武(13人)
工藤公康/石毛宏典/清原和博/松井稼頭央/豊田清/和田一浩/土肥義弘/細川亨許銘傑帆足和幸/中島裕之/片岡治大/涌井秀章

 

2位:日本ハム(11人)
河野博文/片岡篤史/岡島秀樹/小笠原道大/建山義紀藤井秀悟/森本稀哲/田中賢介鶴岡慎也/大引啓次/小谷野栄一

 

3位:ソフトバンク(9人)
武田一浩/工藤公康/若田部健一村松有人城島健司杉内俊哉和田毅川崎宗則山崎勝己

 

3位:オリックス(9人)
石嶺和彦山沖之彦中嶋聡木田優夫星野伸之田口壮加藤伸一日高剛寺原隼人

 

3位:阪神(9人)
松永浩美仲田幸司新庄剛志藪恵壹野口寿浩藤本敦士藤川球児平野恵一久保康友

 

6位:ヤクルト(8人)
広沢克己吉井理人川崎憲次郎高津臣吾稲葉篤紀石井一久五十嵐亮太相川亮二

 

6位:巨人(8人)
駒田徳広松井秀喜小久保裕紀上原浩治高橋尚成鶴岡一成サブロー/小笠原道大

 

6位:中日(8人)
落合博満前田幸長野口茂樹福留孝介川上憲伸中村紀洋小池正晃中田賢一

 

6位:DeNA(8人)                      佐々木主浩小宮山悟谷繁元信門倉健/相川亮二/内川聖一村田修一金城龍彦

 

10位:広島(7人)
川口和久江藤智金本知憲黒田博樹新井貴浩
高橋建大竹寛

 

11位:ロッテ(6人)
田村藤夫小林雅英薮田安彦橋本将小林宏之成瀬善久

 

12位:楽天(3人)
藤井彰人/福盛和男/岩隈久志

 

12位:近鉄(3人)
金村義明山崎慎太郎大村直之

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「FAによる流出選手」という事では、一番少ないチームがゴールデンイーグルス及び近鉄バファローズで在ろう事は想像出来たが、意外だったのはカープの10位。イメージ的には、もっと多い感じがしていたので。

 

先月、「『2005年度ドラフト会議』で指名された選手達の顔触れを見ていたら・・・」という記事で、「2005年度ドラフト会議」で指名された選手の内、何の位が現役を続けているのかを紹介した。現役率の低さは、以下の通りで在る。

 

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「『2005年度ドラフト会議』で指名された選手の現役率の低さランキング」

 

1位:ライオンズ(28.5%)

2位:ホークス/ジャイアンツ(36.3%)

4位:マリーンズ/カープ(37.5%)

6位:ドラゴンズ(41.6%)

7位:タイガース(50.0%)

8位:ゴールデンイーグルス(54.5%)

9位:バファローズ/スワローズ(57.1%)

11位:ベイスターズ(60.0%)

12位:ファイターズ(66.6%)

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飽く迄も「2005年度」という“1年間”だけのデータでは在るが、「現役率の低さ」で1位だったライオンズが、「FAによる選手の流出」でも1位というのは興味深い。

 

でも、「現役率の低さ」で最下位(→現役率が最も高い)のファイターズが、「FAによる選手の流出」ではライオンズに次いで2位と高いのだから、「『現役率の低さ』と『FAによる選手の流出』との間には、直接的な関係性が無い。」のだろう。


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