goo-ギボウシブログ  オリジナルギボウシの追求がテーマです

ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
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ギボウシの育成

2009-12-14 14:00:00 | Weblog

 今日は午前中は好く晴れていたが、現在は雲が広がって来ました。 但し雨は降らない予報です。  

         
 今日も過去の画像を振り返り紹介します。  やはり径時変化を見て見ましょう。  覆輪の色の変化の様子です。  

 こちらは秩父系岩ギボウシの〔大観〕と言う品種です。  この画像は出芽から葉が展開した頃の状態で、まだ葉がやや柔らかい感じがします。  この時点では黄大覆輪でお気に入りの色です。  4月24日撮影の画像です。   

 こちらは今年の展示会の時の画像です。  この時点では極黄大覆輪でとても美しい状態です。  5月31日撮影の画像です。 

 こちらは芽数が2本から1本に変化していますが、これだけのボリュームがあれば観賞出来ます。  ゆっくり覆輪の色が、白く変化しています。 6月23日撮影の画像です。  

 こちらは花芽が上がって来た状態です。  覆輪の色は純白に変化しました。  9月15日撮影です。  この様に覆輪の色がその時々で少しづつ違っていますが、それぞれに美しく観賞出来ると思います。  


 こちらは本日撮影の岩ギボウシの実(種)です。  接写の画像ですので、大きく見えますが、左のメジャーを見れば、大きさが理解できると思います。  上の段の種も下の段も、同じ兄弟の種です。  
翅(はね)が付いている物と、ほとんど無い物が有りますが、この違いは、莢(さや)の中のどの位置に有ったかの違いで、発芽力の違いは無いと思います。  
ただ自然界で考えた場合は、風の力でより遠くに飛ばされるのは、下の段の種だと
言う事になるでしょう。  
自然界では毎年この様な種が、風に飛ばされて山の中に蒔かれているという事なのです。  
但し、山の中で発芽して生育できるのは、殆んど奇跡に近い確率だと思います。  
その様な確率の中で育った個体が、殆んど垂直に近い岩壁等に着いて自生しているのです。  
以上の様な事を踏まえて考えた場合、人為的に種を蒔いて発芽させると言う事は、自然界に比して圧倒的に発芽確率が高いと思っています。  
たくさん発芽させれば、その中には時々良いものが出現するという事になるのです。  
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』ですかね~!(笑)  

       

コメント
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