THE VOICES
2014年
アメリカ
103分
コメディ/犯罪/サスペンス
PG12
劇場公開(2015/09/19)
監督:
マルジャン・サトラピ
出演:
ライアン・レイノルズ:ジェリー・ヒックファン
ジェマ・アータートン:フィオナ
アナ・ケンドリック:リサ
ジャッキー・ウィーヴァー:ウォーレン博士
<ストーリー>
ジェリー・ヒックファンは工場に勤める風変わりな青年。喋るペットに唆されながら、裁判所が任命した精神科医・ウォーレン博士の助けを借り、彼は真っ当な道を歩もうとしていたが…。
-感想-
2014年
アメリカ
103分
コメディ/犯罪/サスペンス
PG12
劇場公開(2015/09/19)
監督:
マルジャン・サトラピ
出演:
ライアン・レイノルズ:ジェリー・ヒックファン
ジェマ・アータートン:フィオナ
アナ・ケンドリック:リサ
ジャッキー・ウィーヴァー:ウォーレン博士
<ストーリー>
ジェリー・ヒックファンは工場に勤める風変わりな青年。喋るペットに唆されながら、裁判所が任命した精神科医・ウォーレン博士の助けを借り、彼は真っ当な道を歩もうとしていたが…。
-感想-
えーっ!ジャンルはホラーじゃねぇんだ。
ピンクを基色としてポップな雰囲気は初っ端から出ているけど、内容自体は滅茶苦茶危ないデンジャラスゾーンど真ん中を突っ走る相当のヤバさ。
クレイジー通り越してキチガイサイコキラーが主人公なんだもんなぁ。
猫と犬とお喋り出来るて一見楽しそうに感じるけど、実は精神障害からきた妄想。
要は主人公の頭の中に語りかけてくる天使と悪魔を猫と犬に置き換えているだけなんだよね。
精神科医から処方された薬を飲めば“声”は聞こえなくなるようだが、主人公は孤独になるのが嫌だから密かにそれを拒否。
すると猫(悪魔)が囁き掛けて来る訳よ。
「殺しちゃいなよ~」てね。
殺した女性は首から上以外は細かく解体してタッパ等に貯蔵。
というか無造作に部屋の中に置きっぱ。
主人公視点だと部屋内は綺麗に整頓されて描かれるけど、彼以外の者が足を踏み込むとそこは血塗れの地獄絵図。
女性従業員が次々に姿を消すものだから不審に思った同僚の男性が主人公が怪しいと睨み彼の家へと勝手に進入した事が運の尽き、猛ダッシュで部屋から飛び出しオエェェェーーー!
そりゃあこんな現場見たら吐くわ。
で、警察に通報されて主人公の命も終了。
こんな話だけど、最後はとっても明るい。
彼の行為を理解してくれる犠牲者達がイエス様挟んで全員で取り囲み、皆で仲良くやっていきましょ!と和気藹々。
主人公としては死んでようやくハッピーになれたという、孤独と苦悩からの解放をブラックなユーモアで綺麗に?纏めてきていて、事の顛末としてはこれで良かったのかなと妙な気分、納得感を齎されちゃいました。
実際にも殺人を犯した犯人に対して精神病持ちが原因とか良くニュースや新聞で言われたり書かれたりしていますけど、この映画はそういった者がどういう精神状態に置かれて殺人を起こすのか、重ねていくのかを一般人に理解を示す形として描きたかったのかもしれないなぁ。
精神異常者が突然引き起こす怖さ、その病気を持つ人間との関わり見極め方、医師の対処法。
作品の中から学ぶ事は多いと思う。
決して恵まれてはいない生い立ちの中での初めて殺人に手を染める時、そこから変わる人格、社会復帰してからの生き方、ちょっとした事で人を殺す快感を再び目覚めさせてしまう経緯と少し同情する部分が主人公にはあるけども、誰かが常に優しく傍に付いていればこういう悲劇には見舞われなかったんだろうな、闇に飲み込まれたら御終いだと言うのが暴走の制御を不能にしてしまう大きな一因。
怖い話でもあり悲しい話でもあり。
てかやっぱコメディじゃないよ全然笑えないもんよ。
ライアン・レイノルズの狂気の演技からしてホラーだよこれ。
評価:★★★☆
16/06/26DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2016-02-02
メーカー:ポニーキャニオン
オフィシャル・サイト(日本語)
SPOOKS: THE GREATER GOOD
2015年
イギリス
104分
アクション/サスペンス
劇場公開(2016/01/30)
監督:
バハラット・ナルルーリ
出演:
ピーター・ファース:ハリー・ピアース
キット・ハリントン:ウィル
ジェニファー・イーリー:ジェラルディン
エリス・ガベル:アデム・カシム
ヒュー・サイモン:マルコム・ウィン=デイヴィース
<ストーリー>
護送中に逃走したテロリスト・カシムを追う英国情報局保安部・MI5のウィル。捜査を進めるうち、ウィルはMI5とカシムに関わりがあることを突き止める。
-感想-
2015年
イギリス
104分
アクション/サスペンス
劇場公開(2016/01/30)
監督:
バハラット・ナルルーリ
出演:
ピーター・ファース:ハリー・ピアース
キット・ハリントン:ウィル
ジェニファー・イーリー:ジェラルディン
エリス・ガベル:アデム・カシム
ヒュー・サイモン:マルコム・ウィン=デイヴィース
<ストーリー>
護送中に逃走したテロリスト・カシムを追う英国情報局保安部・MI5のウィル。捜査を進めるうち、ウィルはMI5とカシムに関わりがあることを突き止める。
-感想-
なに!?裏切り者がいるって?!
マジか、MI5最低だな。
そりゃこんなことしてたらキャメロン首相も嘆いて辞任表明するわな←関係ないと思うの
その裏切り者を一匹狼のハリーと部下のウィルが探るってな話なんですが、んなもんアイツしかおらんやろて勝ち誇った顔で観てたらてんで的外れだったでごわす。
どいつもこいつも私欲と昇進の為にて事で、とことん予想を裏切ってくれる展開は中々にハマる。
ちょっと遣り過ぎな感は否めないが、観客の推理をドヤ顔で外させる意味ではこういう思い切ったどんでん返し連発も時には必要なのかもしれない。
いや~しかしまさかテロリストの首謀者が最後にあそこへ堂々と乗り込んで来るとは話の無茶さに恐れ入りました。
そうそう無茶さと言えば、防弾ガラスで部屋を囲んでいるんだけど、ウィルが一旦内から施錠すると外からは入れないのを知った上で手榴弾のピンを抜き、テロリスト諸共ガラスに叩きつけて爆発させ穴を開けちゃうやり口に、一瞬唖然としたが咄嗟の判断でこれが出来るなんて天才か!と私の中で一気に話題に。
冷静さと頭の回転が良くないと凡人には到底思いつかない行動ですわ。
初めの方は一見頼り無さそうなハリーだったけど、後日談の姿なんて別人の様にカッコ良いのな。
意外と面白い作品でしたが、元は10シーズンも続いた人気ドラマだったんですね。
今回映画化するにあたりスタッフ、キャストを一新して製作された様で、私みたくドラマ版観ていない方でも十分に内容が理解出来る優しい作りにはなっているので御安心を。
本作は地元イギリスで爆発的な大ヒットを飛ばしたみたいですが、ドラマ版も10シーズンも長く続いた位だから相当楽しめる内容なのかもしれない。
シリーズ初見でこちらが気に入った方はドラマ版の方も頭の片隅に押さえて置いて暇な時に鑑賞してみるのも良いかもしれませんね。
私は時間に余裕が無いのでパスしておきます(笑)。
評価:★★★☆
16/06/25DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-06-03
メーカー:インターフィルム
関連作:
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン1)(2002)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン2)(2003)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン3)(2004)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン4)(2005)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン5)(2006)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン6)(2007)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン7)(2008)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン8)(2009)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン9)(2010)』
『MI-5 英国機密諜報部(シーズン10)(2011)』
『SPOOKS スプークス/MI-5(2015)』(続編劇場版)
2016年
日本
74分
ホラー/アクション
R15+
劇場公開(2016/02/20)
監督:
山口ヒロキ
原作:
三家本礼『血まみれスケバンチェーンソー』
出演:
内田理央:鋸村ギーコ
山地まり:碧井ネロ
佐藤聖羅:爆谷さゆり
玉城裕規:怨憎(はんぞう)
<ストーリー>
解体屋の娘に生まれ、天涯孤独に生きる正真正銘の無頼派スケバン・鋸村ギーコと、彼女に恨みを持つマッド・サイエンティスト、碧井ネロが放つ刺客たちとの戦いを描く。
-感想-
日本
74分
ホラー/アクション
R15+
劇場公開(2016/02/20)
監督:
山口ヒロキ
原作:
三家本礼『血まみれスケバンチェーンソー』
出演:
内田理央:鋸村ギーコ
山地まり:碧井ネロ
佐藤聖羅:爆谷さゆり
玉城裕規:怨憎(はんぞう)
<ストーリー>
解体屋の娘に生まれ、天涯孤独に生きる正真正銘の無頼派スケバン・鋸村ギーコと、彼女に恨みを持つマッド・サイエンティスト、碧井ネロが放つ刺客たちとの戦いを描く。
-感想-
私に追試を受けさせろ~!
解体屋の女子高生ってどないやねんw
いかにも漫画原作の設定らしさが可笑しい。
下駄履いて常時チェーンソー持っているけど、すっげぇ走り難そう(笑)。
パンツめっちゃ食い込んでいるやん。
実はこれふんどしなんだとか。
「血まみれスケバン」で画像検索したらこんなのが出てきたので。
序でに主役の内田理央って普段はどんな容姿なんだろってこちらも画像検索してみたら、そこそこ可愛くてビックリした。
原作に従いキャラに成りきってのこのメイクなんだろうけど、余りにも濃すぎるから映画内でのスケバン内田理央には全然萌えず残念。
それにしても年齢高めな学生ばかり出てくるのな。
特に男子学生なんておっさんばっか。
女子学生も高校生じゃねぇだろてのが多かったけど、まぁまぁそこは大目に見てあげてもいいでしょう。
そんな中にネロの改造でアームミサイルを発射したりする手下の爆谷さゆりて言うキャラクターが出てくるんですが、これを演じている佐藤聖羅てちょっと前までSKE48に在籍していたあの佐藤聖羅だよね?
前髪で目元が隠れているのでキャストロール観るまで気付かなかったんだけど、アイドル辞めて何やってんねん、て改めて彼女の出演シーン見直して頭が混乱。
何か他の作品で目撃した事のあるシチュエーションだけども、ね?佐藤聖羅ヲタが観たら、おいおいってツッコミたくなるでしょ、こんなん見せられたらw
あんまSKEには詳しくはないけど、そこそこ人気のあったメンバーだったような記憶が。
脱アイドルを目指しているとは言え、チャレンジャーだよなぁ。
キャストの事ばかりに記事を費やしてしまったけれども、作品としてはスケバンギーコがチェーンソー振り回しながらネロの刺客を殺しまくるスプラッターアクション。
中盤までは結構イケイケな感じでちょっと楽しかったんだけど、それ以降急激に展開が減速しちゃうんだよねぇ。
ネロがギーコを目の敵にしている理由とかの回想シーン、会話シーンが大半を占めていて前半の勢いは何処に行っちゃったの?て位に画面が大人し過ぎる。
チェーンソーもパワーアップさせるのなら、スプラッターもパワーアップさせて欲しかったし、ハイライトとなるチェーンソーVSチェーンソーも面白味や迫力が不足していてイマイチ。
おっぱい要員でもある女忍者なんてのも殺られ方とかが中途半端。
チェーンソーをパイズリする発想は買うけど、その後よ、後。
どうせ脱がすのならお色気をもっと前に出さないと・・・てか不細工だなこの女優。
途中からギーコの仲間になるメガネっ娘くらいの可愛らしい女優さんなら不満は出なかったかもしんない(欲張り過ぎかな)。
自分的に盛り上がったのはギーコが佐藤聖羅と戦う所までかなぁ。
尻窄みが惜しい。
けど、褒める部分もあって、これなんか上手い事作っているなぁと感心はした。
逆にチェーンソーで首をガガガッと斬る場面はモロに人形でそこは下手だなと、そういう意味でも全体的に良い部分と悪い部分が極端にはっきりしていて、決して大作にはなれない限りなくインディーズな作品として落ち着いちゃっているのがB級監督としての限界なのかもしんないね。
評価:★★
16/06/24DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-06-22
メーカー:バップ
オフィシャル・サイト
関連作:
『血まみれスケバンチェーンソー(2016)』
『血まみれスケバンチェーンソーRED 前編 ネロの復讐(2019)』
『血まみれスケバンチェーンソーRED 後編 ギーコの覚醒(2019)』
切り株画像はこちら
【ネタバレ注意】
スケバンギーコに襲い掛かる改造人間には情け無用のチェーンソー切り株成敗。
グロくは無いが、生首がベラベラ喋ったりと作りが丁寧なのは好感が持てる。
切り株度:(2/5)
レヴュー:『血まみれスケバンチェーンソー』
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スケバンギーコに襲い掛かる改造人間には情け無用のチェーンソー切り株成敗。
グロくは無いが、生首がベラベラ喋ったりと作りが丁寧なのは好感が持てる。
切り株度:(2/5)
レヴュー:『血まみれスケバンチェーンソー』
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