現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

ロッキー・ザ・ファイナル

2007年04月22日 | 映画
妻・エイドリアンを癌で亡くし、息子のロバートは社会人として自立して生活している。ロッキーは小さなイタリアンレストランのオーナーをしながら一人寂しく暮らしていた。

妻の命日に墓参りをし、義兄のポーリーと共に思い出の場所を巡るドライブをする。妻のいない寂しさに耐え切れないロッキーは、その胸の奥で燻っている情熱を再燃させ、もう一度ボクサーとしてリングに立つ決意をする。

… …

何故今更ロッキーを復活させるんだろうという思いもありつつ、劇場へ足を運んだ。その答えは映画の中に詰まっていた。シルベスター・スタローンのロッキーへの思いの全て。自分に今出来ることに対して全力を尽くそうとするロッキーの姿がそこにあった。

冒頭のエイドリアンとの思い出を回想するシーンですでに泣きが入り、ロッキーの思いがそのまま入ってくる感じがした。

復帰して現役ヘビー級チャンピオンと戦うという展開から、ロッキーは今も尚強いとか、ロッキーはまだ死んでないというようなテーマなのかと思っていたけど、そうではなかった。

強さの追求とかじゃなく、ロッキーという人間の「NEVER GIVE UP」の精神を貫く姿勢。それを見せたかったんだなぁと思う。

少しの疑問を持ちながらの鑑賞だったけど、観て良かった。
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名探偵コナン 紺碧の棺

2007年04月22日 | 映画
女海賊が残した財宝が眠るということで有名になった神海島へレジャーにやって来たコナン一行。そこには財宝を狙うトレジャーハンターも来ていた。

島の観光局が企画した宝探しゲームに参加していたコナン達少年探偵団。一方、スキューバダイビングを楽しんでいた蘭と園子は、近くで潜っていたトレジャーハンター達がサメに襲われている現場に遭遇していた。

蘭達を心配して病院に駆けつけたコナンは、これが事故ではなく事件であることに気付く。一体誰が何の為に?そして、トレジャーハンターが狙う女海賊の財宝は本当にあるのだろうか。

… …

事件の謎解き要素はやや少なく、海賊の財宝探しも今一つ物足りなかった。コナンという作品自体の面白さに助けられているという印象。面白くなかったというわけではなく、劇場版の過去の作品と比べて並くらいだった。

今回は、二人の女海賊になぞらえて、蘭と園子の友情にもスポットを当てていた。どうせなら、そんなキャラじゃないでしょって言いたいくらい園子を活躍させちゃっても良かったんじゃないかなぁと思う。

コナンの映画を観ていると、エンディングテーマで誰も席を立たないのが気持ち良くて仕方ない。これもコナンという作品自体に助けられてるところの一つかも。
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