小学校卒業と同時に離れ離れになってしまった遠野貴樹と篠原明里。親の転勤での引越しと転校には慣れっこで、体が小さく病気がちのため自然と読書が好きになった。互いに似ている二人が仲良くなり、その関係がずっと続くと思っていた。
どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。
貴樹が離れ離れになってしまった明里に会おうと、大雪でダイヤが乱れた電車を乗り継いで行く第一話「桜花抄」。
貴樹が転校して行った鹿児島で、彼のことを思い続ける花苗の視点から描かれた第二話「コスモナウト」。
二人が大人になり、まさに今を生きているその1シーンをフラッシュバックのように切り出した第三話「秒速5センチメートル」。
貴樹を軸に独立した3本の短編で構成された連作短編映画となっている。
… …
この映画を観ようと思ったきっかけは、山崎まさよしの「One more time, One more chance」が主題歌として使われていたからだった。山崎まさよしの曲を普段はあまり聴かないけど、この曲の世界観が凄く好きで、劇場予告でこの曲が使われていたのが印象的だった。
写真はそのとき劇場に置いてあった宣伝広告。
第一話、第二話では、それぞれの時代を切り出して物語が進んで行くため、世界観が分かりやすかった。それに比べて、第三話では第二話から突然時間が飛んでいるためか、よく分からないうちに終わってしまった印象が強い。
現実が舞台になっている分、二人の物理的な距離感と精神的な距離感がよりもどかしく感じた。
どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。
貴樹が離れ離れになってしまった明里に会おうと、大雪でダイヤが乱れた電車を乗り継いで行く第一話「桜花抄」。
貴樹が転校して行った鹿児島で、彼のことを思い続ける花苗の視点から描かれた第二話「コスモナウト」。
二人が大人になり、まさに今を生きているその1シーンをフラッシュバックのように切り出した第三話「秒速5センチメートル」。
貴樹を軸に独立した3本の短編で構成された連作短編映画となっている。
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この映画を観ようと思ったきっかけは、山崎まさよしの「One more time, One more chance」が主題歌として使われていたからだった。山崎まさよしの曲を普段はあまり聴かないけど、この曲の世界観が凄く好きで、劇場予告でこの曲が使われていたのが印象的だった。
写真はそのとき劇場に置いてあった宣伝広告。
第一話、第二話では、それぞれの時代を切り出して物語が進んで行くため、世界観が分かりやすかった。それに比べて、第三話では第二話から突然時間が飛んでいるためか、よく分からないうちに終わってしまった印象が強い。
現実が舞台になっている分、二人の物理的な距離感と精神的な距離感がよりもどかしく感じた。