ハンガリーのブダペストで行われている世界柔道は6日目。
男子100㎏級、100㎏超級と女子78㎏超級が行われた。男子100㎏級には羽賀龍之介選手、ウルフアロン選手、男子100㎏超級には原沢久喜選手、王子谷剛志選手、女子78㎏超級には朝比奈沙羅選手が出場した。
リオ五輪メダリストの羽賀選手、原沢選手の活躍を期待していたのだが、勝ち上がったのはウルフ選手と朝比奈選手の2名。順調に決勝まで進出した。
ウルフ選手は先に指導をもらう苦しい展開だったが、指導差2つのまま延長戦へ突入すると、相手の体制を崩して大内刈りを決め、金メダルを獲得した。投げ技で相手の重心を後ろにかかるようにしてからの大内刈りという手本のような決まり方だった。
朝比奈選手の決勝の相手は中国のユソン選手。朝比奈選手が効果的に技を出しているように見えたがなかなかポイントにはならず、試合は延長戦へ。延長に入ってからは相手が疲れながらも不十分な体制から先に技を繰り出していて、対する朝比奈選手は技を出せず。正直掛け逃げが取られてもおかしくないと思っていたのだが、最後に指導をもらったのは朝比奈選手の方だった。勝っていたように見えたので残念な銀メダルとなった。しかし、本戦でちゃんと技のポイントを取れていたらとついつい思ってしまう。
男子100㎏超級の準決勝では、8連覇を目指す王者リネール選手が延長戦であわや敗北というシーンがあったが、ポイントは入らず。相手は勝ったと思って気が抜けたのか、再開後にあっという間にリネール選手が技ありを取って決勝進出を決めた。決勝でも延長戦へもつれ込んだが、最後は場外際で相手が押し込んできたところを合わせて綺麗な一本勝ち。見事に8連覇を決めた。
2020年までに何としてもストップ・ザ・リネールを成し遂げて欲しい。
男子100㎏級、100㎏超級と女子78㎏超級が行われた。男子100㎏級には羽賀龍之介選手、ウルフアロン選手、男子100㎏超級には原沢久喜選手、王子谷剛志選手、女子78㎏超級には朝比奈沙羅選手が出場した。
リオ五輪メダリストの羽賀選手、原沢選手の活躍を期待していたのだが、勝ち上がったのはウルフ選手と朝比奈選手の2名。順調に決勝まで進出した。
ウルフ選手は先に指導をもらう苦しい展開だったが、指導差2つのまま延長戦へ突入すると、相手の体制を崩して大内刈りを決め、金メダルを獲得した。投げ技で相手の重心を後ろにかかるようにしてからの大内刈りという手本のような決まり方だった。
朝比奈選手の決勝の相手は中国のユソン選手。朝比奈選手が効果的に技を出しているように見えたがなかなかポイントにはならず、試合は延長戦へ。延長に入ってからは相手が疲れながらも不十分な体制から先に技を繰り出していて、対する朝比奈選手は技を出せず。正直掛け逃げが取られてもおかしくないと思っていたのだが、最後に指導をもらったのは朝比奈選手の方だった。勝っていたように見えたので残念な銀メダルとなった。しかし、本戦でちゃんと技のポイントを取れていたらとついつい思ってしまう。
男子100㎏超級の準決勝では、8連覇を目指す王者リネール選手が延長戦であわや敗北というシーンがあったが、ポイントは入らず。相手は勝ったと思って気が抜けたのか、再開後にあっという間にリネール選手が技ありを取って決勝進出を決めた。決勝でも延長戦へもつれ込んだが、最後は場外際で相手が押し込んできたところを合わせて綺麗な一本勝ち。見事に8連覇を決めた。
2020年までに何としてもストップ・ザ・リネールを成し遂げて欲しい。