現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界柔道2019東京(第三日)

2019年08月27日 | 柔道
東京で行われている世界柔道。3日目は男子73kg級と女子57kg級が行われた。

男子73kg級にはリオ五輪金メダリストの大野将平選手、女子57kg級には連覇を目指す芳田司選手が出場。

女子57kg級の芳田選手は、順調に勝ち上がり準決勝でリオ五輪金メダリストのシルバ選手と対戦すると、終始攻め続けて優勢に試合を進める。決め手に欠いて延長戦に突入すると、寝技で消耗した相手を一本背負いで豪快に一本を取った。

決勝の相手はカナダの出口クリスタ選手。日本育ちで日本でもトップクラスの実力だったが、環境を変えるためにカナダ国籍を取得して代表になった選手。芳田選手とは高校時代からのライバルとのこと。
その出口選手との決勝は、芳田選手が常に試合のペースを握って、出口選手にはほとんど何もさせなかった。しかし、ここでも決め手に欠けて延長戦にもつれ込むと、僅かな隙を突かれて裏投げで技ありをを取られてしまう。悔しい銀メダルとなってしまった。終始優勢に試合を進めていただけに、残念な結果だった。

男子73kg級の大野選手は、まさに向かうところ敵なし状態。出場者の多い階級で、危なげなくオール一本で決勝へ。

決勝の相手はアゼルバイジャンのオルジョフ選手。リオ五輪決勝と同じ顔合わせとなった。
この決勝も開始1分18秒で内股を決めて一本勝ち。まるで意に介さないかのように試合後は涼しい顔だった。あまりに強すぎて衝撃的だった。
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