寝ても覚めても

突然ゴルフに熱中しだした小児科医の日記

アプローチイップス

2010年12月02日 | 寝ても覚めてもゴルフ編
このところスコアーが良くない。

ショット、パットは、良くはないが、それほど悪くもない。

一番問題なのは、アプローチ。それもグリーンに近づくにつれて悪くなる。秋になって芝が薄くなるに従って、どういう訳か、打つ前になると緊張が高まってきて、そのうち一番簡単なランニングアプローチでも手首が知らない間に動いて、全く変な強さの球が出たり、トップしたり、ザックリしたりする。

以前なら、グリーン回りから寄せて1パットのパーも時には取れたが、今は夢のまた夢。せっかくナイスショットが続いて、グリーン回りまで行っても、グリーン回りからのアプローチが残ると「あー、もうダメ」の気分になる。そうするとますます緊張が高まって打てなくなる。

ひどいときはザックリの後、トップしてグリーンの向こう側、そこからまたザックリと泣きたくなるような失敗の連続もある。

ところが、最近ちょっと改善の兆しが出てきた。

先週ラウンドをご一緒させていただいたメンバーのYさんに「そういうときは手首を使わずに肩で打つんです。少しぐらいトップしても、ダフッてもいいから。」と言われて、ラウンドの時にやってみたがなかなかうまくいかなかった。言葉を頭で理解してそれを動作に移そうとするとうまくいかなかったが、帰宅してからその時のYさんの体の動きを思い出して、庭先でボールを打ってみると、なんとうまくいく!

しかも思わぬ効用もあって、パターがこの打ち方で実にスムースに打てることもわかった。

昨夜、Yさんに「ちょっとY流アプローチができるようになってきました。肩で打つ! まだ時々ミスしますが、イップスから脱出する光が見えてきました。感謝!」とメールを送ると、今朝「私も昔はずいぶん苦労しました。イップスは手首の動きによるものが大きく影響しているみたいです。小さい動きは肩で打つというのは教科書通りみたいですよ。次回を楽しみにしています。」の返事をもらった。

もう少しこのアプローチをしっかり自分のものにしたい。

しかし、イップス(今の状態をそう呼んでも良いのかどうかわからないが)というのは不思議なものだ。打つ前から成功する気が全く起こらず、緊張ばかり高まり、手が勝手にサッと動いてしまう。以前はグリーン回りからのアプローチは52度のウェッジで得意な方だったのに。

もう一つ、これは職業柄かもしれないが、今回の少し回復した過程が不思議に思われる。自分の動作を、言葉で理解して治そうとしてもなかなか治りにくいが、人の動作を頭に視覚的に取り入れて、その物まねをすることによって、比較的簡単に動作として復元できる事に気がついた。

脳というのは不思議なものだ。

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2 コメント

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組み合わせ (manten)
2010-12-02 12:27:30
アプローチが上手くいきそうな、次回のゴルフが楽しみな、そんなときに
先日送られてきた月例の組み合わせ表にケンさんのお名前が無かったような・・・。
前回の「紅葉の京都」は紅葉の写真が沢山あって大変美しくて良かったですね~。
次回はケンさんのゴルフの「優勝記念写真」がブログに載ることを期待しています。
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まだまだ自信なし (ケン)
2010-12-02 17:59:01
mantenさん、12月の月例は学会があって欠席させていただきます。
残念ですが、優勝など遠い話です。いまはアプローチでクラブヘッドをボールに当てるのがやっとです。ましてや方向や距離は、言わずもがな。おかげで庭の芝生もハゲハゲ状態。
それにしてもこのイップスはなかなか抜け出せません。本当に実戦でうまくいくかどうか。
前回の写真楽しんでいただけたようで、嬉しいです。
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