ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ペーパー・ムーン」

2019年07月06日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1974年公開の映画の紹介です

監督はピーター・ボグダノヴィッチ。
ジョー・デヴィッド・ブラウンの小説が原作の、モノクロのドラマ映画です。
主演・出演は、親子共演が話題になったライアン・オニールとテータム・オニール。


1935年の大恐慌期のアメリカ中西部。
埋葬が行われている場所に、モーゼは他のお墓から花を失敬して駆けつけます。
牧師の祈りが終わると、一人きりになった9歳のアディを、伯母のところまで届けるようモーゼは頼まれます。
それほど知り合いではないモーゼでしたが、方向が同じなので引き受けます。
詐欺のモーゼは、アディをダシにして顧客からお金を受け取り、こっそり聞いていたアディは眉間にしわを寄せます。
その後列車の切符を買い、アディに一人で行くようモーゼは話し、汽車の時間まで時間をつぶします。
するとアディは突然、
「さっき受け取ったお金は私のだから、200ドルよこせ!!」
とモーゼにくってかかります。
モーゼは喧嘩腰になりますが、既に新しい車を買ってしまったため仕方なくアディをまた車に乗せます。
すると、モーゼの詐欺に、アディは上手く加担するのです。
2人はどんどん設け始めますが、あるところでモーゼは女性と仲良くなり、女性を助手席に乗せます。
アディは、すっかり不機嫌になって、ある計画を立てるのです。

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アカデミー賞では、テータム・オニールが史上最年少で助演女優賞を受賞しています。

この年代ではカラー映画も可能でしたが、恐慌という時代設定にたいしてライアンとテータムの金髪で青い目が合わないので隠す為だったんですね。

この映画の頃は10歳ほどのテータム・オニール。
「がんばれ!ベアーズ」(1976)、「リトル・ダーリング」(1980)などの主演があります。
テニス選手のジョン・マッケンローと結婚して3人の子供がいますが、離婚しているんですね。
近年では「マイ・ファニー・レディ」(2015)のカメオ出演があるようです。





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「ジャックと天空の巨人」

2019年07月06日 | ユアン・マクレガー
2013年公開の映画の紹介です

監督はブライアン・シンガー。
 『ジャックと豆の木』が元になっている、ファンタジー・冒険映画です。
主演・出演はニコラス・ホルト、エレノア・トムリンソン、スタンリー・トゥッチ、ユアン・マクレガー。



昔々、修道士たちが神の声を聞くために豆の木を伝って天に上りますが、そこは巨人の国で下界に降りられてしまいます。
人間のエリック王は巨人の心臓から王冠を作らせ国を救ったのでした。
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1,000年後、エリック王の子孫が治めるクロイスター王国。
ある日、小作農家の青年ジャックは馬を売るために町を訪れますが、修道士に魔法の豆と引き換えに馬を譲ってしまいます。
その日の雷雨の夜、ジャックの家に、昼間暴漢から救ったイザベル王女が雨宿りに訪れます。
2人は冒険の話で会話が弾みますが、雨水で床の魔法の豆が濡れ、ぐんぐんと巨大な木に成長していきます。
ジャックの努力空しく、イザベルは巻き込まれて天に伸びた蔦に連れて行かれてしまいます。
翌日、イザベルの父ブラムウェル王に命令され、騎士団長、イザベルの婚約者とジャック達はイザベルの救出の為、豆の木を登り続けます。
登頂には巨人の姿があり、騎士団長は捕えられてしまいます。
巨人の王の前に引き出された騎士団長は、そこで思わぬ人物を見て驚きます。
その頃、身を隠して行動していたジャックは、鳥かごに入れられたイザベルの姿を見つけるのです。

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ジャック役はニコラス・ホルト。
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(2011)シリーズ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)、「女王陛下のお気に入り」(2019)の出演、「ウォーム・ボディーズ」(2013)の主演など、多種な映画に出ています。

≪ 近年の童話の映画化ブーム ≫

『白雪姫』→「スノーホワイト」(1997)シガニー・ウィーバー/サム・ニール
      「スノーホワイト」(2012)クリステン・スチュワート/シャーリーズ・セロン
      「スノーホワイト 氷の王国」(2016)シャーリーズ・セロン/エミリー・ブラント
      「白雪姫と鏡の女王」(2012)ジュリア・ロバーツ/ リリー・コリンズ
『赤ずきん』→「赤ずきん」(2011)アマンダ・セイフライド
『眠れる森の美女』→「マレフィセント」(2014)アンジェリーナ・ジョリー
『シンデレラ』→「シンデレラ」(2015年)リリー・ジェームズ/ケイト・ブランシェット
『不思議の国のアリス』→「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)ミア・ワシコウスカ/ジョニーデップ
            「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」(2016)ミア・ワシコウスカ
『オズの魔法使い』→「オズ はじまりの戦い」(2013)ジェームズ・フランコ/ミラ・クニス
『グリム童話』→「ブラザーズグリム」(2005)マット・デイモン/ヒース・レジャー
『ヘンゼルとグレーテル』→「ヘンゼルとグレーテル」(2002)ダコタ・ファニング
             「ヘンゼルとグレーテル」(2013)ジェレミー・レナー/ジェマ・アータートン
『ピーター・パン』→「フック」(1991)ダスティン・ホフマン/ロビン・ウィリアムズ/ジュリア・ロバーツ




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