ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「エドtv」

2019年07月13日 | コメディ映画
2000年公開の映画の紹介です

監督はロン・ハワード。
終始ニヤニヤしながら観てしまう、コメディ映画です。
主演・出演はマシュー・マコノヒー、ウディ・ハレルソン、ジェナ・エルフマン。


「トゥルーTV」のディレクターのシンシアは、視聴率を稼ぐため、とんでもない企画を考えます。
無名の人物を選び、24時間ぶっ通しでテレビで流すというもので、全米のあちこちでインパクトのある人物を探します。
サンフランシスコの平凡なプールバーに撮影が入ると、乗り気のレイはカメラの前で饒舌に喋ります。
しかし、テレビ局は隣の弟のエドに興味を惹かれ、エドは軽い気持ちで引き受けます。
朝目を覚ますとカメラマンがいて、エドは照れながらも普通の生活をします。
仕事帰りにプールバーへ行くと、レイと彼女のシェリが喧嘩して、エドがシェリを慰めます。
ある日、レイを訪ねてカメラマンを従えたエドが行くと、シェリとは別の女性が下着のままテレビに映ってしまいます。
レイはそのままシェリに弁解に行くようエドに頼み、エドは仕方なくシェリを訪ねます。
しかし、エドとシェリはお互いに惹かれあっており、カメラを忘れて抱擁してしまうのです。
俄然、視聴者は目を離せなくなり、テレビの視聴率は上がっていくのです。

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この映画はカンヌ国際映画祭特別招待作品に選ばれています。

原作はカナダの映画 "Louis 19, le roi des ondes" なんですね。
「トゥルーマン・ショー」(1998)との比較も多く、ブラックユーモア版『トゥルーマン・ショー』と呼ばれていたとか。

エド役はマシュー・マコノヒー。
「ダラス・バイヤーズクラブ」(2014)で、アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。
これから公開の『ザ・ビーチ・バム(原題:The BeachBum)』でもチャラおじ役のコメディを演じているんですね。
共演はチャラ男役のザック・エフロン。





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「ダンス・ウィズ・ウルブズ」

2019年07月13日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1991年公開の映画の紹介です

監督・製作・主演はケビン・コスナー。
アカデミー賞では受賞が6コ、ノミネートが6コを記録するドラマ映画です。


1863年、南北戦争のさなか。
北軍・中尉のジョン・ダンバーは足に負傷を負い、切断されそうになってその場を立ち去ります。
傷が深い為、ジョンは死を覚悟でこう着状態の敵地に馬に乗ったまま突進します。
南軍は騒然となりジョンを撃ち落とそうと懸命になりますが、意表を突いた北軍の勝利となるのです。
ジョンは英雄になり、勤務地の選択をまかされ荒れ果てた荒野のセッジウィック砦へ向かいます。
食料には困らないものの、援軍は一向に来る気配がなく、ジョンは馬1頭と自給自足を始めます。
狼が時々現れ、ジョンは白い靴下をはいてる様子に『トゥー・ソックス』と名付けます。
ある日、怪我をした女性を助け、ジョンはスー族のインディアンの元に連れて行きます。
当初は警戒していたインディアンの『蹴る鳥』は、ジョンの人柄を気に入り親交を始めるのです。
ジョンが助けた女性は『拳を握って立つ女』と呼ばれる白人で、思い出しながら英語を通訳します。
ある日、建物が揺れている音でジョンは目を覚まします。
バッファローの大群に気付いたジョンは、急いで『蹴る鳥』に教えに行きます。
インディアンはバッファローを待っていて、ジョンは皆に感謝されます。
しかし、皆と向かった光景には酷い状態が残っていたのです。

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アカデミー賞の受賞は作品賞/監督賞/脚色賞/撮影賞/作曲賞/録音賞です。

原作は、マイケル・ブレイクの小説です。

白人批判に関わる為、出版も控えられる中、ほぼ実費でケビン・コスナーは映画を製作したんですね。

映画の狩猟のシーンには莫大な数のバッファローが登場しますが、そのうちの2頭はシンガーソングライターのニール・ヤングが飼育し、調教したものを借りているんだとか。

ジョン・ダンバー役はケビン・コスナー。
この映画でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされています
乗馬や射撃、戦闘、狼とのダンスシーンなどのスタントを95%自身で行ったんですね。

ケビンが話すインディアン語は、日本人のように男女言語が別々です。
ケビンの指導者は女性だったので、『おねえ』言葉を話していたとか。
この映画に登場するインディアンのスー族は、映画を見た後部族の日常の生活の描写に満足し、コスナーを公式に名誉メンバーとしたんですね。
任命儀式では、コスナーの髪にわしの羽をさし、手作りのキルトの織物を手渡したんですね。




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