ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ミュンヘン」

2019年07月24日 | サスペンス映画
2006年公開の映画の紹介です

監督・製作はスティーヴン・スピルバーグ。
サスペンス・スパイ映画です。
主演・出演はエリック・バナ、ダニエル・クレイグ、ジェフリー・ラッシュ。


1972年9月5日、ミュンヘンオリンピックの開催中。
パレスチナの過激派組織「黒い九月」数名が、オリンピック村のイスラエル選手団宿舎に侵入しました。
人質を取り、イスラエルに収監されているパレスチナ人の解放を要求します。
 西ドイツ警察はテロリストと銃撃戦の末、人質は全員死亡という悲惨な結果になってしまいます。
首相の元警備をしていたアヴナーは、報復の為、首謀者暗殺の部隊のリーダーとして依頼されます。
アヴナーはそれぞれの任務に長けている仲間4人と合流します。
仲間の一人は、暗殺が怖くなるとクローゼットで寝るようになると聞いている、と話します。
綿密な計画の元、アヴナー達は任務を実行していきます。
そして、標的が泊るホテルのベッドに爆弾を仕掛けます。
アブナーは標的の隣室にチェックインし、確実にベッドに寝ることを確認し、合図します。
ところが爆弾の規模が大きすぎて、アブナーも飛ばされててしまうのです。

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原作はジョージ・ジョナスのノンフィクション小説『標的は11人 モサド暗殺チームの記録』です。

この映画の撮影中、撮影隊のトラックから火が噴き出し、テロリストの攻撃かと大騒ぎになったんですね。
でも、撮影地のマルタの暑さで発電機がオーバーヒートしたんだとか。

アヴナー役はエリック・バナ。
「ハルク」(2003)でハルクを演じています。
「ハルク」のキャストの変更がままありますが、「アベンジャーズ」の「ハルク」は、「ハルク」をリメイクした「インクレディブル・ハルク」なんですね。
エリック・バナが演じた「ハルク」とは関係が無いようです。





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「フリーダム・ライターズ」

2019年07月24日 | 実話をもとにした映画
2007年公開の映画の紹介です

監督はリチャード・ラグラヴェネーズ。
実話をもとにしたドラマ映画です。
主演・出演はヒラリー・スワンク、パトリック・デンプシー。


エリンは、ロサンゼルス郊外の公立高校に着任します。
この高校は数年前に差別撤廃によってさまざまな人種が通っています。
エリンが受け持つ高校一年のクラスでは早々に喧嘩となり、エリンは助けを呼びました。
学校内、外でも人種対立が激しい状態で、他の教師ははなから勉強をする姿勢が無いと決めつけていたのです。
ある日エリンは“ライン・ゲーム”を提案し、生徒たちに説明します。
教室の真ん中にラインを引き、質問に該当したらラインの近くに進むよう言います。
和やかな質問から次第にシリアスになり、
 「友達をギャングに殺されたことがある人」
殆どの生徒がライン際に集まります。
 「2人以上」
数人が下がります。
 「3人以上」
 「4人以上」
生徒たちはそれぞれ顔を見合せながら10人ほどが残ります。
その後エリンは生徒にノートを渡します。
 「過去でも未来でも好きなことを書き、読んで欲しい時はロッカーに入れておくように」
殆どの生徒がロッカーにノートを置き、読んだエリンは何とかしてあげたい衝動にかられるのです・・・

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実際に生徒たちが書いた日記は、集められて1冊の本として出版され、ベストセラーとなったんですね。
2008年、『奇跡体験!アンビリバボー』でも取り上げられたようです。





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「イングリッシュ・ペイシェント」

2019年07月24日 | ラブロマンス映画
1997年公開の映画の紹介です

アンソニー・ミンゲラ監督・脚色のラブロマンス映画です。
主演、出演はレイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー・コリン・ファース。


第2次大戦末期のイタリア。
砂漠に墜落した飛行機の中から、全身火傷の患者が野戦病院に運び込まれました。
恋人を亡くした看護婦・ハナは、廃墟となった修道院で安静にその患者を看病します。
男は記憶を失っているため、『イングリッシュ・ペイシェント』(英国人の患者)という名前がつけられました。
男・アルマシーは、少しずつ記憶を取り戻してきます。
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 数年前、アルマシーはアフリカのサハラ砂漠で地図作りをしていました。
 そこで既婚者のキャサリンと恋に落ちます。
 しかし、キャサリンの夫・ジェフリーが気付き始めるのです。
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ある日、修道院の廃墟に、カナダ軍諜報部隊のカラヴァッジョがやってきます。
カラヴァッジョはある理由の為、アルマシーを追っていたのです。
間もなくアルマシーは、飛行機に乗せてもらう為に砂漠でジェフリーを待っていた事を思い出しました・・・

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アカデミー賞受賞では「作品賞」「監督賞」「助演女優賞/ジュリエット・ビノシュ」などを受賞しています。

原作はブッカー賞を受賞した、マイケル・オンダーチェの小説『イギリス人の患者』

アルマシー役はレイフ・ファインズ。
この映画ではアカデミー賞・主演男優賞にノミネートされています。
「シンドラーのリスト」(1994)で、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

キャサリン役はクリスティン・スコット・トーマス。
同じく主演女優賞にノミネートされています。
「フォー・ウェディング」(1994)では、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞しています。

≪ ブッカー賞 とは ≫

イギリスの文学賞で、世界的に権威のある文学賞の一つなんですね。
その年に出版された、最も優れた長編小説が対象のようです。

歴代・受賞作品は

1981 サルマン・ラシュディ『真夜中の子供たち』
1982 トマス・キニーリー『シンドラーズ・リスト 1200人のユダヤ人を救ったドイツ人』
   ※ 「シンドラーのリスト」(1994)の原作です
1989 カズオ・イシグロ『日の名残り』
   ※ 1994年、同名で映画化されています
1992 マイケル・オンダーチェ『イギリス人の患者』
2002 ヤン・マーテル『パイの物語』
   ※ 先日紹介の「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の原作です
2005 ジョン・バンヴィル『海に還る日』
   ※ カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』が最終候補作に入っています
2009 ヒラリー・マンテル『ウルフ・ホール』
2012 ヒラリー・マンテル『罪人を召し出せ』




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