「クリムゾン・ピーク」

2016年公開の映画の紹介です

監督はギレルモ・デル・トロ。
ゴシック・ホラー映画です。
主演・出演は、ミア・ワシコウスカ、ジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストン、チャーリー・ハナムの豪華共演です！！

20世紀初頭、ニューヨーク州。
イーディスは、10歳の頃に母の幽霊を見たことがあります。
母の幽霊はイーディスに忠告します。
「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」
それから14年後。
イーディスは小説を書き、作家を目指しています。
ある日、イーディスの父・カーターのもとに、貴族のトーマスが訪問してきます。
トーマスは掘削機製造のための出資を依頼しに来たのですが、カーターは断ります。
その後、トーマスは自分が主賓するパーティにイーディスを誘います。
カーターはトーマスと姉のルシールを気に入らず、私立探偵に調べさせていました。
間もなくカーターが事故で亡くなると、イーディスは何もかも捨ててトーマスと結婚してしまいます。
トーマスとルシールが住む屋敷は大変古く、外の風の音が大きく響きます。
母の幽霊はが再び現れたり、イーディスは心細さを感じます。
ある日トーマスは
「掘削機をクリムゾン・ピークが来る前に完成させなければ」
と話します。
驚いたイーディスは聞き返しました。

****************************************************
イーディス役はミア・ワシコウスカ。
「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)(2016)シリーズのアリス役、｢奇跡の2000マイル｣(2015)の主演などがあります。

ルシール役はジェシカ・チャステイン。
｢ゼロ・ダーク・サーティ｣(2013)ではアカデミー主演女優賞にノミネートされています。
｢ツリー・オブ・ライフ｣(2011)、｢オデッセイ｣(2016)の出演があります。

≪　中世の様式が美しくもダークな　ゴシック・ホラー映画　他の作品です　≫

｢ノスフェラトゥ｣(1985)
｢スリーピー・ホロウ｣(2000)
｢アザーズ｣(2002)
｢ヴィレッジ｣(2004)
｢ホーンテッドマンション｣(2004)
｢スウィーニー・トッド　フリート街の悪魔の理髪師｣(2008)
｢ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館｣(2012)
｢アウェイクニング｣(2012)

などなどなどなど・・

「ジャイアンツ」

1956年公開の映画の紹介です

監督はジョージ・スティーヴンス。

DVDは2枚組、201分の大河ドラマ映画です。
主演・出演はエリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、ジェームズ・ディーン、マーセデス・マッケンブリッジ、デニス・ホッパー。

ジョーダン・ベネディクトは、メリーランド州へ馬を買いにやって来ました。
汽車から乗馬の一団が見え、車に乗り換えて屋敷へ着くと同時に、その家の美しい娘・レズリーが『戦いの風』に乗って到着します。
ジョーダンは『戦いの風』を買う事に決め、一晩泊るうちにレズリーと恋に落ちてしまいます。
その後ジョーダンはテキサス州の大きな牧場を経営する自宅に、妻としてレズリーを迎えます。
その家は気の強いジョーダンの姉のラズが仕切り、ジョーダンが気に入らな下働きのいジェットを辞めさせずにいました。
ある日、気の荒い『戦いの風』を乗りこなそうとしたラズは落馬して命を落としてしまいます。
ラズはジェットにも小さい土地の遺言を残し、ジョーダンはジェットに倍のお金を渡し追い払おうとします。
しかしジェットは遺言どおりに土地をもらう事を選び、看板を掲げたり手直しするのです。
やがてレズリーは男女の双子を産み、ジョーダンは男の子・ジョーディを後次に決め、まだ幼い時に無理やりポニーに乗せようとします。
ジョーディは泣き叫びながらレズリーに助けを求め、怒ったレズリーはジョーディを抱いて家へ入ってしまうのです。
ある日汚れたままのジェットがジョーダンの家を訪れ、叫びます。
「石油が出た！！
俺は大金持ちになる！！」

******************************************
この映画はアカデミー賞で「監督賞」を受賞、
「作品賞」「主演男優賞/ロック・ハドソン・ジェームズ・ディーン」「助演女優賞/マーセデス・マッケンブリッジ」「脚色賞」などにノミネートがあります。

原作は、女流作家エドナ・ファーバーが12年間かけて執筆したベストセラー小説です。

美しいレズリー役は、このころ20代前半のエリザベス・テイラー。
アカデミー賞ではたくさんのノミネートがあり、｢バターフィールド8｣(1960)、｢ヴァージニア・ウルフなんかこわくない｣(1967)で主演女優賞を受賞しています。

ジェット役は故・ジェームズ・ディーン。
｢エデンの東｣(1955)、ではアカデミー賞・主演男優賞にノミネートされています。
1955年に他界していて、主演が決まっていた｢傷だらけの栄光｣(1956)は、ポール・ニューマンが演じています。

自伝映画｢ディーン、君がいた瞬間｣(2015)(ディーン役/デイン・デハーン)が公開されています。