ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「セールスマン」

2019年08月06日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はアスガー・ファルハディ。
イラン・フランス製作のサスペンス映画です。
この映画は、アカデミー賞/外国語映画賞を受賞しています。


無謀な土地開発の建物はひびが入り崩れる寸前で、エマッドと妻のラナは住人達と避難する為階段を下ります。
2人は所属している劇団のメンバーの紹介で新居に引っ越すことが出来ました。
 住宅難の中、ホッとしたのもつかの間、新住居には鍵がかかった一室がありました。
 前に住んでいた女性の荷物で、かってに動かすなとメモがあります。
ある日先に帰宅したラナは、シャワー室に向かいます。
その後、エマッドが帰宅するとベルを押すも、ラナの返事がありません。
 階段に血の後があり、心配して駆け上がっていくと洗面所が血まみれになっていたのです。
ラナは、頭から血を流して病院で救急治療を受けていました。
 隣人によると前の住人がいかがわしい商売をしていたというのです。
エマッドは家の中で車の鍵を見つけ、外の車を特定します。
そしてその車は、ある日パン屋の前に止まっているのをエマッドは見つけるのです。

***********************************************
主演・出演はシャハブ・ホセイニ、タラネ・アリシュスティなど。

2016年カンヌ国際映画祭では、男優賞/シャハブ・ホセイニと脚本賞を受賞しています。
 全米では2017年1月に3館で限定公開されましたが、大ヒット・スタートを記録したんですね。

あらすじには登場しませんが、エマッドとラナが所属する劇団の公演はアーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」です。
 『物語を重層的に響かせる』と形容されています。

エマッド役はシャハブ・ホセイニ。
 映画俳優前は、ラジオやテレビ番組の司会を務めていたんですね。
「別離」(2011)でベルリン国際映画祭銀熊賞/男優賞を受賞しています。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コットンクラブ」

2019年08月06日 | 犯罪・ドラマ映画
1985年公開の映画の紹介です

監督はフランシス・フォード・コッポラ。
実在の人物が登場する、フィクションのクライム映画です。
主演・出演はリチャード・ギア、グレゴリー・ハインズ、ダイアン・レイン、ボブ・ホスキンス、ニコラス・ケイジ。


ニューヨーク、1920年代。
マンハッタン・ハーレムのコットンクラブの客、ギャングのボス・ダッチはコルネット奏者ディキシーを褒めて弾き終わると側へ呼びます。
ディキシーは離れた席に座る女性たちを呼び、座らせます。
クラブの外では男たちが集まり始め、中に入るとダッチに銃を向けます。
ディキシーが気付き、ダッチをかばい、伏せたヴェラに覆いかぶさります。
ダッチはディキシーを気に入ってクラブの専属にし、美しいヴェラを愛人にしてしまいます。
ディキシーはヴェラに惹かれますが、立場上おおやけに付き合う事が難しくなるのです。
ディキシーがダッチの言うなりに嫌気がさし始めた頃、コットンクラブのオーナーのオニーがディキシーに映画出演の話を持ちかけます。
ディキシーは間もなく俳優として有名になり始め、店を持ったヴェラのクラブに顔を出します。
しかし必ず側にはダッチがいて、ディキシーとヴェラが近付くと酷い形相になるのです。

***********************************************************
『コットンクラブ』は、ニューヨークハーレム地区に実在した高級ナイトクラブなんですね。
華やかなショーが、とても見ごたえありです。

コルネット奏者でジャズピアニストのディキシー・ドワイヤーのモデルはビックス・バイダーベックとか。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング