ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ヘイル、シーザー!」

2019年08月10日 | コメディ映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はジョエル・コーエンとイーサン・コーエン。
キャストが豪華なサスペンス・コメディー映画です。
主演・出演は、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソン、オールデン・エアエンライク、レイフ・ファインズ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン。


大手映画会社に勤務するマニックスは、「何でも屋」として俳優の不祥事を隠すなど様々な仕事をしています。
映画会社は超大作『ヘイル、シーザー!』の企画を準備していて、マニックスは神学者たちと話し合いを設けます。
その後、マニックスに、『ヘイル、シーザー!』の主演のウィットロックの姿が見えないと連絡が入り、間もなく

「10万ドルを用意しろ。」

という脅迫状が、スタジオに残されていたのです。
マニックスは経理に現金を用意させ、持ち歩きながらも普段の仕事をこなしていきます。
他のスタジオでは、若手女優主演のプールを使ったミュージカルや、軽快なタップダンスが人気のスター主演の水平物も撮影中で、たくさんの役者やスタッフが行き交っています。
・・・さて、ウィットロックはマリブの豪邸で目を覚まし、建物をうろつくうちに数人の初老のたまり場に行きつくのです・・

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≪ ジョージ・クルーニーは語る ≫

「コーエン兄弟が僕を笑い者にしてくれるのを、いつも楽しんでいるよ(笑)」

コーエン兄弟の映画には4作品出演しており、毎回「君にはこのまぬけを演じてもらう」と言われて脚本を送られるんですね。

≪ チャニング・テイタムは語る ≫

「ダンスがこれほど大掛かりになるなんて、最初に言ってくれなかったんだ!!」

希望された初めてのタップダンスと歌は、ぎりぎり3ヶ月半かかったとか。






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「終の信託」

2019年08月10日 | 日本映画
2012年公開の日本映画の紹介です

監督は周防正行。
原作は朔立木の2本の短編集のドラマ映画です。
主演・出演は、草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお、細田よしひこ。


呼吸器内科の女医・折井綾乃は白い花束を土手の堤防の上に置き、検察庁に向かいます。
検察庁に早めに着いた折井は待つように言われ、以前の事を思い出します。
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折井はベテランの呼吸器内科の医師として働く一方、院内の医師と不倫をしていました。
しかしある日医師から結婚する気などないと言われ、折井は病院の休憩室で自殺を図ってしまうのです。
命は取り留めたものの、病院の中の噂は広まり、折井は肩身が狭くなってしまいます。
しかし中年の患者・江木は何のこだわりもせず、「良い曲だから」とオペラのCDを折井に貸すのです。
折井はCDを聞きながら涙してしまいます。
それから少しづつ江木と折井は語り合うようになっていきます。
重症ながらも治療を希望しない江木は、自宅療養になって退院して行きます。
ある日江木の散歩道だという土手の近くに折井が行くと、正に江木が散歩していて、折井を見ると
「先生に会えて、今日はますます気分がいい」
とはしゃぎます。
自宅まで送る車の中で、江木は折井にある頼みごとをします。
そして数日後、江木が倒れたと救急車が折井の勤務する病院に運ばれてくるのです。

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題名の読みは『ついのしんたく』です。

周防正行・草刈民代・役所広司というと、
「Shall we ダンス?」(1996)でお馴染みですが、続編ではありません。

この映画は山路ふみ子映画賞を受賞、
日本映画批評家大賞・助演男優賞で大沢たかおに受賞があります。

≪ 山路ふみ子映画賞 という賞があったんですね ≫

その年に発表された日本映画に対して最も早く贈られることで知られる賞のようです。
女優の山路ふみ子が日本映画の振興のために私財を擲って、
1976年に「山路ふみ子文化財団」を設立して同映画賞の授与を開始したんですね。 

昨年度は

映画賞:濱口竜介『寝ても覚めても』
女優賞:安藤サクラ
新人女優賞:唐田えりか(多分、寝ても覚めても)
特別賞:草笛光子

などの受賞です





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