ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「マリアンヌ」

2020年02月02日 | ブラット・ピット
2017年公開の映画の紹介です

ロバート・ゼメキス監督。
ロマンティックなスリラー映画です。
出演はブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジャレッド・ハリス、マシュー・グッド。


第二次世界大戦中の1942年。
カナダの秘密諜報員マックスは任務の為に、フランス領モロッコに降り立ちました。
カサブランカに到着したマックスは、フランス人工作員のマリアンヌと合流します。
二人は夫婦を装い、ナチス・ドイツ要人の暗殺計画を進めるうちに、恋愛感情が芽生えてきてしまいます。
そして、作戦決行の日、ナチス要人数名を殺害した後、二人はロンドンまで脱出したのです。
マックスとマリアンヌはささやかな結婚式を挙げ、子を身籠り、ナチスによる空爆の最中無事出産します。
しかしある日、上官のフランクから呼び出されたマックスは、マリアンヌはドイツ軍の二重スパイの疑いをかけられてお
り、本名を偽っていると伝えられるのです。
動揺を隠せずマックスは椅子を蹴り飛ばしますが、マリアンヌの疑いを実証し、事実ならば自らの手で始末するよう迫られるのでした。
その後マックスは、二人写った写真のマリアンヌだけを切り裂き、マリアンヌを知る人々に、本人かどうか確認しに行くのです・・

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この映画は、アカデミー賞で「衣装デザイン賞」にノミネートがあります。

特に実話とは言われていませんが、脚本のスティーヴン・ナイトが知人から聞いた話で、
 『カナダ人のスパイと元教師のフランス人レジスタンスが任務で知り合い、結婚後に妻の二重スパイ疑惑が発覚した』

マリアンヌ役のマリオン・コティヤールは、今やフランスを代表する大女優。
この映画も、流暢なフランス語と英語で演じていました。

ところで公開当時、劇中でのブラッドが53歳にしては見た目が若すぎるという疑惑が、物語の疑惑以上に業界内で渦巻い
ていたんだとか。






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「天国でまた会おう」

2020年02月02日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2019年3月公開の映画の紹介です

監督はアルベール・デュポンテル。
フランスの、戦争映画ではなく、クライム・ドラマ映画です。
主演・出演は、アルベール・デュポンテル、ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、エロイーズ・バルステール、ローラン・ラフィット。


1920年。モロッコの憲兵隊事務所。
アルベール・マイヤールは、『エドゥアール・ペリクール』を知っているかと聞かれます。
知っていると答えると、更に『共に戦ううちに、協力関係になったのか?』と問われ、
アルベールは、『長く、複雑な話になる』と、話し始めます。
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1918年、第一次世界大戦。
その頃塹壕にいる兵士たちに休戦の噂が広まり、相手のドイツ兵も同じ状態でした。
しかし、戦争好きのプラデル中尉は昼間にも関わらす2人の兵を偵察に出します。
間もなく銃声が轟き、どちらの兵も応戦しアルベールも進むうち、偵察に出された2人の兵士は背中を撃たれていて中尉がわざと撃った事に気付きます。
見ていたプラデルはアルベールを撃ち、直後爆撃でアルベールは塹壕に生き埋めにされてしまいます。
すると、若い兵士・エドゥアールがアルベールを救い出しますが、爆撃で顔に大けがをしてしまったのです。
野営救急所で、アルベールはエドゥアールを必死に励まします。
その後父と確執を持つエドゥアールの希望でアルベールはフランスで一緒に住み、エドゥアールにまた絵を描くよう薦めます。
エドゥアールは顔の怪我を隠すため、様々なマスクを作ってかぶります。
ある日戦没者を称える記念碑のデザインが公募されていることを知り、エドゥアールはそれを利用してある計画を考え始め、アルベールと共に復讐へとつながっていくのです・・

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原作はピエール・ルメートルの同名小説です。
監督と共同脚本を手掛けています。

この映画は2018年のセザール賞では13部門でノミネートされ、 「脚色賞」「監督賞」など5部門で受賞しているようです。

監督兼、主役のアルベールを演じるのはアルベール・デュポンテル。
原作者が思ったものと違ったというエドゥアールの仮面について、

「仮面はヨーロッパで活躍している仮面職人セシル・クレッチマーに依頼した。
戦争で醜くなってしまった自分と闘うエドゥアールの心を読み取りながら、悲しみや皮肉など表現してもらった」

劇中にはエドゥアールの仮面がたくさん登場します。
まだ芸術が開花する前のパリです。






お立ち寄りありがとうございます
ヨーロッパ映画は展開が思ったことと違う事が多く、この映画も不思議な雰囲気です
ふくは、お薦めしたい映画です
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