ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ハリウッドランド」

2020年02月06日 | サスペンス映画
2007年公開の映画の紹介です

監督はアレン・コールター。
テレビの『スーパーマン』役、ジョージ・リーヴスの死の真相を突き止める、サスペンス映画です。
主演・出演は、エイドリアン・ブロディ、ベン・アフレック、ダイアン・レイン。


1959年、スーパーマン役のジョージ・リーヴスが死亡しました。
こめかみを拳銃で撃ち抜いての死亡だった為、警察の見解は自殺です。
ところが母親は不服に思い、探偵会社を雇い、個人探偵シモが調査する事になります。
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ジョージはパッとしない役者で、映画にもちょっとの役で出演している程度です。
ある日、ジョージは映画関係者のパーティーで、MGM社長夫人・トニーに取り入ることに成功します。
トニーは権力と財力で、ジョージに子供番組『スーパーマン』の主役を取ってあげました。
『スーパーマン』は白黒の放映でしたが、瞬く間に人気となり2年後にはカラーになることが決まったほどです。
ところが当のジョージは、スーパーマン役のイメージに固定されてしまうことを不満に思い始めるのです。
ジョージは個人会社を設立すると言い出して、若い女性・レオノアとつきあい始めます。
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シモは何度か現場に足を運び、そこでレオノアと対面します。
シモは強引な方法で調査を進めていきますが、ある日突然、ジョージの母が調査を打ち切りにして欲しいと言ってきたのです・・・

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この映画では、ベン・アフレックがヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞しています。

≪ ヴェネツィア国際映画祭 ≫ 豆知識

イタリアのヴェネツィアで、毎年8月末から9月初旬に開催される映画祭です。
カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつで、世界最古の歴史を持つ映画祭です。

各賞の名称は、
「金獅子賞」:最高賞 (作品賞)。
「銀獅子賞」:監督賞。
他、「審査員大賞」「男優賞」「女優賞」「マルチェロ・マストロヤンニ賞」(新人俳優賞)。
「監督・ばんざい!賞 」は、現役で、将来に渡って活躍が期待される映画監督を対象に贈られる賞で、北野武監督の『監督・ばんざい!』に因んでいるんですね。もちろん第一回受賞作品でもあります。

** 日本が獲得した主な作品・俳優 **

第12回(1951年)- 黒澤明監督『羅生門』-金獅子賞受賞。
第19回(1958年)- 稲垣浩監督『無法松の一生』-金獅子賞受賞。
第22回(1961年)- 黒澤明監督『用心棒』で三船敏郎が主演男優賞を受賞。
第36回(1979年)- 新藤兼人監督『絞殺』で乙羽信子が女優賞を受賞。
第54回(1997年)- 北野武監督『HANA-BI』-金獅子賞受賞。






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「ブラック・ダリア」

2020年02月06日 | 実話をもとにした映画
監督はブライアン・デ・パルマ。

ジェイムズ・エルロイの同名小説が原作のクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク。


1946年。
刑事のリー・ブランチャードは暴動事件担当で、巡査のバッキー・ブライカートを応援に呼び、みごと鎮圧していきます。
リーは知り合いが元ボクサーのバッキーの試合を見たことがあり、いいパンチだったと話します。
2人は活躍していた元ボクサーで、『ミスター・ファイア&ミスター・アイス』として公債発行案をかけた試合をするよう署長と検事補が段取りします。
バッキーはリーに花を持たせようと思いながら、しかし試合の流れで勢いづいて賞金の為勝ちに行きます。
その後特捜課に配属されたバッキーはリーと組み、犯人を軒並み挙げていきます。
バッキーはケイと住むリーの家に頻繁に訪れ、3人は気の合った楽しい日々を過ごします。
ある日、情報家から連続殺人犯の隠れ家を知った2人は張り込みをし、バッキーがうとうとしていると銃撃戦になり慌てて逃げる犯人を追います。
その側で、酷い女性の死体が発見され、リーはその事件に没頭します。
自宅に捜査の書類を運ぶリーを心配するケイを、バッキーは慰めます。
ある日、リーに止められていましたが、間もなく出所する男についてバッキーはケイに話します。
ケイは明らかに怯えていて、偶然バッキーはケイの体に大きく刻まれた文字を見てしまうのです・・・

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ジェイムズ・エルロイのこの原作の小説は、実際に起きた1947年のロサンゼルスの猟奇殺人事件「ブラック・ダリア事件」を題材としているようです。

この映画は、エルロイの「暗黒のL.A.シリーズ」第1部となっています。

第2部 「ビッグ・ノーウェア」
第3部 「L.A.コンフィデンシャル」
第4部 「ホワイト・ジャズ」

原題は、劇中で“青い戦慄”と訳されています。






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