ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「未来を花束にして」

2020年02月20日 | メリル・ストリープ
2017年公開の映画の紹介です

監督はサラ・ガヴロン。
1910年代のイギリスで、婦人参政権を求めて闘った女性たちの姿を描いた実話をもとにした映画です。
主演・出演は、キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、ベン・ウィショー、メリル・ストリープ。


1912年、ロンドン。
夫サニーと幼い息子ジョージの3人で暮らすモード・ワッツは、サニーと共に洗濯工場で働いていました。
女性は男性よりも勤務時間が長いのに、低賃金でした。
ある日モードは洗濯物を届ける途中、婦人社会政治連合の過激な行動に遭遇します。
その時カメラに偶然映ったモードは、活動家の1人としてマークされてしまいます。
最初は運動に無関心だったモードでしたが、議会の参加で発言権が無視されると、積極的にかかわっていくようになります。
しかし、婦人連合の会合の最中に警察が踏み込み、ついにモードも逮捕されてしまいます。
そして出所後、息子とも会えなくなったモードに、警部は取引を持ちかけてきたのです。

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原題の『Suffragette』とは、20世紀初頭のイギリスの参政権拡張論者、特に婦人参政権論者を指す言葉なんですね。

連帯を示す花を付けた帽子をかぶって頑張るモード役はキャリー・マリガン。
この映画で、ハリウッド映画賞主演女優賞受賞を受賞しています。
「わたしを離さないで 」(2011)では、主役のキャシーを演じています。

妻の活動で辛い立場になってしまったサニー役は、ベン・ウィショー。
「パディントン」(2016)では、くまのパディントンの声を担当しています。

この映画でメリル・ストリープは婦人社会政治連合を結成した実在のエメリン・パンクハーストを演じています。
メリルは、予定日以外の日も撮影現場に現れて他の俳優達の演説のシーンに耳を傾け、監督はその姿勢に感激したという記事を発見!






お立ち寄り、ありがとうございます
よく知らない国々の歴史を、映画で知ることが多々あります
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「LOOPERルーパー」

2020年02月20日 | SF映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はライアン・ジョンソン。
近未来(かなぁ~?)のSF映画です。
主演・出演は、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント、ポール・ダノ。


2044年、アメリカ・カンザス州。
若いジョーは、“ルーパー”という仕事をしていました。
現在にはなくても、30年後にはタイムトラベルが可能になっていて、暗殺者が標的を殺すとばれるようになっていました。
そこで、現代の“ルーパー”に時間を知らせ、殺したい人物を転送すると同時に“ルーパー”が射殺し謝礼を受け取って死体を始末する仕組みになっているのです。
ジョーは時計を見ながら、ビニールシートの上に現れる人物を待っていて、転送されてきたら銃で撃って焼却炉に放り込みます。
ある日の夜、仲間のセスがジョーの家を訪問し、匿って欲しいと怯えています。
セスの殺す人物が聞きなれた歌を歌っていて、気になってかぶり物を取ると30年後の自分で、逃がしてしまったというのです。
更にそのセスは、未来に凶悪な犯罪者が現れ、ループを閉じようとしていると話したというのです。
間もなく追っては現れ、セスは捕まってしまいます。
その後、時間通りにビニールシートでジョーが待っていると、拘束されていない人物が現れ、目が合うと30年後の自分だったのです。
30年後のジョーは現代のジョーを気絶させ逃げてしまいます。
取り逃がしたことを知った組織のものはジョーを追い始め、窓から逃げて気絶しているジョーを、
「情けない」
と言いながら、30年後のジョーが連れ去るのです・・・

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この映画は、アメリカ各地の映画批評家協会賞で、「脚本賞/ライアン・ジョンソン」を受賞しています。

若いジョー役はジョゼフ・ゴードン=レヴィット。
この映画では、製作総指揮に参加しています。
「ザ・ウォーク」(2016)、「スノーデン」(2017)では、実在の人物を演じています。

30年後のジョー役はブルース・ウィリス。
「ダイ・ハード」(1989~)シリーズは、超有名!!
「ベイビー・トーク」(1990)では、主人公の赤ちゃんの本音をしゃべっています。
近年でも「デス・ウィッシュ」(2018)、「ミスター・ガラス」(2019)、「マザーレス・ブルックリン」(今年1月)と、主演・出演作品は目白押しです






いつも応援頂いて、誠にありがとうございます
SFはややこしいのも多く、2度観てなるほど!!と思う事しばしばです
コメント (2)
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