「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III」

2018年公開の日本映画の紹介です

監督は山田洋次。
『家族はつらいよ』のシリーズ3作目のコメディ・ドラマ映画です。
主演・出演は、橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優。

専業主婦の史枝はその朝、夫・幸之助の出張の準備を整え、朝食を用意し息子2人と幸之助の母が席に着くと、父に声をかけます。
家族に嫌味を言いながら階段を下りる父に、母は怒りながら幸之助も似てきたのではないかと史枝を心配します。
ある日、母が同年代とセミナーに参加し、父も出かけて一人史枝は掃除に専念します。
2階の両親の部屋を掃除していた史枝は、ロッキングチェアに腰かけうとうとしてしまいます。
史枝は自分が昔習っていたフラメンコで、中心になって踊っている気持ちのいい夢を見ていました。
インターフォンが押されるも史枝は気付かず、階下では泥棒が部屋を物色していました。
冷蔵庫を開けているうちに奥に隠れた袋を見つけ、中身を取り出したところへ史枝が階段を下りてきます。
史枝は固まってしまい、泥棒はそそくさと逃げてしまいます。
史枝は仕事中の弟の庄太に電話し、庄太は警察に連絡するよう話します。
心配して幸之助の妹・成子が史枝の側にいる時、出張から幸之助が陽気に帰宅します。
事情を説明され、盗まれたのが史枝のへそくりで、しかも40万近くの大金と知り幸之助は激怒します。
幸之助と大喧嘩になった成子は出ていき、その後も「元は自分の金」と幸之助は史枝を責めます。
そして翌朝、史枝は家を出て行ってしまったのです・・・

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1作目は　｢家族はつらいよ｣(2016)
2作目は　｢家族はつらいよ2｣(2017)

監督・出演者はこの映画とほぼ同じです。

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「A GHOST STORY／ア・ゴースト・ストーリー」

2018年公開の映画の紹介です

監督はデヴィッド・ロウリー。
ホラーのようなドラマ映画です。
主演・出演は、ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ。

田舎町の質素な一軒家。
作曲家のCと妻のMはこの家に引っ越してきましたが、Mは「時々音が聞こえる」とCに話します。
ある夜、2人がベッドで寝ていると、リビングのピアノがバン、と鳴り、Cは様子を見に来ます。
「何か物が落ちたんだろう」とMに話します。
薄気味悪く、Mは引っ越したいとCに話します。
ある日、車の事故でCが命を落とし、病院で遺体を確認するMは呆然としたままでした。
やがて顔に布をかけなおしMが出ていくと、白いシーツのままCは立ちあがり、Mと住む家へ向かいます。
白いシーツのCは誰にも姿が見えず、CはゴーストとしてMの側で見守り続けます。
ある日、向かいの家にも同じゴーストの姿が見え、Cはそのゴーストと心で会話をします。
Mはノートに走り書きし、破って折りたたみ木の柱の隙間に押し込み、家を出ていきます。
やがてほかの家族が住みつき、その中にいるCは隙間の紙切れを取り出そうとするのです。

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監督と主役二人は｢セインツ -約束の果て-｣(2014)で、一緒だったようです。

この映画はDVD化が遅かったようで、レンタルは新作扱いでした。

主人公は白いシーツを被ったゴーストで、間を持ちながら92分のしっとりとした映画です。

C役はケイシー・アフレック。
｢ジェシー・ジェームズの暗殺｣(2008)ではアカデミー助演男優賞ノミネート、
｢マンチェスター・バイ・ザ・シー｣(2017)ではアカデミー主演男優賞を受賞しています。

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分類はドラマですが、やっぱりゾクゾクしてしまいました・・