「ピンク・キャデラック」

1989年公開の映画の紹介です

監督はバディ・バン・ホーン。
コメディっぽい、クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、クリント・イーストウッド、バーナデット・ピーターズ、マイケル・デ・バレス。
カメオにブライアン・アダムスと、ジム・キャリー 。

ある男に電話がかかり、懸賞が当たって大物歌手と過ごすことができ、6時にリムジンで迎えに行くと言われます。
電話をかけたトムは正装しリムジンで男を迎えに行き、傷害罪2件で逮捕する、と手錠をかけます。
トムは逃げ回る犯人をあの手この手で追い詰める追跡屋でした。
一方、子供のミルク代も心配する状況のルー・アンは、悪い仲間とつるみ始めた夫・ロイから偽札の大金を見せられます。
その後、自宅で偽札を押収され捕まったルー・アンは余計なことはしゃべらないまま保釈金で出所します。
夫に愛想を尽かしたルー・アンは、偽札を積んだロイのピンクのキャデラックを運転して家を逃げ出します。
保釈金を踏み倒したルー・アンの追跡を依頼されたトムは断りますが、夫が属す狂信的な集団より先にルー・アンを捕まえてあげるよう話されるのです。
トムはリノのカジノで遊ぶルー・アンを見つけます。
戻る前に子供の顔を見たいというルー・アンに負け、2人がルー・アンの姉の家へ行くとロイ達と鉢合わせしてしまうのです・・

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ブライアン・アダムスは劇中曲の作詞を担当。
セリフありです。

トム(クリント)「ピンクキャデラックの金髪を見た？」
ガソリンスタンドの店員(ブライアン)「夢の中でね」

因みにこのころまだ20代のジム・キャリーはヘンテコなコメディアン役。

ルー・アン役はバーナデット・ピーターズ。
ミュージカル女優として有名のようです。
舞台の
『ソング・アンド・ダンス』(1985)と『アニーよ銃をとれ』(1999)で、トニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞しています。
｢アリス｣(1991)の出演があります。

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クリントとブライアンのファンなので、正に夢のようなシーンでした

「幸せの教室」

2012年公開の映画の紹介です

監督・共同製作・共同脚本・主演は、トム・ハンクス。
ハートフル・ラブコメ映画です。
他出演は、ジュリア・ロバーツ、ブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー。

スーパーマーケットに勤務しているラリー・クラウンは、ある日突然大卒でないという理由で解雇されてしまいます。
高卒という事でなかなか就職先が決まらないラリーは、隣人の薦めで短期大学に通うことにします。
更にラリーは学長のすすめで、スピーチの授業と、経済学の授業を受講する事になりました。
スピーチの授業は、メルセデス・テイノーが講師を務めています。
メルセデスは結婚生活が上手くいかず、授業もやる気をなくしていました。
10人揃わないと授業が成り立たない為、その日9人参加にメルセデスは授業を辞めようとした、その時。
10人目のラリーが教室に入ってきて、メルセデスはしぶしぶ授業を行います。
ある夜、メルセデスが夫と大喧嘩をして酔ったメルセデスが車から降りるところを、偶然ラリーは見かけます。
そして、乗っていたスクーターでメルセデスを家まで送ってあげたのです。
その頃から、メルセデスは密かにラリーに惹かれ始めます。
教え子との距離を保とうとするメルセデスですが、女学生のタリアと仲の良いラリーに嫉妬心を持ってしまうのです。
そして学期末試験が近付き、メルセデスの授業は生徒一人一人のスピーチになります・・

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原題は『Larry Crowne』って、主人公の名前ですね。

トム・ハンクスは『幸せの教室』のストーリーを何年もの歳月をかけて作りあげたもののようです。

ハンクス自身高校卒業後、短期大学へ進んでいます。
そこで知り合った、上昇志向のある人々・初老の人や50代の人、ベトナム帰りの人との人生経験が元になったそうですんですね。

家族ぐるみの友人同士のトム・ハンクスとジュリア・ロバーツは、

『大好きな映画作りを職業にしているけれど、2人とも「家族第一主義」』

で仲が良いとか。

今回共演して、一番の収穫は？　の質問に対してお二人とも
『友だちとしての思い出が、またひとつ増えたってこと』
だそうです。

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