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Re:「風と共に去りぬ」

2021年06月12日 | 再アップ
※ ブログ当初アップした記事を手直ししています。

全米では1939年公開、日本では戦後の1952年に公開された、映画史上屈指の名作です。

監督はヴィクター・フレミング。
マーガレット・ミッチェル原作の、壮大なスケールのヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル、レスリー・ハワード、オリヴィア・デ・ハヴィランド、トーマス・ミッチェル。


ジョージア州タラ。
大地主ジェラルド・オハラの娘・スカーレットは、美貌の持ち主で、多くの青年が言いよってきます。
しかしスカーレットは、幼馴染みのアシュレーのことが大好きでした。
ある日パーティの最中に、スカーレットは婚約が決まっているアシュレーに告白しますが断られます。
やけになったスカーレットは違う男性と結婚しますが、南北戦争のただなかで、未亡人になってしまうのです。
間もなくスカーレットは陸軍病院で働き、悪い噂の多いレット・バトラーと再会します。
戦況はスカーレットたち・南軍が不利で、レットと、アシュレーと結婚したメラニーはタラに戻って来ます。
タラは既に北軍に踏み込まれ、廃墟となっていたのです。
間もなく南軍は敗北し、スカーレットは窓の外に、戻ってくるアシュレーの姿を見つけました。
かけよろうとするスカーレットを乳母のマミーが引きとめます。
スカーレットは、メラニーがアシュレーを抱きしめる姿を見つめるしかなかったのです・・・

***********************************************
この映画は、アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演女優賞/ヴィヴィアン・リー」「助演女優賞/ハティ・マクダニエル・黒人俳優初」など9部門を受賞しています。

全編で3時間42分と長編の為、多くはDVDは2枚組、TV放送は前・後篇の作りです。

主演のスカーレット・オハラ役は、アトランタ炎上の撮影場面を見に来ていたヴィヴィアン・リーを見て、即決まったというのは有名な話です。

日本での公開当時はロードショーの入場料金は80円、
「風と共に去りぬ」の初公開は前評判が高く、300円の席と500円・600円の席があるにもかかわらず、満席だったとか。

余談になりますが、
原作者のマーガレット・ミッチェルは1949年交通事故で他界していて、『風と共に去りぬ』の続編は相続人達が執筆者を公募し、選考委員会によりアレクサンドラ・リプリーが選ばれました。
文庫本で4冊からなる『スカーレット』は、『風と共に去りぬ』のすぐあとの状況から始まります。
こちらもネタバレはしませんが、スカーレットとレットの行く末の壮大な物語です。





お立ち寄りありがとうございます
この頃の映画は大長編が多いんですね
やはり5時間ほどある「クレオパトラ」は、いまだに挑戦できず・・
コメント (4)
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