2011.02.09(水)
天気予報とにらみ合いをしながら出掛けた南紀
いやいや~~是絶好日~~♪
梅田を 7:40に出たバスは 11:00には志原海岸に着いて早めの昼食を済ませ
前回(5/7回)のゴール地点の古座川大橋の袂に 13:00到着
今日はここから歩き始めです
厳密には橋を歩いて渡るのですがバスで渡ってしまいました
語り部さんは前回と同じ「大辺路刈り開き隊」の方々です
大阪から29名と奈良20人くらい一行が3班に分かれて語り部さんを先頭に歩きます
早速、この古座川の歴史を紐解いてくださいます
太地より古い鯨漁の話
この地はその漁と解体でとても潤っていたそうです
鯨舟の船腹にある卍のマークはこの古座神社も同じ
神仏合祀かと思われがちですがこの神社の御印のようです
7/24,25日にはこの河内祭~海山川の祭典が古式ゆかしく行われます
南紀の獅子舞のルーツである古座獅子の競演、古式捕鯨の鯨舟を軍船に仕立てた御舟の水上渡御
櫂伝馬競漕など、、興味のある方は是非一度、ご覧あれ
河内(こうち)祭り
本殿は御門の後ろの階段を上って行った山上にあり
普段は立ち入ることは出来ないそうです
今回は先月とは逆に海の道ではなく山手の峠を越えて那智の浜へと歩きます
古座川沿いに古い町並みを抜けて進みます
善照寺さんは歴史ある古寺
建物のあちこちにそれが覗えます(奈良の古建築を訪ねたときに学んだなぁ・・・)
国宝級の物が沢山あるそうです
河口の舟を繋ぐ為に成長の早いセンダンを植えていたという材木置き場跡(貯牧場)の並木道を過ぎ
かつてこの中州に造船所があり、あの死の灰をあびた「第五福竜丸」も建造されたという古座川を
左手に見ながら古座川街道を北に進みます
神戸(こうど)神社にはえも言えぬ巨木たちがその樹齢やいかにとしっかと立っています
寄らば大樹の陰
獅子舞を伝承する青年会館を見ながら古座川の役場にてトイレを拝借
大勢で押しかけて誠にすみませんでした
明治の頃のこの地の実力者さんの土地はこの役場も含めて広大で
今はそのご子孫さんたちは上京され超有名な国立大学の教授になられた方もおありとか
ここから魅力的な古座川街道に分かれて峠を越える為に右にとり再び山の大辺路へと入ります
小さな川向こうにこの古座川の独特の弧状岩脈が姿を見せ、暫く進むとたんぼの中左手に
国指定天然記念物の高池の虫食い岩が現れました
古座川を遡ったところにある一枚岩から浦神まで続く熊野酸性火成岩類の急峻な岩山群は
約1400万年前の火山活動で形成されたものだそうです
日本の桂林と称されるほどの景観で文人墨客に愛された土地であるようです
司馬遼太郎氏も唯一別荘を構えた地として知られますよね
カワウソもニホンオオカミも生息すると思いませんか??自然豊かな山間部をのんびり歩きたいですね
真ん中の丸いものはスズメバチの巣です
左上の白っぽく写ってる板戸はここに祠があるようです
双頭の鷲の旗の下に~~
う~ん、古座川街道へ進みたいですが、団体ですから仕方ありません
今日の山場の地蔵峠へと向かいます
途中、人間様の為の動物止めの関所を越えて峠に入ります
奈良の御一行の語り部さんは山伏さんで、峠を「六根清浄~~」と唱えながら上がってこられます
ワタシたちは「ドッコイショ」と喘ぎながら登ります
ちょっと登ったかな、と、下を見やればもう里が小さくなっています
石の道標を見て峠の地蔵さんまでやってきました
2班の語り部さんは先月のワタシ達の語り部さん、<姫ひじき>さんでした
先月は、橋杭岩でギター片手で今回はハーモニカの伴奏で休憩がてらに3曲ほど合唱です
大辺路刈り開き隊のチームジャケット
やっと出来たそうです
こうやって皆さんの普段の道の整備活動のお陰で
ワタシたちは安全に熊野古道を歩かせていただいています
ありがとうございます
ゆっくり休憩しているといくら南紀といえども峠の上は冷えてきます
今日のゴール地点の佐部へと下りましょう
これより急な山道を下ります
足元に気をつけて油断の無いように
落ち葉のふかふか道ですが石ころや木の枝が隠れています
こんなところも僅かな距離ですがあります
慎重に
ふう~~やっと峠を降りてきました
植林地帯ですが気持ちよいです、、、で~も~、、いっぱい、杉、桧には花が咲きそうですよ~~
すでに鼻がモゾモゾしてきた方もあります
左上から今にも、、、、、、
するとすかさず一人の男性が
受験生はご利益あるで~~と仰る???
{{落ちそうで落ちな~い}}
ですって
そんなこんなで
林道に出て暫く歩きます
ドラちゃんこんなところでかくれんぼ?
でもみんなおうちへ帰ったよ~~
佐部の集落には無患子(ムクロジ)の古木と絡みつく藤の古木がありました
ムクロジは高さは10~15mくらいはありそうです
平維盛(平清盛の孫)の手植えの木とも伝えられています
これより那智までは維盛伝説がありそうですね(ワクワク)
種子は羽子の玉に果皮は石鹸の代わりに用いられるなど有用な樹種ですって
佐部の集落の外れの秀田(しゅんで)地蔵さんまで歩いて今日はお終い
17:00です、ストレッチしてクールダウン
かつうら御苑までバスで移動します
明日の朝、またここまでバスで来て歩き出しますよ
もちろん、温泉に浸かりほっこり~~
今日は10キロ程しか歩いてないのに
このご馳走
いいのかなぁ
ご飯がないのかなと思って椀子そばをつるつる~と平らげたら
まだありました
またまた、満腹~~
オヤスミ前にもう一度温泉に浸かろうと思ってたのに寝ちゃいました。。。。。。
*****二日目に続きます****
天気予報とにらみ合いをしながら出掛けた南紀
いやいや~~是絶好日~~♪
梅田を 7:40に出たバスは 11:00には志原海岸に着いて早めの昼食を済ませ
前回(5/7回)のゴール地点の古座川大橋の袂に 13:00到着
今日はここから歩き始めです
厳密には橋を歩いて渡るのですがバスで渡ってしまいました
語り部さんは前回と同じ「大辺路刈り開き隊」の方々です
大阪から29名と奈良20人くらい一行が3班に分かれて語り部さんを先頭に歩きます
早速、この古座川の歴史を紐解いてくださいます
太地より古い鯨漁の話
この地はその漁と解体でとても潤っていたそうです
鯨舟の船腹にある卍のマークはこの古座神社も同じ
神仏合祀かと思われがちですがこの神社の御印のようです
7/24,25日にはこの河内祭~海山川の祭典が古式ゆかしく行われます
南紀の獅子舞のルーツである古座獅子の競演、古式捕鯨の鯨舟を軍船に仕立てた御舟の水上渡御
櫂伝馬競漕など、、興味のある方は是非一度、ご覧あれ
河内(こうち)祭り
本殿は御門の後ろの階段を上って行った山上にあり
普段は立ち入ることは出来ないそうです
今回は先月とは逆に海の道ではなく山手の峠を越えて那智の浜へと歩きます
古座川沿いに古い町並みを抜けて進みます
善照寺さんは歴史ある古寺
建物のあちこちにそれが覗えます(奈良の古建築を訪ねたときに学んだなぁ・・・)
国宝級の物が沢山あるそうです
河口の舟を繋ぐ為に成長の早いセンダンを植えていたという材木置き場跡(貯牧場)の並木道を過ぎ
かつてこの中州に造船所があり、あの死の灰をあびた「第五福竜丸」も建造されたという古座川を
左手に見ながら古座川街道を北に進みます
神戸(こうど)神社にはえも言えぬ巨木たちがその樹齢やいかにとしっかと立っています
寄らば大樹の陰
獅子舞を伝承する青年会館を見ながら古座川の役場にてトイレを拝借
大勢で押しかけて誠にすみませんでした
明治の頃のこの地の実力者さんの土地はこの役場も含めて広大で
今はそのご子孫さんたちは上京され超有名な国立大学の教授になられた方もおありとか
ここから魅力的な古座川街道に分かれて峠を越える為に右にとり再び山の大辺路へと入ります
小さな川向こうにこの古座川の独特の弧状岩脈が姿を見せ、暫く進むとたんぼの中左手に
国指定天然記念物の高池の虫食い岩が現れました
古座川を遡ったところにある一枚岩から浦神まで続く熊野酸性火成岩類の急峻な岩山群は
約1400万年前の火山活動で形成されたものだそうです
日本の桂林と称されるほどの景観で文人墨客に愛された土地であるようです
司馬遼太郎氏も唯一別荘を構えた地として知られますよね
カワウソもニホンオオカミも生息すると思いませんか??自然豊かな山間部をのんびり歩きたいですね
真ん中の丸いものはスズメバチの巣です
左上の白っぽく写ってる板戸はここに祠があるようです
双頭の鷲の旗の下に~~
う~ん、古座川街道へ進みたいですが、団体ですから仕方ありません
今日の山場の地蔵峠へと向かいます
途中、人間様の為の動物止めの関所を越えて峠に入ります
奈良の御一行の語り部さんは山伏さんで、峠を「六根清浄~~」と唱えながら上がってこられます
ワタシたちは「ドッコイショ」と喘ぎながら登ります
ちょっと登ったかな、と、下を見やればもう里が小さくなっています
石の道標を見て峠の地蔵さんまでやってきました
2班の語り部さんは先月のワタシ達の語り部さん、<姫ひじき>さんでした
先月は、橋杭岩でギター片手で今回はハーモニカの伴奏で休憩がてらに3曲ほど合唱です
大辺路刈り開き隊のチームジャケット
やっと出来たそうです
こうやって皆さんの普段の道の整備活動のお陰で
ワタシたちは安全に熊野古道を歩かせていただいています
ありがとうございます
ゆっくり休憩しているといくら南紀といえども峠の上は冷えてきます
今日のゴール地点の佐部へと下りましょう
これより急な山道を下ります
足元に気をつけて油断の無いように
落ち葉のふかふか道ですが石ころや木の枝が隠れています
こんなところも僅かな距離ですがあります
慎重に
ふう~~やっと峠を降りてきました
植林地帯ですが気持ちよいです、、、で~も~、、いっぱい、杉、桧には花が咲きそうですよ~~
すでに鼻がモゾモゾしてきた方もあります
左上から今にも、、、、、、
するとすかさず一人の男性が
受験生はご利益あるで~~と仰る???
{{落ちそうで落ちな~い}}
ですって
そんなこんなで
林道に出て暫く歩きます
ドラちゃんこんなところでかくれんぼ?
でもみんなおうちへ帰ったよ~~
佐部の集落には無患子(ムクロジ)の古木と絡みつく藤の古木がありました
ムクロジは高さは10~15mくらいはありそうです
平維盛(平清盛の孫)の手植えの木とも伝えられています
これより那智までは維盛伝説がありそうですね(ワクワク)
種子は羽子の玉に果皮は石鹸の代わりに用いられるなど有用な樹種ですって
佐部の集落の外れの秀田(しゅんで)地蔵さんまで歩いて今日はお終い
17:00です、ストレッチしてクールダウン
かつうら御苑までバスで移動します
明日の朝、またここまでバスで来て歩き出しますよ
もちろん、温泉に浸かりほっこり~~
今日は10キロ程しか歩いてないのに
このご馳走
いいのかなぁ
ご飯がないのかなと思って椀子そばをつるつる~と平らげたら
まだありました
またまた、満腹~~
オヤスミ前にもう一度温泉に浸かろうと思ってたのに寝ちゃいました。。。。。。
*****二日目に続きます****