あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

「高野山町石道」 矢立峠~奥の院

2011-02-27 20:20:13 | 熊野古道・古座街道歩き
2011.02.23(水)
 
先月歩いた町石道の残りの半分を今日は歩きます
 
10:30 矢立峠の茶屋でトイレやストレッチを済ませて広い国道を横切り今回の歩きのスタート
天気も上々、、寒くもありません
 
 
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今日の参加人員は30人を上回りましたので添乗員さんが4名でアシスト
2班に分かれての歩きです
ワタシは2班になりました
1班は少し早めに出発しましたので前に姿が見えません
 
直ぐに広い山道の登りです
こんな広く整備された道、遠くに沢山の鉄線が張り巡らされています
かれこれ10分は歩いたでしょうか、、、、何だかおかしいと、、、
実は道を間違えていてどこかで参道に合流するかと進めていたが一向に出合わないのですって!!
来た道を引き返します、もう最初の時点で左前方へ直進しなければならないところを右に来てしまってました
 
添乗員さんは平謝りです、、、、最後尾の添乗員さんも気づかなかった?? 首をかしげながらも
<<準備運動の一巻>>なんて、ワタシはつぶやいて戻り仕切り直しです
 
やっと細い参道の急な登りにさしかかり雰囲気が出てきました
57町石も確認しました
やれやれ、今度は間違いないようです
 
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袈裟掛石です
弘法大師が袈裟を掛けられたといわれ、この石より高野山の清浄結界となっているそうな、
鞍のような形をしているから「鞍掛石」とも、この石の下をくぐれば長生きするとも言われ
「くぐり石」とも呼ばれているそうな、
小柄な細身の女性が二人トライ、、見事に潜り抜け成功、、100までもピンピンと長生きされることでしょう
ワタシ? 聞くだけ野暮、、石を腰に巻いてこの先登る羽目になりますからノートライ!!
 
 
 
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そして今度は、押し上げ石
弘法大師の母様が結界を乗り越えて入山しようとしたところ激しい雷雨が襲い親孝行な
お大師様はこの大畳岩を押し上げ匿ったと伝えられているそうな、、
 
手形が中央に残っています、よ、ね、~~~??
信じる者にはそう見える、、、ですかね<<<>>>
 

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48町石まで結構急坂が続きます
凌ぎながら歩いて植林の道を町石に元気付けられながら
国道と交差する辺りまでやってきました
 
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展望台へ急な登りです
展望台からはあまり眺望はなく曇り始めたので
先ほどのスタート時の遅れも取り戻さないとなりませんので休憩無しで進みます
 
 
 
国道の直ぐ横を抜けて再び山中へと入ります
ところどころに残雪が見られ、沢に架けられた木橋の上は凍てついて滑ります
平足でそ~っと歩きます
 
鏡石です
表面が鏡のように平らになっていることから鏡石と呼ばれ、この石に向かって真言を唱えると
心願成就するそうですよ~~
貴方の汚れ無き心を写す鏡なのですよ~~
 
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さぁ~~今日の踏ん張りどころ、、、、最後の急坂をカーブを描いて階段を登り
国道を突っ切って大門到着~~~~
 
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1班はもう30分も前に到着してお昼も済んでそろそろ出発です
2班はお腹空き過ぎ~、今日のお弁当を受け取り、あっと言う間にたいらげます
 
 
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13:00 お腹も落ち着いて大門の仁王様にご挨拶
頼もしい限りですね~
 
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短い休憩を済ませ13:20 大門を潜り6町石を見て壇上伽藍へと急ぎます
 
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金堂、御影堂、根本大塔、大塔の鐘などなど、
靴を脱いで根本大塔へ案内していただきます
 
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修行僧の方々が伽藍を巡って真言を唱えて行かれます
 
 
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雪の残る壇上伽藍を後にして
金剛峯寺へと進みます
 
 
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奥の院側の1町石                              東塔
 
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六時の鐘を左に山門へと向かうと金剛峯寺
 
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龍でしょうか??                            山門の扉の青銅の鋲の形も好きです
 
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高野の町にもちゃんと信号があります
歩行者用は青ですから渡りましょう
 
 
 
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来月からいよいよ小辺路の歩きです
あの右手の路地を入って歩いて行きますよ
 
 
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刈萱道心を、その子、石童丸が筑紫を出て山中に尋ねる哀話の残る、刈萱堂
 
 
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道の両脇に宿坊が立ち並びこの山上に広い門前町が形成されています
一の橋から奥の院の霊域へと歩を進めましょう
 
 
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参道の両側には戦国武将や江戸時代の大名、歴史に名を馳せる高僧を含む20万基とも
40万基ともいわれる墓石が所狭しと立ち並び幻想的な風景となります
 
その中で心に残るのはやはり慈愛に満ち満ちたお地蔵様
 
 
 
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手水の水は氷の芸術となって趣を添えます
 
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御廟橋を渡りここからは撮影禁止です
弘法大師様が生き身のまま入定されているといわれる「弘法大師廟」に参詣して帰ります
 
 
女人禁制の布かれていた高野山、お大師様のご母堂様も上がること罷りならなかった時代を経て
今、こうしてその霊域に立てることをありがたく思い
今日の歩きを終えた  15:00
 
なんと~~!! 今日は、最後に汗を流す温泉が希望者には待っていた
 
もちろん、飛び込み~いや入湯しま~す
 
麓のかつらぎ町の野半の湯へとバスは、ヘアピンカーブを下ります
 
とっても結構なお湯でした
 
梅が満開で歓迎してくれました
 
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昨日の、天辻からこの高野山へきっと縦走出来るはずです
また、いつか歩きましょう、きっとです
 
 
                  高野山町石道歩き延べ二日間、約25キロの歩き
 
                            完
 
                              ( 次月からは小辺路となり本宮大社を目指します)
 
 
 

えっ!槍?乗鞍?~

2011-02-27 04:28:48 | お山(全国各地)
2011.02.22(火) もちろん晴れ~
 
みけさんにメールもらって二つ返事で参加した○日登山の会のツアーです
 
最終案内の書類を眺めていると嬉しい文字が出てきた
 
天辻峠
 
あの168号線を通り星の国で休憩するたびに登って行ってみたい衝動に駆られていた地名
 
机上登山をしておいてくださいと地図が添えてある
 
確認すると、槍::違うよーーー乗鞍岳と大日山の2山に登るようだ
 
梅田の集合場所(ここはお初)に中型のバスが待っており乗り込むとワタシは一人席のようだ
みけさんはまだなので座席表を確認する
通路の向かいの席に座ってる方がお連れの方だ
初対面ではないのだ
あの稲村ケ岳の山頂でバリゴヤを縦走してこられたところに居合わせた‘コッコさん’
早速、挨拶を交わしているとみけさんが到着
お天気で何よりだね~~、&$%¥*QQ♯♪ヒバリの子~~
8:50 集合という,
登山にしては遅い時間
ラッシュアワーで路線バスは遅れるわ、梅田駅の構内は人が溢れて泳げないわ
これからはもう少し早めの集合でお願いしますね~~○日さん
 
こちらの道路はスイスイ~~と阪神高速から南阪奈道路、奈良に入り山麓線を五條へと
いよいよ五新線を左に右に時に潜りしながらバスはねくねと高度を上げて
コスミックパーク・ほしの国に到着
トイレを済ませて服装やリュックの中身の調整をします
今日はここからバスであの案内板のある坂道を上がります
旧道を天辻峠まで、「ここからは未踏の地だね~~」と大騒ぎの二人(みけさんとワタシ)
 
 
 
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日陰の旧道は残雪がありバスは超スローで走ります
 
まだ11:00前ですので最低限の山の装備を持ってまずは
この富貴峠を大日山へとピストンです
ここは富貴峠と呼ばれその昔には高野、吉野、熊野の特産品が集まる要所であり
参詣道の交流地でもあったようで100戸ほどの茶店の集落となっていたそうです
大日山への登山口あたりは植林されていますが良く注意してみると
平らに整地されていた後がうかがい知れます
 
この2,3日の暖かさで峠には雪はほとんどありません
 
 
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随分古いですが今もお参りされているようです
 
大日堂
 
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そしてこの真新しい道しるべ
嬉しくなるんですよ~
 
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ふくろうの絵が入った、?・・?何やら山岳会の山名板
大日山 897m
雪が少し残っていました
 
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来た道を峠のバスのところへと戻り昼食タイム
今日のツアーは昼食は付いていません
おにぎり2個(1個は帰りのバスで食べるのだ)とミニどん兵衛
ありゃぁ~~、箸がありません
でも、山の中ですから、、あわてません、、、
 
 
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どっしりと腰を降ろしてまったり食事をしたらもう歩くの止~め~たな気分
 
でもこんな天気に日向ぼっこで過ごすわけには行きません
槍、、じゃない、乗鞍岳へと林道を歩いて行きます
林道の脇にはマーク付けしておきました(^^)
でも高い高いしないとダメかも~~
 
空はあくまでも青です!!
 
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ワタシが<あら~あの松がいいです~>
こっこさんが<兄弟松が仲良し~>
みけさんが<夫婦松にしてあげて~~>
 
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登山口につきました
おや?? 日程表には893mとありましたが??
添乗員さん平謝りしてました
事務方の責任と言いながらね、、、、
 
 
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993m
とあります
100m余分に登ることになりました
 
 
 
 
取り付いて暫く登って行くと雪が残っています、すべり転げないように注意しながら進みます
アイゼン装着するほどではありません
途中、先頭と間が空いて後方が少しイラッとしています
でも、悠々とオバァチャマは登って行かれます、参考にします今後の為に~~
 
左手にアイゼン付けて登った方が楽しそうな道が並行してきました
あくまでも、馬の鞍を征服しないとなりませんのですべりながら急登を進みます
馬の肩から鞍へと下ります
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展望は何もありません
槍、、じゃないって~~乗鞍岳山頂  993m
 
看板が見えませんよ~~
いいんです~
看板娘たちですから***
 
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その先に藪こぎしたら去年登った高城山から確認だけした武士ケ峰へと通じる
学術隊の道でしょうか
 
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空は~~~~
 
あ、少し雲が、、
 
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引き返す途中に木々の間から雪化粧した大峰の山々が見え隠れしました
この馬の背を少~し刈り開いたら素晴らしい展望かも、、、、
ですが、そのままにおけ、野よ山よ、、
 
ここもピストンです
登山口まですべり、尻餅着きしながら下ります
 
 
100m余分に登って降りてきました
再び林道をバスの待つ富貴峠まで帰ります
バスでいよいよ憧れの坂の上まで戻ります
 
 

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散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする
複雑な日本の夜明けの魁か
 
この交通の要所を見落とさなかったのは伺える
今はもう石碑が残るのみ
 
榧の実の・・・・
だれも木の名前読めません
日頃から漢字は読めても書けないなんてぶってると薄学がバレバレ
 
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血気に勝る15,6歳の若者達
この頃は
20歳を過ぎれば年寄りだったらしいなんて誰かが話していた
して、猫軍団は妖怪なので‘‘‘‘‘‘‘‘
などと茶化しながら重い歴史の地を踏みしめた
 
そして、ほしの国パークにはもう一方
護良親王が父を越えられずに未だ馬の背にいる
 
大塔宮よ貴男の名は残ったよ
 
 
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みけさんに負けない道好きなワタシは今回、山よりもこの地に立てたことを
何より感動した
 
 
感動が興奮が冷め遣らぬうちに非情にもバスは168号線を下って
五條市にある「ホテルリバーサイド」に隣接された
金剛の湯へと急ぐ
 
ほしの湯は土日、祝日のみ営業とあり
近くの温泉も改装中とかで
急遽、五條まで下ることになったようだ
 
入湯料も自己払い
 
以前、何方かのブログで拝見していたので期待して入湯する
 
泉質は確認しなかったがヌルヌルスベスベですっぴん美人になれたようだ
 
 
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近くには一度も列車は走ることなく廃線になった五新線の高架だろうか
鉄道の軌道上をバスが走るという変わったシステムで残されている
 
 
 
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振り返って五條市の中心街から大阪側のお山??
 
 
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そして山麓線を帰るバスの中から白く輝く大峰の峰々
 
 
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なんと明るいうちに梅田に着いた 17:30なってたかな??
 
みけさんたちは時間があるのでと
降りたところから真っ直ぐ南へと山屋さんへと向かった
ワタシは翌日も高野山奥の院への歩きが控えていたので
真っ直ぐ家に帰った
 
 
自宅の近くの公園に色鮮やかな紅梅が咲き綻んでいた
 
 
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みけさん
今日も!!
楽しかったです!!
 
ありがとうございました
 
大日山と
槍::::::じゃないーー;
乗鞍岳
山行きでした
 
 
Thank you