2014.05.11 (日)
弥山小屋~仏生ケ岳まで,
まぁ何とか元気に歩いてきました
シャリバテ寸前で昼食になりホッとしたら後半の縦走のスタートです
前方に見えてきた釈迦ケ岳目指しての歩きが始まりました 11:50頃
来し方を振り返っています
直ぐに鳥の水(孔雀の隠し水かな?)
ちょろちょろとしか出ていませんので何人もの人のペットボトルを満タンにするには時間がかかります
水が残り少ない人だけがもらい水です
仏生ケ岳60分、釈迦ケ岳110分の標識のある
孔雀の覗きにやってきました 12:10
オ~~コワコワ~!!
でもね、みけさんたら @@!!
ワタシはへっぴり腰で~~><;
五百羅漢さんだぁ~~!!
と感動していたら否や違うよと言われたがどうやら後で確認したらそのようです
孔雀岳には当初、登る予定はなかったが
意外に足がしっかりしているのと時間に余裕が出来たので
行って見たい人だけが往復40分の予定で来た道を戻って登って来ることになった
諦めていた孔雀岳にも登頂出来てゴキゲンのガッツポーズ (^^)v
眼下に池原ダム 北東の方向に大普賢岳
南の方角には八人山
稜線が南東へ伸びて笠捨山(南奥駈道・歩きました)
見飽きない山、山、
待ってる人もあります、縦走を続けないとなりません
急ぎ戻って再び南へと歩きます
ロープ場が続きます
下れば前方に随分と近くなってきましたね
前が随分急いで行ったので後ろとも離れてまるで二人だけの縦走の気分で
素晴らしい稜線歩きを楽しみます
ボチボチ最後の難所にやって来たようです
ここから難所と危険個所の連続
気を抜かずにしっかりと歩きましょう
先ずは貝摺りと呼ばれる行者さんも法螺貝を摺り乍ら通過したという岩場の下り
鎖をしっかと持って下ります
金胎両部分けの岩の亀裂部分を無事通過すると
畳二畳ほどの岩盤の回廊を左から巻きます、右下は崖です
蔵王権現様が見守ってくれています
阿吽の狛犬と言われる大岩の間から見える
七面山の馬ノ背は見事ですね~
林道がいつになったら復旧するのかな~?
行って見たい山です
峯中第一の絶景とまで言われる橡ノ鼻(えんのはな)
回り込んで振り向く
行く手に大岩が立ちはだかる
あれも登るの~~!!?
みけさんが
ウフフ、巻いて登るからダイジョウブ~~♪
と言ってくれる
しかし急登の巻き道だ
風の抜ける尾根に出て一呼吸
絶景が広がる
今朝スタートした弥山、八経ケ岳が随分遠くなった
遠くにしか見えなかったツツジがやっと登山道に花を添えた
、これはミツバツツジの様だが??
これで最後の鎖場だから
もうひと踏ん張り~~!!
マンサクがまだ咲いてるね~~
青空を見上げて顔もほころぶ
だがまだ鎖場を登る羽目に~
なかなか終わらない試練!!
よし!続け!
とばかりに登るも最初の第一歩が届かない
ここでメタボは泣くのであるーー;
何とかクリアして岩場に上がる
と今度は狭い岩の上を慎重に越えねばならない
越えると最後の登り
2012.05.24 のぶさんの案内で
オオミネコザクラを見にここまでは下ったなぁ
と思い出しながら急峻な崖をキョロキョロしてみる
でもお花は見当たらない
今年はまだ早いのか、咲かないのか?
ヘロヘロになりながらもなんとかお釈迦様のお姿が見えた!!
ヤッタネ~~~♪
お~~御慈愛の笑みで迎えて下さってます~~~♪
って、まだ後姿ですが(^^)
見よ!! この腕!! (笑)
14:05 釈迦ケ岳についに到着
錫杖の先に金剛山、葛城山も見えています
ここまで休憩も含めて8時間
良くぞ歩けたものです
振り返る稜線
弥山、1895m
八経ケ岳、1915m
明星ケ岳、1894m
仏生ケ岳、1805m
孔雀岳、1779m
釈迦ケ岳、1800m
修験の道、奥駈道を歩いてきましたね~~♡
皆で感動の記念撮影を済ませたら
バスの待つ登山口までまだ2時間下らねばなりません
前鬼へと下るには疲れた足では危険ですので旭口の登山口へと下ります
残り少なくなった水に不安をもらして途中で
みけさんにスポーツドリンクを一本もらいました
重たい二日間の思いの詰まった味です
お釈迦様の前で飲んだ味は一生忘れないと思います(^^)
お釈迦様に丁重にお礼を述べてまたお詣りに来させてくださいと申し上げて下ります 14:20
行者のカクシ水の水場で空になったペットボトルを満たして帰ります
ここからの帰りは一気だ!!
と初めは意気揚々でしたが
何と長い帰路なのか
千丈平を過ぎて
大日山の姿が見えると元気を取り戻し
少しの登りにヒィヒィと声を上げ
今一度と釈迦ケ岳を振り返り
古田ノ森を抜け
懐かしい分岐を過ぎ
あと登山口まで25分
3年前に比べるとここからの登山道は荒れてきたように思います
疲れ切って足が痛み出して急坂はより慎重に下る
すると目の前や登山道脇に見事なアケボノツツジが!!
萎えかけた気持ちも何のその
でも遥か頭上であったり登山道の斜面であったりと遠目にしかできません
残念なことに石楠花はもうこの登山道に咲いている姿は見られませんでした
16:05 長かった縦走もようやくピリオド
バスがいました~~~♪
一目散に走り寄り
先ず登山靴を脱ぎ捨てて用意されたスリッパに履き替える
お~~~足が蘇る~~~!!
お弁当の空を回収袋に入れて
立派なトイレも混み合ってるので温泉まで我慢しましょう
さぁさぁ~~無事に全員下山できました
温泉へGO~~♪
疲れ切っているはずなのに
車窓に広がる風景にまだまだ歓声を上げる女性陣
なんとアケボノツツジが満開で見送ってくれるのです
大塔、夢の湯さんに立ち寄り
いつもより短めの入浴時間ですが二日間の汗を流して
バスは168号線をひた走り橿原神宮駅19:30着へと急いだのでした
二日間に渡る
大峰奥道縦走も無事に終えることが出来ました
主催くださった奈交のスタッフさん
ご一緒に参加くださった皆さん
そして何より経験者のみけさんがいてくれたことが随分励みになりました
皆皆さま
本当にお世話になりました
ありがとうございました!!
そして終わりに
こんな拙い記事にお付き合いくださった方々にもお礼申し上げます
<<完>>