あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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紀伊山地の霊場と参詣道の世界遺産・・小辺路(こへち)を少し

2014-05-20 23:19:30 | お山(全国各地)
 
2014.05.17 (土)
 
ブログなんてワタシには程遠い存在だった4年前
日本一長い路線バスに乗りたくてネット検索し大和八木駅から新宮駅までのチケットを買い
ただ路線バスに乗るだけではつまらないと
十津川のホテル昴に一泊して熊野本宮大社にお詣りして
新宮駅からスーパー黒潮で大阪に帰るという漠然とした旅を計画した
途中の谷瀬の吊り橋を渡ったのもその時が初めてだった
いや?吊り橋は40年以上前に訪ねたかな?
もう記憶は曖昧だ
話を戻して
ホテル昴にお昼には着いてしまいホテルでいろいろとお聞きするうちに
じゃ~行って見ますと軽く出かけた世界遺産の参詣道・小辺路
柳本の吊り橋を渡って果無集落を抜け果無観音堂までを
日暮れまでにホテルに戻るべく大急ぎでピストンした
写真も撮ってあるが大量のCDの中から探す作業は止めた
 
そして2度目は高野山下の慈尊院の町石道から高野山へお詣りして
高野山から小辺路歩きのツアーに月一で参加して歩いた
小辺路のパンフには必ずと言って良いほど登場する奈良県十津川村の果無集落
季節は4月、そのパンフ通りの世界が待っていて感動したのは忘れない
 
既にみけさんと知り合いこともあろうかブログを書き始めていた
2011.4.21 の記事にある
 
そんな思い出の地へ再び訪れるチャンスがやってきた
もちろん、有難きかな~♪
奈交さんのツアー <果無峠からブナの平>
かねがね果無山脈を縦走したい~~~!!とみけさんと言い続けてきたかいがあった(^^)v
 
残念なのは林道が通行できないため縦走は無理
せめてものと今回のブナの平までのピストンが叶った
 
十津川までは橿原神宮駅からでも3時間は優にかかるので集合時間は7:30
ぎりぎりセーフでバスに乗り込む
余裕の特急でお越しのみけさんとコッコさんが一番前の特等席で待っていた
その後ろの席に座りこむ
今日は小型バス2台でも満員の39名の参加
ザックはトランクルームに預けておやつや貴重品だけを持って座席へ
バスの足元が広いのが救いだ
今回はコッコさんも参加だ
 
バスは下市から城戸を経て168号線へと合流
毎度、この方面ではここ道の駅大塔でトイレ休憩
天辻峠を下って猿谷ダムのあたりは実に見事な風景が続く
山はシダジイだろうか花が一斉に咲きまるで黄金が輝いているかの様だ
 
ダムの堰堤は改めて見たが初めて見たような感覚
 
 
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ホテル昴に立ち寄りトイレ休憩してお弁当とお茶を受け取る
帰りにはまた入浴に立ち寄ります
本来なら小辺路歩きはここから柳本の吊り橋を渡って果無集落へと上がって行きます
今日の目的は果無山脈をブナの平へ歩くことです
バスで果無集落まで更に上がります
 
見上げる先に果無山脈が続いています
 
あの稜線を少し歩きます
 
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前回は2度とも歩いて上がってきた集落の上の登山口まで一気にバスで上がります
とはいえ狭いヘアピンカーブの道、バスはトラックとの離合に難儀します
 
車で上がれるとはいえこの集落の人々はやはり大変な日常ですね
 
10:55 登山口をスタートです
 
 
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みけさんはなんだかハイテンションです
 
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ミヤマハコベの横に小さい花が咲いています
ゴマノハグサ科の仲間クワガタソウかしら?違うかな?でもカワイイ~~♪
 
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ワイワイと言いながらも早くも急階段をゼーゼー言いながら登ります
ここ十津川から小辺路の道の両脇には
果無集落の方々の信仰された西国三十三札所の観音様がお祀りされて
八木尾まで見守ってくれます
 
あ~~♪
ギンリョウソウ~~、ちょっとピンクを帯びてるよ~~♪
 
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                         こっちのは目玉が大きいね
 
 
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            観音様と一緒に見てるよ~~♪
 
 
 
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写真撮るのは良いけど遅れるなよ!!
自然観察会じゃないんだから!!
 
なんて声は馬耳東風、猫に風鈴~(あったっけ・笑)
 
あんた見たことない顔じゃん、へ、これしきの道で後れをとるもんかね
と、みけさんと顔を見合わせてニヤリ(^^;
 
あっという間に天水田にやってきて小休止 11:25
この先の山口茶屋(今は跡地)の住人が天水(雨水)を上手く利用して田圃を作っていたのだとか
 
蕨が沢山生えていましたよ~~♪
 
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ヒメハギが可愛いね ☆
 
 
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山口茶屋の防風林だったと言われている巨木も
先の紀伊半島を襲った台風で長年の役目を終えたようだ
 
哀しいけれどこれが現世
 
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雑木林には光合成がまだこれからの新芽が花の様に赤く日光を浴びて輝いている
 
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地蔵菩薩様も以前に比べるとお疲れの様で少し傾いておられ背当てがしてある
 
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熊野古道歩きにはピッタリの装束の方がいらっしゃいました
 
 
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12:10 果無観音堂に到着
 
昼食タイム
 
観音堂には石楠花が咲いていたが少し時期が過ぎていた
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ホテル昴さんのお弁当
豪華2段弁当です
こないだの山小屋のお弁当とはちょい格差がありますなぁ(^^)
 
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水はいくらでも湧いてるようです
ここで先日テント泊して小辺路歩きを高野山から2泊3日で熊野本宮大社へと完歩された
ブログ友さんがいらっしゃいましたね
健脚でないとできない事です
ワタシはツアーで1泊2日×2回(2泊4日になりますね)でしたね
 
 
 
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豪華お弁当を平らげると歩くのが嫌になりそうですが
果無峠から果無山~ブナの平への楽しみが待ってるので登り頑張りましょう
 
 
 
マムシグサの三姉妹
ウラシマソウはないですかね~
 
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暫く急登を凌ぎ、見晴らしポイントです 12:55
 
遠くに釈迦ケ岳が望まれ1週間前にあの稜線を縦走したんだなぁと思うと感慨も一入
 
 
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熊野古道の道標越しに果無集落やホテル昴も良く見える
 
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南奥駈道の笠捨山も望まれる
 
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北に目をやれば恐らく三浦峠から下る小辺路の山並みだろう
 
 
 
 
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まさに果て無しの山並みだ
 
 
もうひと踏ん張りの登りを頑張って着いたのが果無峠 
 
 
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さっきの観音堂でお会いした二人の男性
明日(5/18)の十津川トレイルランの下見とかおっしゃてたが
この案内板を取り付けて行かれたのですね
 
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懐かしい半壊の宝篋印塔
台座部分しかありません、宝篋印塔の上部は何処へ?
 
 
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ここ果無峠には西国十七番札所、六波羅蜜寺の観音様がお出でになる
 
ここを下って行くと八木尾から本宮大社への小辺路が続く
 
 
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少し休憩したら小辺路と別れ右へ取ってブナの平への道を登ります
 
少し高度を上げると直ぐに果無山の山頂 13:35
ピークで記念撮影を済ませたら立ち止まらずにどんどん先へと行きましょう
 
 
 
 
 
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何だかワクワクする光景に出くわしました
 
 
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長くなりそうです
 
 
区切りにいたします ((^^))by