昔から、日本と言う国は、外国人から見ると「酔っ払い天国」に見えるそうである。
確かに「酔った勢いで・・・」「酒の席のことだから・・・」「酔っぱらっていて何を言ったか覚えていない・・・」などなど、酒のせいにして済ませる風潮が有る。
法律をもっと厳しくすればよいのだが・・・・。
実はこれが非常に難しいのである。
新しい法律を作るには、政治の力が必要になるのだが、肝心の「政治の舞台裏」では日夜「酒宴」が繰りひろげられているのである。
自分自身が酒を飲んでいては、「酒を飲むな」とは言いにくいであろう。
40年近く昔(27位の頃)のことではあるが、私自身も一度だけ「酒気帯び運転」をしたことが有る。
家から1.5キロくらいの所で飲んでいたので、「軽い気持ち」で運転してしまったのだが、カーブで危うくガードレールにぶつかりそうになり、それに懲りて、それ以後は「車を運転する時は飲まない」と言うことを実行している。
元々「酒は好きではない」ので、特別苦痛には感じないのだが、その時一緒に飲んでいた会社の上司は、半月後に「自損事故」でなくなっている。
飲酒運転に対する罰金が引き上げられた結果、一部には「罰金が怖くて代行を頼む」と言う人も出てきているが、まだまだ「不十分」と言わざるを得ない。
飲酒運転=危険運転、と言うようにして、「飲酒運転による事故」には「危険運転致死傷罪」を適用するべきである。
今回の福岡の事故に対する判決では、「あの程度でも危険運転にはならないんだー!」と考える「ふとどき者」もいるであろう。
しかし、政府とすれば「酒税は重要な財源」であるから、「酒類の販売量が低下するような法律」は作りたくないであろう。
「出来れば沢山飲んで欲しい」と言うのが「本音」ではないだろうか?。
酒類の販売量の低下=国税の減少=財源不足=景気の減速=・・・・、と言う事になるのであるから、「痛し痒し」である。
人間社会に限らず、何かをすれば必ずそれに伴って、次々と「連鎖反応」が起きる。
その「連鎖反応」は、時として「予想外の所」に「予想外の影響」を与える事が有る。
「飲酒運転には厳罰を持って望む」と言う事になれば、「そのお酒を提供する店」にとっては「死活問題」になるであろう。
物事にはすべて、「プラスの部分があれば、必ずマイナスの部分も有る」と言うことを忘れている人が多い。
そして、「それでオワリ」と言うことにはならない。
「飲酒運転に厳しい対応をする」と言う事は、「飲酒運転を減らす」と言う「プラスの面」が有るが、その一方で「様々なマイナスの面」がある事を覚悟しなくてはいけない。
私は「飲酒運転は反対」である。
「飲酒運転に反対する以上」、それに伴う「マイナスの面」も受け入れるつもりである。
「プラス面だけを求めて、マイナス面は拒否する」と言う事は「人の道に背く」と言うことである。
確かに「酔った勢いで・・・」「酒の席のことだから・・・」「酔っぱらっていて何を言ったか覚えていない・・・」などなど、酒のせいにして済ませる風潮が有る。
法律をもっと厳しくすればよいのだが・・・・。
実はこれが非常に難しいのである。
新しい法律を作るには、政治の力が必要になるのだが、肝心の「政治の舞台裏」では日夜「酒宴」が繰りひろげられているのである。
自分自身が酒を飲んでいては、「酒を飲むな」とは言いにくいであろう。
40年近く昔(27位の頃)のことではあるが、私自身も一度だけ「酒気帯び運転」をしたことが有る。
家から1.5キロくらいの所で飲んでいたので、「軽い気持ち」で運転してしまったのだが、カーブで危うくガードレールにぶつかりそうになり、それに懲りて、それ以後は「車を運転する時は飲まない」と言うことを実行している。
元々「酒は好きではない」ので、特別苦痛には感じないのだが、その時一緒に飲んでいた会社の上司は、半月後に「自損事故」でなくなっている。
飲酒運転に対する罰金が引き上げられた結果、一部には「罰金が怖くて代行を頼む」と言う人も出てきているが、まだまだ「不十分」と言わざるを得ない。
飲酒運転=危険運転、と言うようにして、「飲酒運転による事故」には「危険運転致死傷罪」を適用するべきである。
今回の福岡の事故に対する判決では、「あの程度でも危険運転にはならないんだー!」と考える「ふとどき者」もいるであろう。
しかし、政府とすれば「酒税は重要な財源」であるから、「酒類の販売量が低下するような法律」は作りたくないであろう。
「出来れば沢山飲んで欲しい」と言うのが「本音」ではないだろうか?。
酒類の販売量の低下=国税の減少=財源不足=景気の減速=・・・・、と言う事になるのであるから、「痛し痒し」である。
人間社会に限らず、何かをすれば必ずそれに伴って、次々と「連鎖反応」が起きる。
その「連鎖反応」は、時として「予想外の所」に「予想外の影響」を与える事が有る。
「飲酒運転には厳罰を持って望む」と言う事になれば、「そのお酒を提供する店」にとっては「死活問題」になるであろう。
物事にはすべて、「プラスの部分があれば、必ずマイナスの部分も有る」と言うことを忘れている人が多い。
そして、「それでオワリ」と言うことにはならない。
「飲酒運転に厳しい対応をする」と言う事は、「飲酒運転を減らす」と言う「プラスの面」が有るが、その一方で「様々なマイナスの面」がある事を覚悟しなくてはいけない。
私は「飲酒運転は反対」である。
「飲酒運転に反対する以上」、それに伴う「マイナスの面」も受け入れるつもりである。
「プラス面だけを求めて、マイナス面は拒否する」と言う事は「人の道に背く」と言うことである。