へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

情報依存症

2008年03月22日 03時42分04秒 | Weblog
最近ネット上で様々な動画が人気を呼んでいるようなのだが、私から見ると「情報依存症」と言う言葉がピッタリするように感じるのだが・・・・。
昔と違って簡単に撮影出来る機材の発達により、「誰でも簡単に撮影が出来る」と言う事と、「ネットで公開する」と言うことも出来る為、誰でも簡単に「情報発信者」になれるようになった。
そのため、従来の「記者が取材をする」と言う限られた情報と違って、「マイナーな情報」が多くなり、その分だけ選択肢が増えたことで「関心度」が高まったのだろうが、私から見ると「関心度が高まった分、それ以外のことに関心を持たなくなった」と言う弊害が出ていると思うのだが・・・・。
「ネット上の動画を楽しむ」と言う事は、「好きなお菓子を食べる」と言うことと同じで、情報(栄養)の偏りによる各種の弊害が起きてくると思うのだが・・・・。
「人はパンのみに生きる物にあらず」と言った人がいるが、パン(食事)だけでは味気ないために「その他の物(お菓子や果物)」も必要になるのだが、アクまでも主役は「パン(食事)」である事を忘れてはいけないだろう。
しかしながら、最近の若い世代では「お菓子ばかり食べて、食事をしない」と言う人が増えているようで、いずれはそのしっぺ返しが来る事になるのだが、その時になってから慌てても遅いのだが・・・・。
「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」と言うように、楽しい事ばかりを追い求めていれば、いずれは苦しむ事になるのだが、その時になっても「その原因は自分自身にある」と言う事に気が付く人は少ないであろう。
「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言う言葉は、最早「死語」になってしまったようで、先が思いやられる。
一生キリギリスのような生活が出来る人も居ない訳ではないが、「例外的」と考えるべきで、遅かれ早かれ行き詰まることは確かである。
タイトルに「情報依存症」と書いたのだが、特別情報に限った事ではなく、「何かに付け依存する」と言う体質になっているようである。
「何かに依存する」と言う事は、酒・タバコ・薬物などの依存症を見れば解るように、其処から抜けだすことは「非常に困難」と言わざるを得ない。
私の場合も、ある意味で「趣味に依存している」と言うことが言えるのだろうが、それでも、若い頃は「最小限」で我慢をして、本格的に始めたのはリタイアしてからのことです。
コメント
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