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文字論 2

2015-11-12 | 日本語表記
文字論を記号文字論とするのは、音声記号を文字とするか、文字とは記号であるとする考え方である。記号論と文字論である。その文字そのものの、文にして意味するところは飾り、あやであるので、文そのものの捉え方に意味があることを知る。字そのものの、字は名であるから、それもまた名辞としてとらえる意味そのものである。つまり、文字論は記号論と画して、記号文字論に対する名称をとれば、いわば、意味文字論である。記号と意味が対立するかどうかは定かではないが、言語記号と意味内容とのありようは音形としてのものである。意味文字論の謂いは字形としてのものであるから、それを議論することになる。日中同形語とする議論があり、かつて同文同種としたことが打ち消されてまた、それは明らかに理念であって理想であるが、同文でもなく同種でもなかったようであるので、いま語における字形を見て同形とするのも短絡しているといわざるを得ない。文字論となれば、それは漢字論であるかどうか、日本語寛喜の論と、中国語漢字の論とは、それぞれ言語によっての議論である。漢字論を唱えて、簡体字と繁体字と、当用と常用と、またハングル字、貝葉経文字を漢語とかかわらせるか、漢字論の広がりは文字種としての議論となる。 . . . 本文を読む

世界の軸がぶれる

2015-11-12 | 斯く書く
アメリカが、大統領選に異常あり、とする触れ込みである。世界情勢は米合衆国にのみあるものではない。それが、何をもって異常であるのかとなると、世界にどう影響するか。軸のぶれ方は仏教語の世界ならぬ、古代ギリシャ語の、コスモスによる、その秩序の善し悪しのこととなると、その異常とあるのは、カオスのことである。ニューズウイーク11・17号、カバーストーリーに、アメリカはどこへ行く?暴言が飛び交う泥仕合と化した世界でも重要な選挙の品格、と見出しにする。狂気か正気か、有力候補の横顔、であるとか。その中身であるが、雑誌『ニューズウィーク日本版』の案内による記事一覧である。 世界の軸は、中台接近による対リコの思惑と、ロシア機の墜落はISISによるかという記事があって、日独同盟の勧めと見えたりすると、考え込んでしまうことは、アメリカ大統領選挙だけにとどまらないことばかりの観測である。 . . . 本文を読む