日本への遺言だという。文芸誌の企画である。。戦前生まれとあるので、その境はどこにあるかと寄稿者115人を眺めていくと、1945年であるらしい。戦前と戦後が1945年で区切られて1946年はもう戦後であるから、単純な編集である。そう思って確かに戦後生まれといわれ続けてきた思いからすると戦後がわかり良いのは終戦があるからである。その終戦の前に生まれた人がなお存命であるとすると、さかのぼること30年前ぐらいのことか、1936年ごろで100歳の区切りが見えるので、戦前生まれというのは、ほどなく絶命する予備軍で、遺言を書かせてもおかしくはない、それにしては70歳では若すぎるし、戦前生まれというのは…と考えていて企画の単純さに意味が見えなくなってしまって、日本への遺言も、やっぱり、おかしなタイトルであると思うほうへと考えが移ってしまった。生存者に遺言を書かせて、それを公開したとて何になろうか。1000字前後ののエッセイ集であるようで、文学的なセンスで言えば、箴言の文集である。というところで、そうかこれは文芸誌であったと、文芸春秋という名前で合点をして、とりあえず115人の20人ほどを読み進めてみた。 . . . 本文を読む
皇室が過ごす4つの日のこと、その過ごし方である。宮内庁のホームページに記載されている。天皇陛下の皇太子時代に記者会見で述べられたそうだ。日本の忘れてはならない日をそれぞれ、>忘れてはならない4つの日
毎年6月23日沖縄慰霊の日
毎年8月6日広島原爆の日
毎年8月9日長崎原爆の日
毎年8月15日終戦記念日 全国戦没者追悼式
としている。その日はまた、お慎みのことになるようである。
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