日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 タイトルの原題である。地上波、初放送を観賞した。映画作品化は二本目、製作配給は東宝、白黒、東宝スコープ、1967年、昭和42年に続く、いま観たのは、製作配給は松竹、戦後70年にあたる2015年8月8日公開のものを、民放による番組放映である。>2枚の録音盤は1回目に録音された録音盤を「副盤」、2回目に録音された録音盤を「正盤」として皇后宮職事務室から運び出され、正盤は放送会館へ副盤は第一生命館に設けられていた予備スタジオへと無事に運搬された。運搬に際しても副盤をいかにも正式な勅使らしい偽物を仕立てつつ、正盤は粗末な袋に入れて木炭自動車で運搬するという念の入れようであった。 . . . 本文を読む
お盆と盆休みと盂蘭盆と、お盆は中元にある、上元1月15日中元7月15日下元と、道教の由来に、下元10月15日だけは、日本にない、祖霊を供養する盂蘭盆会を催すようになった このもとのは中国でのことで 中元とともに日本に影響した 盆休みを藪入りとかさねて 古来の風習といいたいところ 奉公の子など、また嫁いだ女と子とが年に2回だけ帰省する 休みがあり、それはまた旧暦の7月16日であった 盆と暮れである いまや家族での盆休みの旅行、かたや8月の年中行事である 盆の由来をたずねて 盂蘭盆会は道教を通じて習合し 中国説話である、仏弟子の目連が毎年、亡母を供養した日 というのは祖先供養に牽強付会となる その墓詣りに、新盆の提灯、迎え、送りの火となる風物詩 ここに風習として伝わる精霊棚、精霊馬そして精霊流し とも 広くアジアの地域での風趣が垣間見えるようになる
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エッセイを読んでいて、この語義に、おや、ならぬ親を思った。閉ざした口のその向こうに と題する、エッセイである。日本経済新聞の文化面、20160814付けである。執筆者は、鷲田清一 氏の一文、その用例は、自らの記述に、>耄碌の兆し とある。普段は見ないものを、見ようとしなかったものを、見るようになり、そこには見えないものを見た、というような、それはまた、>そして何より、とうにいない父や母、祖父、祖母のかつての姿を思い起こしたり ということである。これを耄碌と表現したのだが、その意味には、ただの老いぼれとしてのことを込めていったようだが、世間でいうところの、おいぼれとはまた違うようである。残影を見ることをもっておいぼれたとするなら、それはたしかに、頭脳や身体のはたらきがおとろえる、ことであろうが、そこには記憶の蘇りがあるような記述であるから、耄碌にはならないかもしれない、と思ったようなことである。 . . . 本文を読む
チャイナリスク China risk を検索すると、中華人民共和国の抱えるカントリーリスク、という説明がある。ウイキペディアの立項目である。中国国内で外国企業が経済活動を行う際もしくは中国人を雇い入れる際のリスクと説明がある。不確実性とするが、ダウンサイドリスクだけを取り出したもの、という。その記事を追っていくと、ビジネス上のリスクがあって、加えて出てくることがらの一つ一つが、近代国家のものではないようなものばかりである。そこで話題は、チャイナハラスメントである。チャイナハラスメント: 中国にむしられる日本企業 (新潮新書)2015/1/16 という出版物のことになるが、> 友人が語った話に基づき、中国人ビジネスマンの対日本人交渉術をまとめると、以下のようになる。
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