ちょっと大変なことに気づいた。クルーズ船の出来事から、最初にそう思ってきた、そうなんだと。これを大仰に、わたしたちはどの程度知っているか、自覚しているか。若年層には死の恐怖があるのだろうか、中高年層には感染してしまうと、持病として疾患をどこかに持つと、それは高齢者の弱さにもあって、死に至る病である。これはインフルエンザにかかれば死亡するケースが多いので、流行期になる前には、必ず60歳以上は予防注射をしろという忠告を思い合わせて、ここから、COVID-19の恐ろしいことがわかる。新型コロナウイルスにかかれば、肺炎を起こすようなケースで、そこに病巣として取り付けば、これは治らない、直せない。患ってその治癒力があるかないか。薬がないし、手の施しようがない、直しようがない、ウイルスが増殖すれば死ぬ流行病であるということを、もっと知らなければならない。
どうも、そのあたりを識者は知っていて注意喚起しない、世間常識で、医療体制が整っているシステムで、重症患者は死ぬということを、医師、看護士は知っている、それを人工呼吸器、人工心肺として救命に、患者に補助道具をつけて治療しているという映像ばかり。サーズ、マーズの知見を経験するよその地域と、それをいま新型コロナウイルスによって日本社会に引き起こしているのである。
思い出すことに、武漢封鎖で病棟を建設し、ベッド数を1600床と聞いたときに、その数には限りがあったが、その対応には感染症対策があったか。多いか少ないか、武漢での蔓延した状態はわからないが、3000とも、6000とも、その重症者になる患者を診るというその特設病院の医師、米国で感染症を研究したとか、NHKスペシャル番組で見ていて、この伝染病の対応は、罹患率、治癒率、そのうえで、重症者の対症療法だけしかないという様相であったから、どこかから聞こえるささやきにも似た、重症の死ぬ率、助からない割合の抑え方に対策があるCOVID-19なのである。
http://jsv.umin.jp/news/news200210.html
新型コロナウイルス感染症について
> コロナウイルスは様々な動物でその感染が報告されています。SARSコロナウイルス、MERSコロナウイル、新型コロナウイルスのように、約10年ごとに突如出現し、大混乱を引き起こします。
急きょ建設の雷神山医院、32病棟のうち30棟が閉鎖に 中国・武漢市
4/6(月) 14:48配信
>【CNS】新型コロナウイルス感染症の発生後に急きょ建設された中国・武漢市(Wuhan)江夏区(Jiangxia)の簡易医療施設「雷神山医院」では、多くの患者が治癒・退院し、大部分の病棟が患者ゼロとなり使われなくなった。
この病院では4日にC3病棟が患者ゼロとなり、5日にはさらに13人の患者が退院。現在、患者数は47人のみとなっている。同院で治療した患者は計2000人。患者47人は過半数が重症で、集中治療室(ICU)には20人がいる。上海から支援に来ていた医療隊第3陣は6日、撤退した。
同院は3月25日に初めて1病棟の入院患者がゼロとなって以来、3月末には10余りの病棟が患者ゼロとなり、現在は32ある病棟のうち30が閉鎖されている。4日には、C3病棟が閉鎖された。
今年1月25日、武漢市はこの総面積7.97万平方メートルの「雷神山医院」の建設を開始、2月8日には初めての患者を迎えた。総病床数1600床、2か所の重症医学科病棟、3か所の準重症病棟と27の普通病棟を有し、重症病棟以外は1室あたり2個のベッドを備えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News