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うたかた、字をあてると、泡沫

2013-02-13 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 753 は うたかたの季節を楽しむ を、例題にしている。うたかた がイメージするのは、泡沫という語だ。また、よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久し、とこの語のフレーズのようになっている古くからの言い回しがあって、ぶつぶくぶくりと思わせる。それを季節の描写に当てはめたとすれば、文学表現の一つにあげられるようなことだろうか。コラムの解説は、うたかたの恋 を挙げてそれなりのイメージを持つようだが、うたかたを消えやすいものととらえている。だから、季節は消えるものではないから、過ぎ行くものには合わないとする。急ぎ過ぎ行く季節を楽しむ 、とすればよいと言いかえを説明している。

うたかたの語源には、次のようなサイトから。

泡沫(うたかた) - 語源由来辞典
gogen-allguide.com/u/utakata.html
>うたかたの語源には、「ウクタマカタ(浮玉形)」の転、「ウキテエガタキモノ(浮きて得がた きもの)」の略、「ワガタ(輪型)」の「ワ」の延音「ウタ」、「ウツカタ(空形)」の転など、多くの 説がある。

この語の用例は、歌詞にあるようだ。
>花のあとさき
果てぬ空の彼方あゝ たおやかな風になりたい心の泪 散らすようよるべなき想ひ 苦しみ に寄り添ひたいうららかな陽の如くただうたかたの季節でも木洩れ陽のあやとりが 解( ほど)けやがて陽が落ちるこの一日が無事に過ぎる日々が永久(とわ)に続いたなら ...
www.jtw.zaq.ne.jp > トップぺージ > は > 薄桜鬼 黎明録 - キャッシュ

歌詞はそちらにリンクを見て、ここの引用は検索画面にみえるところから、この表現は過ぎ行く一日をとらえているので、きえてしまう前の浮き玉を言う。そして日々が永遠に続くことを願うので、消えゆくことを対比している。


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