言の葉は言葉だけれども、葉の字は美しい。それは緑豊かな国土にいるから。それは美の理念のためにふさわしい。しかし、集英社が編んで20巻もの戦争と文学を綴る言の葉とは、どういうものだろうか。第2巻はベトナム戦争で、泥の字が一字ある。朝鮮半島の分断に対して、アジアの異国の戦いに、何を象徴するのだろう。目を引くのは、従軍記を書いた作家たちの小説であろう。そのなかで日本語について、中上健次の小説がある。この時代の戦争ということであれば、ベトナム戦争は少年時代に経験した、っといっても、日常的にそのニュースを聞き続けた中学生から高校生の記憶にある戦争である。とても言の葉では語れないが。
戦争がどういうものかを知った。解放戦線、ベトコンと言われた。北獏という爆弾攻撃はとどまることがなくなると、それが泥沼であった。枯葉剤による影響が深刻だった。少女の写真に現れた恐怖の中の瞳がなまなましい。日本から輸出するキャラメルに細工があるとジャーナルが伝えた。多くの近代兵器は戦争の状況に見え隠れした。そこにあったのはジャングルに掘られたホーチミンルートだ。南北の戦いは南の崩壊で終戦となるも、米兵に残した戦争の傷跡は深かった。
そこに介入した米軍はベトナムを焦土とすべく空爆を繰り返したが結局は撤退をした。ベトナムのことを、日本との戦争のときようには、菊と刀があればそうでもなかったのか、アジアの一角を知りえなかったのだろう。それは戦争後の異文化コミュニケーション研究を米本土にみ出したといわれている。日本のときは戦争の展開に真珠湾攻撃があったから民族と文化を知ろうとした。ベトナム戦争が起こした事柄は、その後に戦争を繰り返す地域と民族が現れたことだった。
戦争がどういうものかを知った。解放戦線、ベトコンと言われた。北獏という爆弾攻撃はとどまることがなくなると、それが泥沼であった。枯葉剤による影響が深刻だった。少女の写真に現れた恐怖の中の瞳がなまなましい。日本から輸出するキャラメルに細工があるとジャーナルが伝えた。多くの近代兵器は戦争の状況に見え隠れした。そこにあったのはジャングルに掘られたホーチミンルートだ。南北の戦いは南の崩壊で終戦となるも、米兵に残した戦争の傷跡は深かった。
そこに介入した米軍はベトナムを焦土とすべく空爆を繰り返したが結局は撤退をした。ベトナムのことを、日本との戦争のときようには、菊と刀があればそうでもなかったのか、アジアの一角を知りえなかったのだろう。それは戦争後の異文化コミュニケーション研究を米本土にみ出したといわれている。日本のときは戦争の展開に真珠湾攻撃があったから民族と文化を知ろうとした。ベトナム戦争が起こした事柄は、その後に戦争を繰り返す地域と民族が現れたことだった。