病名ではないが、痛みの言葉を取り上げよう。オノマトペで表す痛みについて、調査研究をするというサイトからである。キリキリと痛むとか、ずきんずきんと痛むとか、その表現である。その痛みを訴えるのに、ずきずき、びりびり、じんじん、がんがん、などがオノマトペとして挙がる。それは疼痛の種類によって、神経障害性、混合性、障害受容性のどれにも共通して、上位にあった。その分類に応じてまた、違った痛みの表現がある。 さらに詳しくなると身体部位に応じたとらえ方となる。それは15種類にわけている。
オノマトペラボ
http://onomatopelabo.jp/medical/gram/index.html
http://onomatopelabo.jp/index.html?medical
「キリキリ」など痛みの表現を調査・研究
(2013年07月10日 16:00)
国立国語研究所(国語研)は、痛みを表現する「キリキリ」などのオノマトペ(擬音語・擬態語)についての調査・研究を、夏にも始める。慢性的に痛みを感じる患者などの症状を、医師が把握し、効果的な治療を選択するために役立てるのが狙い。
研究に加わる田中牧郎・国語研准教授は、このほど東京都内で講演し、問診の際に患者が痛みを表す言葉にはオノマトペが多いと指摘。「患者が症状を伝えたり、医師が痛みを把握したりするのに、言語研究が(医療と)連携できる可能性を感じる」と述べた。
調査の方法については、「地道な作業だが、現場で患者が発する言葉を集めるようなことが、実は手掛かりを一番得られるものなのではな ...
オズマピーアール、国立国語研究所と「オノマトペ」でコミュニケーション課題の解決を目指す産学共同プロジェクト『オノマトペラボ』をスタート
事例紹介, 医療・ヘルスケア
~研究第一弾は医療コミュニケーションをテーマにした「メディカルオノマトペ」~
株式会社オズマピーアール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:境 信幸)は、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所(所在地:東京都立川市、所長:影山 太郎、略称:国語研)とオノマトペによりコミュニケーション課題の解決を探る共同プロジェクト『オノマトペラボ』を2013年9月13日より発足いたしました。
オノマトペとは、「ザーザー」「ふらふら」など、擬音語、擬声語、擬態語の総称を示すフランス語で、日本語には特に数が多いと言われています。また、「ゲラゲラ」と「クスクス」のように、同じ「笑う」という行為でもニュアンスの違いを直感的に共有できる優れた性質を持っています。本プロジェクトはオノマトペのこうした性質に着目し、日本各地のオノマトペを収集・整理しながら、現代社会におけるコミュニケーションのさまざまな課題に向けた、新たな活用法やコンテンツなどを提案していきます。
『オノマトペラボ』は、日本語オノマトペ研究者である明治大学の小野正弘教授に総合アドバイザーとして参画いただいているほか、研究テーマの内容に応じて、内外の研究者、学術団体、企業、メディアなどと連携し、より具体的なソリューション提供を目指していきます。また、ラボのwebサイト(http://onomatopelabo.jp/)は本日10月18日に本格オープンいたしました。このサイトでは一般参加型のコンテンツも用意し、訪問者が楽しみながらオノマトペへの理解を深めつつ、将来的にはオノマトペの「今」を収集、分析できるような仕組みも備えていきます。
本プロジェクト最初の取り組みは、「メディカルオノマトペ」と題し、医療現場におけるコミュニケーションをテーマにオノマトペが果たす機能についての可能性を探ります。中でも多くの疾患で主訴となる「痛み」に着目し、疼痛患者4,505人を対象としたオノマトペ調査を行っております。なお、本研究においては日本大学総合科学研究所の小川節郎教授に監修をいただいているほか、病院検索・薬検索・医療情報サイトのQLife(http://www.qlife.jp/)の協力により進めております。
PR会社であるオズマピーアールと、日本語研究の国際的拠点である国語研は、本プロジェクトで双方の知見を共有、研究することで社会に資するさまざまなソリューションを提供していくことを目指してまいります。
■株式会社オズマピーアール
1963年設立以来、日本での活動のパイオニア的存在として業界をリードしてきた総合PR会社。豊富な経験とケーススタディを持ち、国内外の企業、政府関係機関、公的団体などをクライアントに、総合的な広報PR活動を行なっている。
http://ozma.co.jp/
■大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所
日本語研究の国際的拠点として国内および海外の大学・研究機関と大規模な共同研究を展開している。共同研究の成果は広く社会に発信・提供し,様々な応用研究に役立てることも重要な使命としている。
http://www.ninjal.ac.jp/
「オノマトペラボ」担当研究員
・竹田晃子 特任助教
・田中牧郎 准教授
オノマトペラボ
http://onomatopelabo.jp/medical/gram/index.html
http://onomatopelabo.jp/index.html?medical
「キリキリ」など痛みの表現を調査・研究
(2013年07月10日 16:00)
国立国語研究所(国語研)は、痛みを表現する「キリキリ」などのオノマトペ(擬音語・擬態語)についての調査・研究を、夏にも始める。慢性的に痛みを感じる患者などの症状を、医師が把握し、効果的な治療を選択するために役立てるのが狙い。
研究に加わる田中牧郎・国語研准教授は、このほど東京都内で講演し、問診の際に患者が痛みを表す言葉にはオノマトペが多いと指摘。「患者が症状を伝えたり、医師が痛みを把握したりするのに、言語研究が(医療と)連携できる可能性を感じる」と述べた。
調査の方法については、「地道な作業だが、現場で患者が発する言葉を集めるようなことが、実は手掛かりを一番得られるものなのではな ...
オズマピーアール、国立国語研究所と「オノマトペ」でコミュニケーション課題の解決を目指す産学共同プロジェクト『オノマトペラボ』をスタート
事例紹介, 医療・ヘルスケア
~研究第一弾は医療コミュニケーションをテーマにした「メディカルオノマトペ」~
株式会社オズマピーアール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:境 信幸)は、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所(所在地:東京都立川市、所長:影山 太郎、略称:国語研)とオノマトペによりコミュニケーション課題の解決を探る共同プロジェクト『オノマトペラボ』を2013年9月13日より発足いたしました。
オノマトペとは、「ザーザー」「ふらふら」など、擬音語、擬声語、擬態語の総称を示すフランス語で、日本語には特に数が多いと言われています。また、「ゲラゲラ」と「クスクス」のように、同じ「笑う」という行為でもニュアンスの違いを直感的に共有できる優れた性質を持っています。本プロジェクトはオノマトペのこうした性質に着目し、日本各地のオノマトペを収集・整理しながら、現代社会におけるコミュニケーションのさまざまな課題に向けた、新たな活用法やコンテンツなどを提案していきます。
『オノマトペラボ』は、日本語オノマトペ研究者である明治大学の小野正弘教授に総合アドバイザーとして参画いただいているほか、研究テーマの内容に応じて、内外の研究者、学術団体、企業、メディアなどと連携し、より具体的なソリューション提供を目指していきます。また、ラボのwebサイト(http://onomatopelabo.jp/)は本日10月18日に本格オープンいたしました。このサイトでは一般参加型のコンテンツも用意し、訪問者が楽しみながらオノマトペへの理解を深めつつ、将来的にはオノマトペの「今」を収集、分析できるような仕組みも備えていきます。
本プロジェクト最初の取り組みは、「メディカルオノマトペ」と題し、医療現場におけるコミュニケーションをテーマにオノマトペが果たす機能についての可能性を探ります。中でも多くの疾患で主訴となる「痛み」に着目し、疼痛患者4,505人を対象としたオノマトペ調査を行っております。なお、本研究においては日本大学総合科学研究所の小川節郎教授に監修をいただいているほか、病院検索・薬検索・医療情報サイトのQLife(http://www.qlife.jp/)の協力により進めております。
PR会社であるオズマピーアールと、日本語研究の国際的拠点である国語研は、本プロジェクトで双方の知見を共有、研究することで社会に資するさまざまなソリューションを提供していくことを目指してまいります。
■株式会社オズマピーアール
1963年設立以来、日本での活動のパイオニア的存在として業界をリードしてきた総合PR会社。豊富な経験とケーススタディを持ち、国内外の企業、政府関係機関、公的団体などをクライアントに、総合的な広報PR活動を行なっている。
http://ozma.co.jp/
■大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立国語研究所
日本語研究の国際的拠点として国内および海外の大学・研究機関と大規模な共同研究を展開している。共同研究の成果は広く社会に発信・提供し,様々な応用研究に役立てることも重要な使命としている。
http://www.ninjal.ac.jp/
「オノマトペラボ」担当研究員
・竹田晃子 特任助教
・田中牧郎 准教授