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日経新聞記事、コラム日本語日記が3回目、日曜版文化面に掲載。筆者はよく知る、『百年前の日本語』(岩波新書、2012)、『正書法のない日本語』(岩波書店、2013)、ほかにも、多くを学ばせていただいている。
国語学をいわず、日本語文献学とする。
それでちょっと気になったのが、この日本語学者という記載のところ、新聞社がそうしている面もあるかと思ったが、違うようでもある。が、世の流れで、日本語学を専攻する研究者と、国語学を専攻する研究者は、国語学者と呼ばれるというふうに、区別することなくとウイキペディアは過渡的な様相である。
そして、祖父は山田孝雄、伯父の山田忠雄、山田俊雄も著名な日本語学者、という記述が、ご本人の項目で人物の説明文章にに見えた。
それでその分別はここではいま、議論しないことにして、この項目で編集方針にあるのが、
>この記事を編集する際は、存命人物の伝記の方針に従うことが強く求められます。以下のような記述は記載されるべきではありませんし、既に記述があれば速やかに除去しなければなりません。
本人が公表していない個人情報(本名、生年月日、出身地・居住地、出身学校など)
顕著な活動をしていない親族(親、兄弟・姉妹、配偶者、子供、親戚など)
噂や執筆者の憶測
出典の無いまたは信頼性の乏しい出典による批判的な記述
潜在的に論争となりうる(特に存命人物に対する名誉棄損や侮辱に該当する)記述
というのは、この頃のSNS風潮に合わせると至極まっとうなところで、日本語学者には当てはまらないであろう。
https://seibundo-pb.co.jp/index/ISBN978-4-7924-0924-1.html
>。以前は「日本語学で、現代ではなくて過去の日本語を扱います。時期は中世期で、表記にも興味があります」と答えていた
日本語学講座 全10巻 今野真二著
こう思うのもまた、グラハンという、筆者自身にも聞きなれない言葉の紹介であった。ベツコミという少女漫画誌にある連載に話題を求めている。ブルーフライト~グラハン女子物語り~というタイトルだそうだが、グラハンは、グランドハンドリングのことと解説もあるそうだ。
空港の裏方お仕事図鑑、というサイトを見ると詳しい。
定時出発を支える影のプロフェッショナル集団 【「グラハン」ってどんな仕事?】
https://hataraku.jfaiu.gr.jp/article-what-is-ground-handring.php
Ground handling、業務に携わるスタッフをグランドスタッフ、そこに従事するグランドハンドリング企業もあるようである。
グラハン業者となると、国土交通省のサイトにも見える。
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001512161.pdf
ホーム>政策・仕事>航空>グランドハンドリングの体制強化>グランドハンドリング
となると、コミック誌の興味なのか、自分が知らない言葉を自分が知らない仕事に結びつけている感想だということか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/46/8d49be90766310b35880585f96f140a9_s.jpg)