現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

肺がん

2015-06-06 | 日本語百科
癌に罹ったことを話す。
同じテーブルに6カ所のガンの転移を語る級友がいて同期50周年の曰くである。

それにしてもすさまじい闘病であるが、がんを克服し、それをこうして50年ぶりに会うことでやってきて、次はもうないとばかり、つぶやき続けていた。

表皮に見える悪性の腫瘍が癌であったものを、内部に潜むガンと表記し、その細胞転移から、がんとなる。
かかるにしても、罹患となれば大病である。

>日本語では平仮名の「がん」と漢字の「癌」は同意ではない。平仮名の「がん」は、「癌」や「肉腫」(Sarcoma)、白血病などの血液悪性腫瘍も含めた広義的な意味で悪性腫瘍を表す言葉としてつかわれているからである。

と、書かれたウイキペディアの解説を引いたことがあるが、日本人の50%の、がん、と言おうか、2人に1人がそうだと言おうか、悪性腫瘍になる可能性があると言われる。

タイトルは3年前にかかった病名で右上肺の、それは肺の18分の3に相当する部位を切除している。
永らえてとはまだまだ言えない4年目のひとときに、顔色を見れば、同病相憐れむの情がわかる。




取り扱われる。扱いを受ける。
①論議・審議の対象として取り上げられ,処理される。 「例の件は今日の会議に-・る」 「裁判に-・る」
②面倒をみてもらう。 「子に-・ると云ふ日本特有の風習/半日 鷗外」
③診察を受ける。治療を受ける。 「医者に-・る」
・・・…
かかる(掛・懸・架・ 繫 ・係・罹)
「掛かる」は“ぶら下がる。ひっかかる。作用が及ぶ。行動に移る”の意などに広く用いられるが,仮名書きも多い。「壁に絵が掛かる」「魚が網に掛かる」「迷惑が掛かる」「暗示に掛かる」「修理には大金が掛かる」「これがすんだら仕事に掛かる」  「懸かる」は“中空にある。金品の提供がある”の意。「月が中天に懸かる」「霞が懸かる」「犯人には賞金が懸かっている」  「架かる」は“かけ渡される”の意。「谷につり橋が架かる」「空に虹が架かる」  「繫る」は“ひもで縛られる”の意。「お縄に繫る」  「係る」は“関係する。かかわる”の意。「国家の大事に係る問題」  「罹る」は“病気になる”の意。仮名書きが多い。「重い病気に罹る」



ウイキペディアより

「癌」を表す「Cancer」は、かに座 (Cancer) と同じ単語であり、乳癌の腫瘍が蟹の脚のような広がりを見せた[4]ところから、医学の父と呼ばれるヒポクラテスが「蟹」の意味として古代ギリシャ語で「καρκίνος (Carcinos)」と名づけ、これをアウルス・コルネリウス・ケルススが「Cancer」とラテン語訳したものである。
漢字の「癌」は病垂と「岩」の異体字である「嵒」との会意形声文字で、本来は「乳がん」の意味である。触診すると岩のようにこりこりしているからで、江戸期には「岩」と書かれた文書もある。
>「悪性腫瘍」とは、腫瘍の中でも、特に浸潤性を有し、増殖・転移するなど悪性を示すもののことである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。