子守唄に、およれ およれ とあった。
眠れ眠れと言っているのかと辞書を見てもらうと、なんと、その通りであった。
初めは揺り籠にゆれて、ゆらゆらとも思ったりした。
が、そう言えば、御夜 であるのかと、再び辞書を引いてみた。その語誌には、
>動詞として確立した中世後期には、敬意の高い女房詞として用いられ、近世初期になると、一般女性にも使用が広がる。なお、起きることの意の尊敬の名詞「おひる(御昼)」は動詞化していない。
女房言葉であるから、上品語とでもいうべきか。
およるになる との敬語法で用いる。日本国語大辞典によって、語誌とともに確かめた次第である。
>寝ることを、その動作主を敬っていう語。おやすみ。→およるになる。
*中務内侍〔1292頃か〕弘安四年八月一六日「御よるののちも、とみにねられず」
*とはずがたり〔14C前〕二「うごかでゐたるを、御よるにてあるを、かたになど、さまざまおほせらるるに」魅入られる
ちなみに、サイトを検索していると、次の紹介があった。
文祥堂フォーラム 第295回 子守唄に綴られた日本 ~女性の立場と子育ての移り ...
www.bunshodo.co.jp/pre/forum/backnumber/295.html
2010/04/14 - また、子守唄は文学作品の中にも取り上げられていたり、《源氏物語》《徒然草》には女性の生き方、子育ての方法が .... 寝んねこ寝んねこ 寝んねこせ音せでおよれ 犬の子犬の子 目だに覚めたら 背にきつと背負ふてののへ参らふ参らふ のの ...
>なにげなく歌っている日本の子守唄の曲数は、世界に類を見ない多さです。歌詞の内容は日本独特のもので、歌い手の思いは勿論のこと、各時代における人々の生き方、風習、伝統が今も息づいています。
>寝んねこ寝んねこ 寝んねこせ
音せでおよれ 犬の子犬の子 目だに覚めたら 背にきつと背負ふて
眠れ眠れと言っているのかと辞書を見てもらうと、なんと、その通りであった。
初めは揺り籠にゆれて、ゆらゆらとも思ったりした。
が、そう言えば、御夜 であるのかと、再び辞書を引いてみた。その語誌には、
>動詞として確立した中世後期には、敬意の高い女房詞として用いられ、近世初期になると、一般女性にも使用が広がる。なお、起きることの意の尊敬の名詞「おひる(御昼)」は動詞化していない。
女房言葉であるから、上品語とでもいうべきか。
およるになる との敬語法で用いる。日本国語大辞典によって、語誌とともに確かめた次第である。
>寝ることを、その動作主を敬っていう語。おやすみ。→およるになる。
*中務内侍〔1292頃か〕弘安四年八月一六日「御よるののちも、とみにねられず」
*とはずがたり〔14C前〕二「うごかでゐたるを、御よるにてあるを、かたになど、さまざまおほせらるるに」魅入られる
ちなみに、サイトを検索していると、次の紹介があった。
文祥堂フォーラム 第295回 子守唄に綴られた日本 ~女性の立場と子育ての移り ...
www.bunshodo.co.jp/pre/forum/backnumber/295.html
2010/04/14 - また、子守唄は文学作品の中にも取り上げられていたり、《源氏物語》《徒然草》には女性の生き方、子育ての方法が .... 寝んねこ寝んねこ 寝んねこせ音せでおよれ 犬の子犬の子 目だに覚めたら 背にきつと背負ふてののへ参らふ参らふ のの ...
>なにげなく歌っている日本の子守唄の曲数は、世界に類を見ない多さです。歌詞の内容は日本独特のもので、歌い手の思いは勿論のこと、各時代における人々の生き方、風習、伝統が今も息づいています。
>寝んねこ寝んねこ 寝んねこせ
音せでおよれ 犬の子犬の子 目だに覚めたら 背にきつと背負ふて