日本語語彙を語の論とするのは語の集合に対する語の体系としてのとらえ方による。語彙意味論と展開し、語彙史となる。また文法に対する語構成論として展開する。再説すると、語の体系は語彙となって構造を持つととらえられた。語彙体系ということなのだが、それは構造体だとなると、どのように語のまとまりを見ることになるか。いわく、親族語彙、色彩語彙、温度形容詞語彙など。そのまとまりはそれぞれに語と意味の関係を広げて体系を求めることになるから構造でなければならない、というようなことになってしまった、というのは、親族の呼称を並べてそこに順序や序列があるとするなら、それは語にあるのではないし、色彩を語に見ていくら並べてみてもそれは明度とか彩度とかによって語を区別することであるし、温度を表すのであるから低い方から高い方へ並ぶのかと思えばそうではなくて気体液体個体の状況をとらえるようなことである。
ただ語彙であるのでその範囲の取り方には語と意味の関係を基準のようにすることはできるし、語彙体系であるので、言語によって異なりを見せれば、それは社会学的興味に始まる、あるいは色彩感覚の地域差のようにもなるし、気温のあらわれでは微妙なことになる。
語彙を構造を持つかどうかはともかく、語のまとまりを語と意味の関係でさまざま、区分けするようなことであった。漢字を見てその部首で文字の成立を議論するような類であろう。
語の論
語構成論
【語構成】
ある一つの語が、どのような要素によって組み立てられているかということ。例えば、「あさひ」が「あさ(朝)」と「ひ(日)」とによって組み立てられているという類。本辞典の見出しでは、例えば「あさひ」は「あさひ」のように空きを設けることで個々の語の語構成を示す。
語基・接辞
語基(base)
接辞(affix)
派生
複合
屈折
語と意味
名詞 意味 ある表現に対し、それによって示される内容、概念。
類義・反義 対義 意味領域
語誌
ただ語彙であるのでその範囲の取り方には語と意味の関係を基準のようにすることはできるし、語彙体系であるので、言語によって異なりを見せれば、それは社会学的興味に始まる、あるいは色彩感覚の地域差のようにもなるし、気温のあらわれでは微妙なことになる。
語彙を構造を持つかどうかはともかく、語のまとまりを語と意味の関係でさまざま、区分けするようなことであった。漢字を見てその部首で文字の成立を議論するような類であろう。
語の論
語構成論
【語構成】
ある一つの語が、どのような要素によって組み立てられているかということ。例えば、「あさひ」が「あさ(朝)」と「ひ(日)」とによって組み立てられているという類。本辞典の見出しでは、例えば「あさひ」は「あさひ」のように空きを設けることで個々の語の語構成を示す。
語基・接辞
語基(base)
接辞(affix)
派生
複合
屈折
語と意味
名詞 意味 ある表現に対し、それによって示される内容、概念。
類義・反義 対義 意味領域
語誌