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反自民の地盤

2017-12-02 | ほんとうのところは
この地区の社会党、社民党、民社党と反自民勢力が選挙の地盤を固めているのはどうしてか、という疑問を持ち続けて、それが特に理由を持つものでは二と知りながら、名古屋のように独自の勢力もあるやに見えて、労働者の町であったから、とか、あれこれと思ってふっと、佐幕と勤皇であるのかと思い至る。江戸幕府には尾張三河の勢力があったわけであるから、そこに大政奉還を決めた勢力は、いまの時代を作る勢力となって、戦後はとくに与党としての地歩を確かにしている。それに対する野党となったのは幕府方としての地盤を持つところだからであると、単純に過ぎる対立を作って俯瞰をすることになる。もちろん、その地域に出身の代議士を見て、その地盤を色分けすることもできるから、人脈地脈の上で、政治の脈なるものを見て政脈とすれば、わかることがある。政界地図を府県別地域に落として政党別の色塗りをすればそこの地域の歴史が見えてくる。必ず当選をする公明共産の地域に政治活動があるか、全国区になる党派にはそれなりの背景がある、と気づくようなことで、これは2大政党モデルにしようとした、その萌えるが米国で、民主と共和の勢力が南北戦争来のものだという単純さにもよることなのである。

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