そもそも論という語がある、そもそも、話の原点に立ち返って意見を言うこと、か。論となれば、蒸し返す用法のことらしい。
そもそもの目的が違う
そもそもそれより
そもウクライナ戦争は奈辺に根源がありや。
そもそも侵略がなぜ起こったのか。
1か月に喃々とする攻撃の応酬に兄弟ともいう民族同士に何があるのか。
世界史の窓を見ると・・・
http://www.y-history.net/appendix/wh1501-117.html
> 一連の反革命戦争、干渉戦争に勝利し、新経済政策で経済体制を立て直し、ラパロ条約で国際的な認知を受けた後、1922年12月30日、ロシア=ソヴィエト連邦社会主義共和国(18年7月成立)に、ウクライナ・ベラルーシ・ザカフカースの三つのソヴェト社会主義共和国が加わって、「ソヴィエト社会主義共和国連邦」を成立させた。
>人口の54.6%はロシア人であるが、その他80以上の民族からなる多民族連邦国家であった。
>ソ連邦を構成した15共和国
ソ連邦を構成していた15カ国(ロシアは連邦共和国、他は共和国)。
スラヴ系など:ロシア・ウクライナ・ベラルーシ(白ロシア)・モルダヴィア(ルーマニア系。現モルドバ)
旧ザカフカース(カフカース山脈南部):グルジア(ジョージア)・アゼルバイジャン・アルメニア
中央アジア:カザフ・トルクメン・ウズベク・キルギス・タジク
バルト三国:エストニア・ラトヴィア・リトアニア
第二次世界大戦後の1945年10月に発足した国際連合にはソヴィエト社会主義共和国連邦は一国として加盟したが、スターリンの主張で、ウクライナとベラルーシは独立扱いとなり、国際連合に議席を有した。
http://www.y-history.net/appendix/wh1501-117.html#wh1702-012
>バルト三国のソ連邦からの分離独立宣言を機に、連邦制の維持をはかる共産党保守派の危機感が強まり、1991年8月に保守派がクーデターを決行、ゴルバチョフの排除とソ連邦の維持を図った。クーデターは失敗し、保守派は排除されたが、ゴルバチョフはこの混乱の責任をとる形でまず党書記長を辞任して、さらにソ連共産党の解党を決めた。12月にロシア、ウクライナ、ベラルーシがソ連邦を解体し独立国家共同体(CIS)を結成することで合意したため、ゴルバチョフはソ連邦大統領を辞任し、ソ連邦は解体し、終わりを告げた。
>ソ連の消滅
ゴルバチョフはなおもソ連邦の維持を図ったが、1991年12月8日にロシア、ウクライナ、ベラルーシのスラヴ系三共和国首脳がミンスク郊外に集まって1922年のソヴィエト連邦条約の無効を宣言し、代わって独立国家共同体(CIS)を創設することで合意した。12月25日、ゴルバチョフ大統領が辞任、12月26日にソ連最高会議がソ連の消滅を宣言した。こうしてソ連邦は1922年以来、69年の歴史に終わりを告げた。
ロシア、ウクライナ、ベラルーシのスラヴ系三共和国の間に、1991年来、2022年現在までの流れにあるものは何か。
http://www.y-history.net/appendix/wh1501-119.html#wh1501-063_0
>大飢饉(ホロドモール) 旧ソ連時代のウクライナで、1932~33年に起きた大飢饉は「ホロドモール」といわれている。ウクライナでは当時の独裁者スターリンによる虐殺と捉えている人が多い。それはスターリンの指示で「飢餓輸出」が行われ、当時のウクライナから食糧が消えてしまったからだ。ホロドモールによる死者は、400万とも1000万人とも言われているという。2018年11月24日にはキエフでポロシェンコ大統領も参加して犠牲者追悼の集会が開かれた。その背景には東部での親ロシア派との内戦が続いているウクライナ国民の反ロシア感情がある。ロシアのラブロフ外相はウクライナ人以外も犠牲になった「共通の悲劇だ」と反論している。<2018年11月27日 AFP時事>
>第二次世界大戦とウクライナ
ドイツ軍の侵攻と強制移住 1941年6月、ドイツが独ソ不可侵条約を破ってソ連に侵攻、独ソ戦が開始されると、バルバロッサ作戦の下、ドイツ軍が破竹の進撃を続け、11月にはウクライナ全土はドイツ軍の手に落ちた。スターリンはドイツ軍の進撃をくい止めるため、ウクライナの焦土化を図り、東ウクライナの工場地帯の住民約380万人(1000万人との説もある)と850の工場設備をウラル山脈を越えた遠隔地に強制的に移住させた。
ドイツ軍の占領 ウクライナを占領したドイツ軍はその地を穀物供給地として重視しただけでなく、人的資源をかり集め、オストアルバイター(東方労働者)と称してドイツ本土に移送し、強制的な労働に従事させた。またユダヤ人に対しては過酷な摘発を行い、85~90万が強制収容所に連行された。1943年1月のスターリングラードの戦いで形勢が逆転、ドイツ軍の後退が始まり、ソ連軍がウクライナに進撃し、同年9月までに全ウクライナを占領した。
国連に一議席をもつ 第二次世界大戦中の1945年4月のサンフランシスコ会議で可決された国際連合には、ウクライナとベラルーシはソ連と共に加盟し、原加盟国としてそれぞれ一票を与えられている。これは、大戦末期のクリミア半島のヤルタで開催されたヤルタ会談で、ソ連のスターリンが主張し、チャーチルが認めたことによって実現した。
そ‐も【▽抑】 の解説
[接]《代名詞「そ(其)」+係助詞「も」から》物事の根源を説き起こすとき、または改めて問題を提起するときに用いる。いったい。そもそも。それにしても。
「―、われの始めて君を見まつりしは」〈荷風・ふらんす物語〉
そも‐そも【▽抑】 の解説
[名]《接続詞「そもそも」が文頭に置かれるところから》最初。発端。副詞的にも用いる。「この話には―から反対だった」「目的が―違う」
[接]改めて説き起こすときに用いる語。いったい。だいたい。さて。「―人間というものは」
デジタル大辞泉
物事を原初に立ち返って論じること、さかのぼって必要性や存在意義などを問うこと、などを意味する表現。 「どのようにするか」を議論しているときに「そもそも、どうしてそれが必要か」という問いを蒸し返すようなあり方。
「そもそも論(そもそもろん)」の意味や使い方 Weblio辞書https://www.weblio.jp › content › そもそも論
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82%E8%AB%96
>そもそも論とは、日本国内における論説の一つである。
概要
論説の冒頭が「そもそも~」で始まることから命名される。例えば以下のような例文
そもそも出版社が自己利益を優先しすぎたことにより規制を緩くしほとんど皆無に等しいチェックになっている事が問題であり出版社のチェックを強化すればこの問題は収まる話である
このように記述する、説明者は説明の冒頭に付けることによってその問題点や本来の原因などを明確にすることができる
>「そもそも」とは日本語の副詞・接続詞である。
概要
論じていた内容から一旦離れて、その論じていたことの根本的前提について語り始める時に用いられる。
これを悪用して、前提について語るとみせかけて全く関係ない方向に話を持っていく使われ方をすることがある。
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