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句点は句を切ることを意味する。ただ、句切れとなると用語に和歌文学か、現代短歌で用いる。
句点を文の終止に打つという区切り符号の約束がある。ただし、この句は文を意味していない。日本文学が入れた用語で、もとはと言えば、 漢文を読むときの句の切れ目につける符号というから、この役割は用途が伝統的である。伝統などと、それ以上に説明を要しないようなことで、転用したのは、
>文章を書くとき、文の切れ目につける符号。 特に、現在では、文の最後の字の右下に小さく添える中白の点。 精選版日本国語大辞典より
と見えるように、文法の規則になるところ、この引用でも、現在で云々、というふうに定かに説明がない。
約物として、これは印刷用語の区切り符号で、この用法はわかりよい。というと、実はこれも、中国文章の説明からなることである。
ことは、句読点という符号であるから、幼少からなじむ文に用いる記号として常識になる。
英語学習でピリオドと知る。または、a full stop、これを打たない、打ち間違うと文にならないという文法規則を学習したが、periodの意味には、時代としての意味に始まって、様々である。句点というほどのシンプルな日本語での理解があるのは便利なはずだが。
ピリオド period
期間
>period は長短に関係なく期間の意の一般語; era は根本的な変化や重要な事件などで特徴づけられる時代; epoch は era とほぼ同義; age はある大きな特色またはある権力者に代表される時代》.
類語に、辞書の掲げる、丸(まる) 、読点(とうてん) 、点(てん) 、句読点(くとうてん) というのは、どれもこれも慣用である。
句点は日本語文法に説明する、文の終止符号になるというのは、その規則を言うものではないから、融通されてしまう。それが、コピーライターによる意味不明の用法と、いろいろと利点を言うのだけれども、これ、つけてもいいんだろうとなっている。常識の事柄にインパクト用法の意味を加えたコマーシャルであったから。