い抜き言葉と言う。食べてる、のんでる、わかってる、のように使う言葉をさしている。ら抜き言葉、れ足す言葉、さ入れ言葉などとならんで、どういうことか。日本語の乱れを説明するときに出てくる。誰が言い始めたんだろうかと、文化庁の調査、国語研究所による国語の揺れ、NHKの放送研究所の説明に出てくる。その命名は、ら抜きの言葉として食べる、食べられる、食べれる、寝る、寝るれる、寝れる、という変化をする現象に、対照して、ら抜きと言ったことが一般化した。それにはまた、可能の言い方をさらに、読める、読めれる、行ける、行けれる、のような誤用に現われたことばを示して説明する。さ入れの言葉には、聞かさせていただきます、直ささせていただきます、待たさせていただきます、といった例である。
>【サ入れ言葉】
「移らせていただきます」
「帰らせていただきます」
「歌わせていただきます」は、正しい
「言わさせていただきます」は、「言わせていただきます」と、
「置かさせていただきます」は、「置かせていただきます」と、
「預からさせていただきます」は、「預からせていただきます」と、
「見させていただきます」は、「見せていただきます」と、
「急がさせてすみません」は、「急がせてすみません」と、
、
「さ入れ」は、五段動詞と一段動詞の混同からきた誤用。
「させていただく」の形にする場合、一段動詞と「くる」と「する」には「さ」が入るが(「始めさせていただく」「こさせていただく」「連絡させていただく」)、五段動詞は「~せていただく」になる(「聞かせていただく」「直させていただく」「待たせていただく」)。
い抜きとは、動詞の補助用言として、~ている、について、~てる、という語の熟合をさす。
>【サ入れ言葉】
「移らせていただきます」
「帰らせていただきます」
「歌わせていただきます」は、正しい
「言わさせていただきます」は、「言わせていただきます」と、
「置かさせていただきます」は、「置かせていただきます」と、
「預からさせていただきます」は、「預からせていただきます」と、
「見させていただきます」は、「見せていただきます」と、
「急がさせてすみません」は、「急がせてすみません」と、
、
「さ入れ」は、五段動詞と一段動詞の混同からきた誤用。
「させていただく」の形にする場合、一段動詞と「くる」と「する」には「さ」が入るが(「始めさせていただく」「こさせていただく」「連絡させていただく」)、五段動詞は「~せていただく」になる(「聞かせていただく」「直させていただく」「待たせていただく」)。
い抜きとは、動詞の補助用言として、~ている、について、~てる、という語の熟合をさす。