現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

言語

2017-10-08 | 日本・日本人
言語を言と語に分けてとらえる。言語は語言とはならなかった。ことば、ことをば、言の葉とする、口の端にも、言語との隔たりをみる。言には、言う、語には、語るとする、この、ことばのとらえ方には、根本的なことがらがあるにもかかわらず、日本語、日本言語のちがいを説明するものはない。日本語は抽象された、漢語、英語、そして米語との対照において一つの単位をなす語である。日本言語はありのまま、そのままのわたしたちのことばである。言語に、詞を認めるのは詞章をみる。辞をもってするのは、ひとつひとつのあらわれをみる、詞辞の対をも学ぶことで、言語の分析をした。辞書があって、辞典とは言うが、詞典、詞書とはならなかった。日本言語は物事の表現に思想と意思をあらわす上に感情をも表すと説明する。嘆きからする感情移入はどの言語でも同じであるが、それをもって、感情表現が言語すべてによるというのではないから、日本語が感情を表わすというとらえ方は、きわめて特徴的なことである。




日本人の言語性

日本人の言語性を考える。言語を取り入れて日本語を工夫してきたとする。その借用は漢語と英語に顕著である。その言語性を、言語を駆使する、言語運用のことであるとするなら、今までの日本語は......




日本人の言語性を考える。言語を取り入れて日本語を工夫してきたとする。その借用は漢語と英語に顕著である。その言語性を、言語を駆使する、言語運用のことであるとするなら、今までの日本語は漢語である中国語とアメリカ口語に英語を学ぶ、それを行い続けてきたとみる。漢語は漢文として、英語は幕末近代以降に文明の開化に用いてきた。それはまた、永く日本語とは漢語和語外来語の語彙を混成させてきたとする見方がある。日本語は有史以来、漢字を言葉として千数百年に和語と対比し続け、訓読による文法を運用と学び、近代においては、百数十年の間に欧州の諸地域の言語を文明開化の語とし、その文法を論理として再構築して、あと1950年前後になってアメリカ口語である英語を取り入れた。この千数百年と百数十年は言語を学ぶことにおいて日本人お言語性に等価となる結果となった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。