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狂言 鬼瓦

2017-11-19 | 木瓜日記
辻狂言と銘打った芸どころの、そのフィナーレを飾った。やっとかめ文化祭の、およそ1月におよぶ、やっとかめ、である。お久しぶりであるのは、5回目となるが、ようおいでになった、というのが、やっとなゃあ やっとにゃあ あわなんだけど まめだったきゃ と、やっと には思い入れがある語になる。辻狂言の由来を書いてと言われて、困ったと狂言研究者が言っていたが、辻説法、辻談義、辻立ちをいうことに、辻芝居がいいところ、狂言を辻でやることはない。相狂言としての芸能はそれなりの座がある。猿楽を神社でするのはすたれてしまったから、辻に出ることもなかった。狂言共同社による演目は、18日、鐘の音を聞く、金の値の聞き違いであった。にほんごであそぼ、番組にあった、破れ鐘が、ここは、びしゃびしゃ、となる。19日、鬼瓦を観た。昆布売りから8回目を終えた。円頓寺商店街には、やっとかめバーも出店していた。





http://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005150311_00000&p=general
狂言「鐘の音」

則ちこれに寺が有る。先づ此鐘の音を聞かう。えいえいえい。ぢやんもんもんもんも。先づ是は大抵の音ぢや。 又是に寺が有る。此鐘の音を聞かう。えいえいえい。ぱーん。さてもさても薄い音ぢや。もそつとほかの寺へ参らう。 又是に寺が有る。先づ此鐘の音を聞かう。えいえいえい。じやぐわじやぐわじやぐわじやぐわじやぐわ。こりゃ破れ鐘ぢや。またほかの寺へ参らう。 あれに大きな寺が有る。さらば此鐘の音を聞かう。えいえいえい。こんもんもんもんも。さてもさても冴へたよい音かな。さりながら念の爲ぢや。も一度聞いて見よう。えいえいえい。こんもんもんもん もんもんもんもんも。


>和泉流は、江戸時代初頭に京都の素人出身の職業狂言師である手猿楽師(てさるがくし)として禁裏御用を務めつつ、尾張藩主徳川義直に召し抱えられていた七世山脇和泉守元宜が、同輩の三宅藤九郞家、野村又三郞家を傘下に収めて創流した流派である。宗家は山脇和泉家で、一応の家元制度を取ってはいたが、三派合同で流儀を形成したという過去の経緯もあり、近世を通じて家元の力は弱かった。特に三宅藤九郞家と野村又三郞家には和泉流における狂言台本である六義(りくぎ)を独自に持つことができる特権があり、そうした面からも一定の独自性が保たれてきた。

www.kyogen.co.jp
鬼 瓦(おにがわら) | 演目あらすじ | 狂言共同社 - 和泉流 山脇派 -

鐘の音(かねのね)
登場人物/召使い・主人   上演時間/約25分
主人は召使い(=太郎冠者)に、鎌倉へ行って「かねのね」を聞いて来い、と云い付け使いに出します。召使いは円覚寺・極楽寺など鎌倉の寺々を巡り、「鐘の音」を聞き比べて報告しますが、主人は褒めるどころか怒りだし、その訳を尋ねてみると・・・。


鬼瓦(おにがわら)
登場人物/大名・召使い   上演時間/約20分
訴訟の件があって、長らく都に滞在していた大名。漸く落着し目出度く帰国の運びとなります。このように無事帰国できるのは、日ごろ信仰する因幡堂薬師如来のご加護のおかげと、召使いの太郎冠者を連れて御礼に参上します。国元にもこれに似た薬師如来を安置しようと考えた大名は、堂を建立するために外観の造りを見学していると・・・。

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