不老不死、生老病死、そして孤独死と、それは洋の東西を問わず、人が迎える未知の世界に、誰もが語り伝えることのない、見てもそれにとどまることができない境界である。痛いものは痛い、怖いものは怖い、つらいものはつらいと言えれば、その痛み、怖さ、つらさを分かち合えるかどうか、老いという語にはそれを一人でこらえる命の果てにあるものがある。生まれつき、人は一人ではないが、いずれひとりになるので、その心を持つか、持てるか、持たざるか、いつのころからか、その思いに向かうことになる。
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老人はコールセンターにすがりつく…。肩書を失ったエリートほど“寂しい老後”が待つ現実
ライフスタイル
ダ・ヴィンチニュース
2019.03.12
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長い仕事人生で染みついた「上下の関係」。出会う人すべての力関係を見定め、会社の秩序にもとづいた関係であるかのように振る舞う。これを藤原氏は「上下の対話」と表現する。仕事に生きてきた男性ほどこの「習性」が強く、個人として「対等の対話」を求められる老後はストレスがたまりやすい。老後になって“肩書を失った環境”に適応できない人はやがて人間関係が億劫になり、気がつけば孤独になるという。
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藤原智美
’55年福岡市生まれ。
’90年に『王を撃て』で小説家としてデビュー。
’92年に『運転士』で第107回芥川賞受賞。
その後、小説創作のかたわらドキュメンタリー作品も手がける。
『この先をどう生きるか 暴走老人から幸福老人へ』(藤原智美/文藝春秋)
内容紹介
『暴走老人!』がベストセラーとなったのは2007年。それから10年あまり、暴走老人は減少する気配もなく、少子高齢化社会が進む日本。老後本があふれる中で、『暴走老人!』の著者が考え抜いた「幸福老人」への道とは?
「人生100年」という言葉にまどわされるな。
老人と「ネット」の関わり方。
新老人の「孤独」を分析する。
書くことで心を再生するには。
家事が命の土台となる。
生きがいある老後に「本当に必要なもの」は何かを問う、定年前後世代必読の書!
内容(「BOOK」データベースより)
書くことで心を再生、家事が命の土台、「虚栄心」が墓穴を掘る、「対等の話法」を身につける…定年前後世代がやるべきことはコレだ!!『暴走老人!』の著者が出した答え。