愛国の作法を10年前に読んだ感想があった。ページを繰って、サイトでブックレビューを見た。
愛国の作法
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ほんとうに国を愛するとはどういうことか。その先にあるのは希望か絶望か。「改革」で政府によって打ち捨てられた「負け組」の人々ほど、「愛国」に癒やしを求めるのはなぜか。日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている注目の政治学者が、「愛国心」という怪物と真正面から格闘する。 Google Books
初版発行: 2006年
著者: 姜尚中
https://www.amazon.co.jp/%E6%84%9B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%B3%95-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A7%9C-%E5%B0%9A%E4%B8%AD/dp/402273101X
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商品の説明
内容紹介
北朝鮮のミサイル実験と中国の軍事的台頭。靖国参拝と歴史認識をめぐり膠着する日中・日韓関係。風雲急を告げる東アジアで、日本の立ち位置が試されている。今後焦点となる改憲、歴史の見直しとどう向き合うか。愛国心を押しつけることで、何が損なわれるのか。本当の愛国とは。思考停止は許されない。いま最も注目の政治学者が、悩める国民に贈る、この国の正しい愛し方。
内容(「BOOK」データベースより)
ほんとうに国を愛するとはどういうことか。その先にあるのは希望か絶望か。「改革」で政府によって打ち捨てられた「負け組」の人々ほど、「愛国」に癒やしを求めるのはなぜか。日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている注目の政治学者が、「愛国心」という怪物と真正面から格闘する。
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春雨だ
2007年02月17日16:08
寒い、これまた業務の日、朝から曇り空が広がる
同じ試験でも院試となると個別の場合に応じる
その多様性が試験をする側や受ける側にかかわる
結果もそれに応じて出てくる
さらにもうひとつ、口述をおこなった
どの場合でも細かに論述を組み立てるのは大変だが、それを読み解くのもタイヘンだ
春休みと言いながらも忙しい、忙しいと、連発するゆえんである
そぼ降る雨に、あれこれ、試験にまつわって思うことが多い
愛国の作法は、かなしい
著者の出自がそうさせるし、いまだ見つけ得ない彷徨を思わせた
論理の組み立てに作法の語の定義が証明する
それは技術だという
同情は無用だろう
見つけた言葉は
民族の心を持ちながら
他の民族との協調を図ることこそ、愛国につながるとの言は、それが論理的であるほどに背景にある引き裂かれた地への抵抗がある
愛することも実は対象があって見えて触れてのことになる
理解することからの視点はそれを始点としても
どのように愛を感じることができよう
平常に持ちうる感情を回避して捜し求める国とは何か