130 日本語にはいくつの方言があるか
方言は地方の言葉のことである。地方と中央とが相対すると考えれば中央語に対し地方語があるというとらえ方になる。
それを地域によるとすれば、方処の言葉となり、方言は方処言でもある。
地方と中央の考え方に対して、方処、方処の言葉となると、その方処の区画はどうなるか。
方言数を方処ごとに数える、つまり地域があればその地域の数をもって方言の数とすることになる。
中央もまた方処の一つであるから、その捉えかたには中央語をも数える一つの方言となる。
地方の言葉について、いくつあるかと数えるのは、その地方の区切りかたによることになるので、その区切りの基準をどうするか。
言語の現象に求めることになる。
こうして方言はその地域、地域を探査して、方言調査による地域区分ができる。
その地域区分を方言の数として確認されるのはウイキペディアに一覧するものがある。
>本土方言と琉球方言は、文献時代に入る以前に分岐し、その後の往来も少なかったため、一聴する限り外国語同士に聞こえるほどの差が生じた。そのため、琉球方言を「琉球語」として、本土の日本語とは独立した別言語とする考え方がある。また、琉球諸島は地域ごとの方言差が本土以上に著しいため、琉球諸島各地に存在する方言をそれぞれ別個の言語と捉え、琉球方言ないし琉球語を「琉球諸語」として、異なる諸言語の集合と位置づける考え方もある。ただし、本土と琉球諸島の言語に対応関係があることは明らかであり、琉球方言を言語と見なす場合でも、日本語と琉球語(琉球諸語)は全く無関係の別言語ではなく、日本語族(日琉語族)を構成する姉妹言語とされる。
そもそも「言語」と「方言」の客観的な区別方法はなく、言語差の大小よりも、政治的条件や正書法の有無、話者の意識などで判別される傾向にある。ユネスコが2009年に発表した消滅の危機にある言語の調査では、琉球方言および八丈方言は「国際的な基準だと独立の言語と扱うのが妥当」であるとして、八重山語、与那国語を「重大な危険」、沖縄語、国頭語、宮古語、奄美語、八丈語を「危険」の区分に独立言語として分類した[1]。
なお、アイヌ語は日本国内で日本国民が用いてきた言語であるが、日本語と系統が異なる言語であり、日本語の方言と見なすことはできない。ただ、アイヌ語を母語や第一言語とする話者は減少しており、アイヌにも日本語が浸透しているのが現状である。
北海道方言(北海道)
内陸部方言
海岸部方言(浜言葉)
松前方言(松前町を中心に上ノ国町・福島町に分布)
道南方言(函館市を中心とする渡島・檜山地方の海岸部)
東北方言
北奥羽方言
津軽弁(青森県津軽地方)
下北弁(青森県下北半島)
南部弁(青森県および岩手県の旧南部藩領内)
八戸弁(青森県旧八戸藩領内)
盛岡弁(岩手県盛岡市。岩手県旧盛岡藩領内)
秋田弁(秋田県)(秋田弁の文法、秋田弁の音韻、秋田弁のアクセントも参照)
庄内弁(山形県旧庄内藩領内)
北越方言(新潟県の阿賀野川以北)
南奥羽方言
米沢弁による観光宣伝
岩手県南方言(岩手県南部。旧仙台藩領内)
ケセン語(岩手県気仙郡)
仙台弁(宮城県)
山形県内陸方言(山形県内陸部。山形弁を参照)
村山弁(山形市を中心とする村山地方)
新庄弁(新庄市を中心とする最上地方)
置賜弁(米沢市を中心とする置賜地方)
福島弁(福島県中通り)
浜通り方言(福島県浜通り)
会津弁(福島県会津)
関東方言
東関東方言(学者によっては東北方言に含める)
茨城弁(茨城県)
栃木弁(栃木県。足利市・佐野市付近は除く)
西関東方言
足利弁/両毛弁(栃木県足利市付近)
群馬弁/上州弁(群馬県)
埼玉弁(埼玉県。東部は東関東方言に近い)
秩父弁
房総弁(千葉県)(西関東方言と東関東方言の中間地帯)
東総弁(千葉県東部)
房州弁(千葉県南西部)
多摩弁(東京都多摩地域とその周辺)
神奈川弁(神奈川県)
横浜弁(神奈川県横浜市中心部)
相州弁(神奈川県西部)
郡内弁(山梨県郡内地方・神奈川県津久井郡西部)
東京方言/東京弁(東京都区部)
江戸言葉/江戸弁/下町言葉(東京下町)
山の手言葉(東京山の手)
首都圏方言(共通語と、東京方言を含む西関東方言を中心に各地の方言が融合して成立した新方言)
東海東山方言
越後方言(新潟県越後)
中越方言(越後中部)
新潟弁(新潟市を中心とする地域)
長岡弁(長岡市を中心とする地域)
中越南部方言(魚沼地方)
西越方言(越後西部)
上越弁(上越地方)
糸魚川弁(糸魚川市、旧青海町を除く)
北部伊豆諸島方言(東京都伊豆諸島の御蔵島以北)
ナヤシ方言(長野・山梨・静岡)
長野県方言/信州弁(長野県)
奥信濃方言(長野県栄村)
北信方言(長野、北信地域(栄村除く))
東信方言(上小、佐久地域)
中信方言(上伊那、諏訪、松本、大北地域)
南信方言(木曽、飯伊地域)
甲州弁(山梨県国中地方)
伊豆弁(静岡県伊豆半島)
静岡弁(静岡県中東部)
遠州弁(静岡県旧遠江国)
ギア方言(岐阜・愛知。学者によっては西日本方言に含める)
三河弁(愛知県旧三河国)
岡崎市を中心とする東三河と豊橋市を中心とする西三河に分かれる。
尾張弁/名古屋弁(広義)(愛知県旧尾張国)
名古屋弁(狭義)(名古屋市付近)
知多弁(知多半島)
美濃弁(岐阜県旧美濃国)
飛騨弁(岐阜県旧飛騨国)
八丈方言[編集]
八丈方言 (八丈島と青ヶ島。古代東国方言の特徴を色濃く残す)
西日本方言
北陸方言
佐渡弁(新潟県佐渡市)
西端越方言(新潟県糸魚川市旧青海町)
富山弁/越中弁(富山県)
魚津弁(富山県魚津市付近)
能登弁(石川県旧能登国)
加賀弁(石川県旧加賀国)
金沢弁(石川県金沢市付近)
白峰弁(石川県白山市白峰)
小松弁(石川県小松市付近)
福井弁(福井県嶺北)
奥越方言(福井県大野市・勝山市)
近畿方言
嶺南方言(福井県嶺南)
若狭弁(福井県若狭)
高浜弁(福井県高浜町)
敦賀弁(福井県敦賀市)
近江弁/江州弁/滋賀弁(滋賀県)
湖北弁(滋賀県長浜市・米原市)
三重弁(三重県)
伊勢弁(三重県旧伊勢国)
志摩弁(三重県旧志摩国)
伊賀弁(三重県旧伊賀国)
京言葉/京都弁(京都府南部。広義)
京言葉(京都市。狭義)
町言葉(市中心部の町人言葉)、花街言葉、御所言葉(かつての宮中言葉)など、職業別・地区別に細分される。
南山城方言(京都府南山城)
大阪弁(大阪府。広義)
摂津弁(旧摂津国。大阪府北部と兵庫県南東部にまたがる)
大阪弁(大阪市。狭義)
船場言葉(大阪市船場の商家言葉)
泉州弁(大阪府旧和泉国)
河内弁(大阪府旧河内国)
奈良弁/大和弁(奈良県)
奥吉野方言(奈良県吉野郡南部)
紀州弁/和歌山弁(旧紀伊国。和歌山県と三重県東紀州にまたがる)
丹波方言(旧丹波国。京都府中部と兵庫県東部にまたがる)
舞鶴弁(京都府舞鶴市)
播州弁(兵庫県旧播磨国)
神戸弁(兵庫県神戸市)
淡路弁(兵庫県淡路島)
関西共通語(大阪弁を中心に、共通語と関西の諸方言が混合した新方言)
中国方言
東山陰方言
丹後弁(京都府旧丹後国西部)
但馬弁(兵庫県旧但馬国)
因州弁/鳥取弁(鳥取県旧因幡国)
倉吉弁(鳥取県旧伯耆国東部)
東山陽方言
岡山弁(岡山県)
美作弁/作州弁、備前弁、備中弁
備後弁(広島県旧備後国)
福山弁(広島県福山市付近)
西中国方言
広島弁/安芸弁(広島県旧安芸国)
山口弁/長州弁(山口県)
石見弁(島根県旧石見国)
雲伯方言
米子弁/西伯耆弁(鳥取県旧伯耆国西部)
出雲弁(島根県旧出雲国)
隠岐弁(島根県旧隠岐国)
四国方言
北四国方言
阿波弁/徳島弁(徳島県)
讃岐弁(香川県)
東讃弁、西讃弁、小豆島弁
伊予弁(愛媛県大部分)
松山弁、今治弁、大洲弁、八幡浜・三瓶弁(西宇和弁とも)など。
南四国方言
土佐弁(高知県大部分)
四国西南部方言
宇和島弁(宇和島市を中心とする愛媛県南西部)
幡多弁(高知県旧幡多郡)
九州方言
豊日方言
両豊方言
福岡県豊前方言(福岡県旧豊前国)
北九州弁(福岡県北九州市)
犀川弁
筑豊弁(福岡県筑豊)
中津弁(大分県中津市)
大分弁(大分県大部分)
日向方言/宮崎弁(宮崎県大部分)
肥筑方言
筑前方言(福岡県旧筑前国)
博多弁(福岡市博多部を中心とする福岡都市圏の広い地域)
福岡弁(福岡市福岡部)
宗像弁(福岡県宗像市周辺)
日田弁(大分県日田市)
筑後方言/筑後弁(福岡県旧筑後国)
柳川弁(福岡県旧柳河藩領内)
大牟田弁(福岡県大牟田市)
佐賀弁(佐賀県)
佐賀弁(旧佐賀藩領内)
唐津弁(旧唐津藩領内)
田代弁(旧対馬藩領内)
長崎弁(長崎県本土)
佐世保弁(長崎県佐世保市)
壱岐弁(長崎県壱岐市)
対馬弁(長崎県対馬市)
五島弁(長崎県五島列島)
熊本弁(熊本県)
薩隅方言
鹿児島弁(奄美地方を除く鹿児島県)
諸県弁(宮崎県旧諸県郡)
種子島弁
屋久島弁
唐芋標準語(共通語と鹿児島弁が混合した新方言)
琉球列島
琉球方言/琉球語/琉球諸語
北琉球方言
奄美方言/奄美語
奄美大島方言/シマユムタ
北奄美大島方言(奄美大島北部)
南奄美大島方言(奄美大島南部、加計呂麻島など)
喜界島方言/シマユミタ(喜界島)
徳之島方言/シマユミィタ(徳之島)
沖永良部与論沖縄北部諸方言/国頭語
沖永良部島方言/シマムニ(沖永良部島)
与論島方言/ユンヌフトゥバ(与論島)
沖縄北部方言/ヤンバルクトゥーバ(沖縄本島北部、伊平屋島、伊是名島など)
沖縄方言/沖縄語/ウチナーグチ(沖縄本島中南部、慶良間列島、久米島、渡名喜島、粟国島など)
南琉球方言
宮古方言/宮古語/ミャークフツ
宮古島方言
伊良部島方言
多良間島方言
八重山方言/八重山語/ヤイマムニ
石垣島方言
竹富島方言
黒島方言
小浜島方言
新城島方言
西表島方言
鳩間島方言
波照間島方言
与那国方言/与那国語/ドゥナンムニ(与那国島)
方言は地方の言葉のことである。地方と中央とが相対すると考えれば中央語に対し地方語があるというとらえ方になる。
それを地域によるとすれば、方処の言葉となり、方言は方処言でもある。
地方と中央の考え方に対して、方処、方処の言葉となると、その方処の区画はどうなるか。
方言数を方処ごとに数える、つまり地域があればその地域の数をもって方言の数とすることになる。
中央もまた方処の一つであるから、その捉えかたには中央語をも数える一つの方言となる。
地方の言葉について、いくつあるかと数えるのは、その地方の区切りかたによることになるので、その区切りの基準をどうするか。
言語の現象に求めることになる。
こうして方言はその地域、地域を探査して、方言調査による地域区分ができる。
その地域区分を方言の数として確認されるのはウイキペディアに一覧するものがある。
>本土方言と琉球方言は、文献時代に入る以前に分岐し、その後の往来も少なかったため、一聴する限り外国語同士に聞こえるほどの差が生じた。そのため、琉球方言を「琉球語」として、本土の日本語とは独立した別言語とする考え方がある。また、琉球諸島は地域ごとの方言差が本土以上に著しいため、琉球諸島各地に存在する方言をそれぞれ別個の言語と捉え、琉球方言ないし琉球語を「琉球諸語」として、異なる諸言語の集合と位置づける考え方もある。ただし、本土と琉球諸島の言語に対応関係があることは明らかであり、琉球方言を言語と見なす場合でも、日本語と琉球語(琉球諸語)は全く無関係の別言語ではなく、日本語族(日琉語族)を構成する姉妹言語とされる。
そもそも「言語」と「方言」の客観的な区別方法はなく、言語差の大小よりも、政治的条件や正書法の有無、話者の意識などで判別される傾向にある。ユネスコが2009年に発表した消滅の危機にある言語の調査では、琉球方言および八丈方言は「国際的な基準だと独立の言語と扱うのが妥当」であるとして、八重山語、与那国語を「重大な危険」、沖縄語、国頭語、宮古語、奄美語、八丈語を「危険」の区分に独立言語として分類した[1]。
なお、アイヌ語は日本国内で日本国民が用いてきた言語であるが、日本語と系統が異なる言語であり、日本語の方言と見なすことはできない。ただ、アイヌ語を母語や第一言語とする話者は減少しており、アイヌにも日本語が浸透しているのが現状である。
北海道方言(北海道)
内陸部方言
海岸部方言(浜言葉)
松前方言(松前町を中心に上ノ国町・福島町に分布)
道南方言(函館市を中心とする渡島・檜山地方の海岸部)
東北方言
北奥羽方言
津軽弁(青森県津軽地方)
下北弁(青森県下北半島)
南部弁(青森県および岩手県の旧南部藩領内)
八戸弁(青森県旧八戸藩領内)
盛岡弁(岩手県盛岡市。岩手県旧盛岡藩領内)
秋田弁(秋田県)(秋田弁の文法、秋田弁の音韻、秋田弁のアクセントも参照)
庄内弁(山形県旧庄内藩領内)
北越方言(新潟県の阿賀野川以北)
南奥羽方言
米沢弁による観光宣伝
岩手県南方言(岩手県南部。旧仙台藩領内)
ケセン語(岩手県気仙郡)
仙台弁(宮城県)
山形県内陸方言(山形県内陸部。山形弁を参照)
村山弁(山形市を中心とする村山地方)
新庄弁(新庄市を中心とする最上地方)
置賜弁(米沢市を中心とする置賜地方)
福島弁(福島県中通り)
浜通り方言(福島県浜通り)
会津弁(福島県会津)
関東方言
東関東方言(学者によっては東北方言に含める)
茨城弁(茨城県)
栃木弁(栃木県。足利市・佐野市付近は除く)
西関東方言
足利弁/両毛弁(栃木県足利市付近)
群馬弁/上州弁(群馬県)
埼玉弁(埼玉県。東部は東関東方言に近い)
秩父弁
房総弁(千葉県)(西関東方言と東関東方言の中間地帯)
東総弁(千葉県東部)
房州弁(千葉県南西部)
多摩弁(東京都多摩地域とその周辺)
神奈川弁(神奈川県)
横浜弁(神奈川県横浜市中心部)
相州弁(神奈川県西部)
郡内弁(山梨県郡内地方・神奈川県津久井郡西部)
東京方言/東京弁(東京都区部)
江戸言葉/江戸弁/下町言葉(東京下町)
山の手言葉(東京山の手)
首都圏方言(共通語と、東京方言を含む西関東方言を中心に各地の方言が融合して成立した新方言)
東海東山方言
越後方言(新潟県越後)
中越方言(越後中部)
新潟弁(新潟市を中心とする地域)
長岡弁(長岡市を中心とする地域)
中越南部方言(魚沼地方)
西越方言(越後西部)
上越弁(上越地方)
糸魚川弁(糸魚川市、旧青海町を除く)
北部伊豆諸島方言(東京都伊豆諸島の御蔵島以北)
ナヤシ方言(長野・山梨・静岡)
長野県方言/信州弁(長野県)
奥信濃方言(長野県栄村)
北信方言(長野、北信地域(栄村除く))
東信方言(上小、佐久地域)
中信方言(上伊那、諏訪、松本、大北地域)
南信方言(木曽、飯伊地域)
甲州弁(山梨県国中地方)
伊豆弁(静岡県伊豆半島)
静岡弁(静岡県中東部)
遠州弁(静岡県旧遠江国)
ギア方言(岐阜・愛知。学者によっては西日本方言に含める)
三河弁(愛知県旧三河国)
岡崎市を中心とする東三河と豊橋市を中心とする西三河に分かれる。
尾張弁/名古屋弁(広義)(愛知県旧尾張国)
名古屋弁(狭義)(名古屋市付近)
知多弁(知多半島)
美濃弁(岐阜県旧美濃国)
飛騨弁(岐阜県旧飛騨国)
八丈方言[編集]
八丈方言 (八丈島と青ヶ島。古代東国方言の特徴を色濃く残す)
西日本方言
北陸方言
佐渡弁(新潟県佐渡市)
西端越方言(新潟県糸魚川市旧青海町)
富山弁/越中弁(富山県)
魚津弁(富山県魚津市付近)
能登弁(石川県旧能登国)
加賀弁(石川県旧加賀国)
金沢弁(石川県金沢市付近)
白峰弁(石川県白山市白峰)
小松弁(石川県小松市付近)
福井弁(福井県嶺北)
奥越方言(福井県大野市・勝山市)
近畿方言
嶺南方言(福井県嶺南)
若狭弁(福井県若狭)
高浜弁(福井県高浜町)
敦賀弁(福井県敦賀市)
近江弁/江州弁/滋賀弁(滋賀県)
湖北弁(滋賀県長浜市・米原市)
三重弁(三重県)
伊勢弁(三重県旧伊勢国)
志摩弁(三重県旧志摩国)
伊賀弁(三重県旧伊賀国)
京言葉/京都弁(京都府南部。広義)
京言葉(京都市。狭義)
町言葉(市中心部の町人言葉)、花街言葉、御所言葉(かつての宮中言葉)など、職業別・地区別に細分される。
南山城方言(京都府南山城)
大阪弁(大阪府。広義)
摂津弁(旧摂津国。大阪府北部と兵庫県南東部にまたがる)
大阪弁(大阪市。狭義)
船場言葉(大阪市船場の商家言葉)
泉州弁(大阪府旧和泉国)
河内弁(大阪府旧河内国)
奈良弁/大和弁(奈良県)
奥吉野方言(奈良県吉野郡南部)
紀州弁/和歌山弁(旧紀伊国。和歌山県と三重県東紀州にまたがる)
丹波方言(旧丹波国。京都府中部と兵庫県東部にまたがる)
舞鶴弁(京都府舞鶴市)
播州弁(兵庫県旧播磨国)
神戸弁(兵庫県神戸市)
淡路弁(兵庫県淡路島)
関西共通語(大阪弁を中心に、共通語と関西の諸方言が混合した新方言)
中国方言
東山陰方言
丹後弁(京都府旧丹後国西部)
但馬弁(兵庫県旧但馬国)
因州弁/鳥取弁(鳥取県旧因幡国)
倉吉弁(鳥取県旧伯耆国東部)
東山陽方言
岡山弁(岡山県)
美作弁/作州弁、備前弁、備中弁
備後弁(広島県旧備後国)
福山弁(広島県福山市付近)
西中国方言
広島弁/安芸弁(広島県旧安芸国)
山口弁/長州弁(山口県)
石見弁(島根県旧石見国)
雲伯方言
米子弁/西伯耆弁(鳥取県旧伯耆国西部)
出雲弁(島根県旧出雲国)
隠岐弁(島根県旧隠岐国)
四国方言
北四国方言
阿波弁/徳島弁(徳島県)
讃岐弁(香川県)
東讃弁、西讃弁、小豆島弁
伊予弁(愛媛県大部分)
松山弁、今治弁、大洲弁、八幡浜・三瓶弁(西宇和弁とも)など。
南四国方言
土佐弁(高知県大部分)
四国西南部方言
宇和島弁(宇和島市を中心とする愛媛県南西部)
幡多弁(高知県旧幡多郡)
九州方言
豊日方言
両豊方言
福岡県豊前方言(福岡県旧豊前国)
北九州弁(福岡県北九州市)
犀川弁
筑豊弁(福岡県筑豊)
中津弁(大分県中津市)
大分弁(大分県大部分)
日向方言/宮崎弁(宮崎県大部分)
肥筑方言
筑前方言(福岡県旧筑前国)
博多弁(福岡市博多部を中心とする福岡都市圏の広い地域)
福岡弁(福岡市福岡部)
宗像弁(福岡県宗像市周辺)
日田弁(大分県日田市)
筑後方言/筑後弁(福岡県旧筑後国)
柳川弁(福岡県旧柳河藩領内)
大牟田弁(福岡県大牟田市)
佐賀弁(佐賀県)
佐賀弁(旧佐賀藩領内)
唐津弁(旧唐津藩領内)
田代弁(旧対馬藩領内)
長崎弁(長崎県本土)
佐世保弁(長崎県佐世保市)
壱岐弁(長崎県壱岐市)
対馬弁(長崎県対馬市)
五島弁(長崎県五島列島)
熊本弁(熊本県)
薩隅方言
鹿児島弁(奄美地方を除く鹿児島県)
諸県弁(宮崎県旧諸県郡)
種子島弁
屋久島弁
唐芋標準語(共通語と鹿児島弁が混合した新方言)
琉球列島
琉球方言/琉球語/琉球諸語
北琉球方言
奄美方言/奄美語
奄美大島方言/シマユムタ
北奄美大島方言(奄美大島北部)
南奄美大島方言(奄美大島南部、加計呂麻島など)
喜界島方言/シマユミタ(喜界島)
徳之島方言/シマユミィタ(徳之島)
沖永良部与論沖縄北部諸方言/国頭語
沖永良部島方言/シマムニ(沖永良部島)
与論島方言/ユンヌフトゥバ(与論島)
沖縄北部方言/ヤンバルクトゥーバ(沖縄本島北部、伊平屋島、伊是名島など)
沖縄方言/沖縄語/ウチナーグチ(沖縄本島中南部、慶良間列島、久米島、渡名喜島、粟国島など)
南琉球方言
宮古方言/宮古語/ミャークフツ
宮古島方言
伊良部島方言
多良間島方言
八重山方言/八重山語/ヤイマムニ
石垣島方言
竹富島方言
黒島方言
小浜島方言
新城島方言
西表島方言
鳩間島方言
波照間島方言
与那国方言/与那国語/ドゥナンムニ(与那国島)