国際理解教育、いまは、国際教育という用語になっているそうだが、Education for International Understanding は、欧米では、ワールド・スタディーズ World Studies、グローバル・スタディーズ Global Studies、地球市民教育 Global Citizenship education 、持続可能な開発のための教育 Education for Sustainable Development 、 ESD などと呼ばれているようである。ユネスコが提唱している、1953年より、ユネスコ協同学校運動が行われ、いま、日本でもユネスコ・スクールとして、文部科学省では、参加校の世界最大を示しているという。
>ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校である。ASPnet UNESCO Associated Schools Project Network に加盟が承認された学校を指す。
>ASPUnivNet エイエスピーユニヴネットは、文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会がESD(持続可能な開発のための教育)の推進拠点と位置づけているユネスコスクールのパートナーとして、ユネスコスクールの活動を支援する大学のネットワークである。ユネスコスクール支援大学間ネットワークという表現も用いられる。
http://www.mext.go.jp/unesco/004/1339976.htm
トップ > その他 > 国際関係 > 日本ユネスコ国内委員会 > ユネスコの活動(教育) > 持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development) > ユネスコスクール
>
ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校です。文部科学省及び日本ユネスコ国内委員会では、ユネスコスクールをESDの推進拠点として位置付けています。現在、世界180か国以上の国・地域で10,000校以上のユネスコスクールがあります。日本国内の加盟校数は、「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」が始まった平成17年から飛躍的に増加しており、平成29年7月時点で1037校となり、1か国当たりの加盟校数としては、世界最大となっています。
加盟校一覧 - ユネスコスクール 公式ウェブサイト
www.unesco-school.mext.go.jp/schoolslist/
ユネスコスクール(ASPnet加盟校)による様々な取り組みやイベント、研修会等のおしらせ、持続発展教育(ESD)を実践するために役立つ情報や教材等を紹介しています。 ... ユネスコスクール加盟校一覧 ...
ウイキペディアより
>
国際理解教育(こくさいりかいきょういく、英語:Education for International Understanding)は、今日多くの先進国の小中学校で、既存の教科と並行して力を入れている教育テーマのひとつ。日本では総合学習としても行われ、小学校からそれぞれの学年に合った取り組みがなされる。環境教育、人権教育、開発教育などと並んで重要なものになっている。欧米では、この学習活動をワールド・スタディーズ(World Studies)、グローバル・スタディーズ(Global Studies)、地球市民教育(Global Citizenship education)、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development, ESD)などと呼ばれることが多い。また、類似する概念として多文化教育、グローバル教育などがある。
日本では、帰国生徒の増加、日系外国人労働者の増加と共にその重要性が急上昇してきた。外国語に触れる、外国人の語学教員を増やすだけでなく、総合学習の中でも、我々の日常生活の中に入り込んで、いまや不可欠になっている外国製品、外国からの輸入される農水産物、国と国の関わり、南北問題、東西問題、富と貧困、環境破壊と資源、戦争と軍縮、宗教と政治、信条のために迫害投獄される人たち、発達支援ボランティアなどから、文化的相対性、男性と女性の社会的な役割まで幅広いテーマを扱っている。また、日本ならびにその近隣諸国以外の国家や地域において行われている平和教育を日本において扱う場合は、国際理解教育に隣接した分野となる。
日本人の国際性
国際の語を各国の交際とする語構成を説明する。わかりよいが、もとは外交を意味していたから、国際のつく語は、international の訳語となって、国際間の意味内容を持つようになっ......
国際の語を各国の交際とする語構成を説明する。わかりよいが、もとは外交を意味していたから、国際のつく語は、international の訳語となって、国際間の意味内容を持つようになった。このことは国際という語をわかりにくくしている。日本人の国際性を論じるには、外交であるのか、いわゆる民間外交を指すか、あるいは国際間の異文化交流を目途とする活動であるか。さらに、グロ-バルという用語が、国際に代わって用いられて、訳語には全球と言った地球をとらえる用法が、いまだにそのまま国際と訳されているようである。さて、日本人が外交をよくするかどうかが、政治のことだけでなく、いうところの島国であるためか、交際を得意としないことが言われる。国際化として地域に国際交流としての動きはそれをあらわすかのような、地域の国際という現象である。異文化接触は図らずも、アジアの国々よりも、遠く地球の、日本と対極となる南米からの、デカセギによって地域の様子を変えることになった。その前に国際交流とあれば、それはやはり欧米に向いた活動であったかのような印象を受けていたので、地域に戻ってきたかつての移住者たちとの交流には国際化のことがらを地域住民に投げかけた。内なる国際の捉え方が日本人の精神性の問題となったのである。