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論理学

2022-09-05 | ほんとうのところは

論理学の方向は形式論理学と記号論理学と西洋移入の学問にはあるようである。真理を探究する哲学の論理は記号論理に論理式で意味を表わすようになったが、さて、この記号論理は形式論理のうちにあらわされるものを意味するようになったのだろうか。素人のつぶやきで、思考の過程を数式化すると言語はどうなってしまったか。
その説明をサイトに見ると、序章を引用しても、続くキーワードは、論理という語の何たるかを想像させる。
>この章のキーワード
思考の法則,記号論理学,論理式,命題論理,述語論理, 数理論理学,公理的集合論,論理主義,形式主義,直観主義, 公理,推論規則,形式的推論,形式的体系, 証明論,無矛盾性,決定問題,計算可能性,決定可能性, 不完全性定理,数学基礎論,超数学, 古典論理,非古典論理,直観主義論理,様相論理,多値論理,線形論理

論理思考、論理的思考というのはたやすいことではないのであるが、日本語になじむかのようなロジカルシンキングとの懸隔を思う。
> ロジカルシンキングとは、物事を体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える思考法のこと。「論理的思考」と訳されます。


https://kotobank.jp/word/%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6-153697
論理学(読み)ろんりがく(英語表記)logic 英語
日本大百科全書(ニッポニカ)「論理学」の解説




http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~kanehisa.takasaki/edu/logic/logic1.html
>記号論理学の誕生
一言で言えば,論理学とは我々のさまざまな思考を支配する法則 (思考の法則)を研究する学問である.論理学は長い歴史 をもつ.中でも有名なのはキリスト紀元前4世紀の古代ギリシャ時代 のアリストテレスによる論理学である.その流れを中世ヨーロッパの 哲学者が受け継いだが,アリストテレスを越えるものは長い間現れなかった.
論理学の研究が大きな変貌を遂げるのは19世紀に入って からであるが,その先駆けとも言えるのは17世紀の ゴットフリート・ライプニッツである.ライプニッツは 当時のさまざまな学問の体系化・記号化を企てた.今日でも 用いられている微積分学の記号法はライプニッツに遡るもの であるが,ライプニッツは論理学も同様に記号化することを 考えていた.

19世紀の新しい論理学の特徴はライプニッツが夢想していた ような記号的方法が現実のものとなったことにある.この 記号的方法を駆使する論理学をそれ以前の論理学と区別して 「記号論理学」と呼ぶ.記号的方法はちょうど数学に おける記号・数式の使用(これは16世紀のフランソワ・ ヴィエトに始まると言われる)に相当するもので,数式の 代わりに「論理式」(単に「式」ということも多い) を用いる.このような記号化によって数学的な研究方法が可能 になるので,記号論理学は別名「数理論理学」とも呼ばれる.
http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~kanehisa.takasaki/edu/logic/index.html#index
この講義資料は通年で講義を担当していた2000年〜2003年頃のものです.この講義の担当は2014年で終わりました.
数理論理学入門
高崎金久(京都大学)
〜京都大学での全学共通科目講義に基づく〜


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