昨日の総選挙の結果は何だったのだろう。悪い夢を見ているようだが、現実なのである。高村薫さんが新聞に書いていたが「ぽかんとして開票結果を見ていた。そして初めて気付いた。無党派は保守だったんだと」とある。
世の中の出来事をいつも冷静に分析する高村さんにして、この驚きである。
今日は三田から176号線で篠山市丹南町方面にドライブに出かけた。大山という地名を目にして、立ち寄って見ることにする。細い道を進むと、ハイカラな(古い表現だ)建物の並ぶ別荘地に出くわした。そこから戻って市民農園を覗いてから大山小学校の方に向かう。ふと見ると運動場の向こうに、古い木造の校舎があった。これはその写真だ。頭の中でぐるぐる脳が回り、歴史を紐解くように、郷愁感漂う校舎に見入っていた。初めて出会ったのに、意識の中でズレがない。
現実逃避なのか、一枚の写真でストーリーを描きたくなることがある。目をつむり、数十年前に戻って仮想の風景を覗き見るのだ。
≪田園風景の中で大勢の子ども達が、休憩時間にはしゃぎ回っているシーンが浮かんだ。そこにぽつんと片隅で、鼻水を垂らして友達の輪の中に入れない自分が居た。≫
世の中の出来事をいつも冷静に分析する高村さんにして、この驚きである。
今日は三田から176号線で篠山市丹南町方面にドライブに出かけた。大山という地名を目にして、立ち寄って見ることにする。細い道を進むと、ハイカラな(古い表現だ)建物の並ぶ別荘地に出くわした。そこから戻って市民農園を覗いてから大山小学校の方に向かう。ふと見ると運動場の向こうに、古い木造の校舎があった。これはその写真だ。頭の中でぐるぐる脳が回り、歴史を紐解くように、郷愁感漂う校舎に見入っていた。初めて出会ったのに、意識の中でズレがない。
現実逃避なのか、一枚の写真でストーリーを描きたくなることがある。目をつむり、数十年前に戻って仮想の風景を覗き見るのだ。
≪田園風景の中で大勢の子ども達が、休憩時間にはしゃぎ回っているシーンが浮かんだ。そこにぽつんと片隅で、鼻水を垂らして友達の輪の中に入れない自分が居た。≫